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(声を使う人向け)花粉症・傾向と対策

高野寛のnote

♪はーるがきーたー はーるがきーたー どーこーにーきたー
 鼻にきーたー 喉にきーたー 目ーにーもーきたー

全国2500万人の花粉症患者の皆さん、こんにちは。
普通こういう言い回しは誇張で書くものですが、最新の調査によると全国で4人に1人、東京だと2人に1人が花粉症に苦しんでるそうです。ヤバイですね。どれほどの社会的損失か。

僕は小児喘息に始まりアレルギーと共に歩む人生なので、花粉症も多分20年以上の付き合いだと思います。ハウスダストアレルギーも強いので、合宿で枕投げとかあると調子悪くなってました。春の花粉は杉とヒノキのダブルで2月〜GW明けくらいまで続くので、結構長いんですよね。犬猫も好きなのに反応あるから、飼うのは難しい。。。

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我々のように仕事で声を使う人にとって花粉症は死活問題で、数年前からこの時期にはライブの本数を減らしたり、ブラジルにレコーディングで逃げたりしてました。

今年は特に飛散量が多いみたいで、目はだいぶ辛いのですが、昨年末からの対策が功を奏したみたいで、鼻・喉は去年より楽で、薬もほとんど飲まずに済んでいます。せっかくなので研究結果(大げさ)をまとめようと思います。

*もちろん個人的な結果なので、すべての方に効果が保証されるわけではありません、念の為。

1. メカニズム

「歌声が鼻にかかっている」と言われることが多い僕ですが、子供の頃から耳鼻科に行くとアレルギー性鼻炎+鼻中隔湾曲気味と診断され、だいたい片方の鼻が詰まっていました。春先以外でも、鼻をかむことは多いです。

問題は鼻水が喉に落ちる「後鼻漏」です。後鼻漏のせいでタンが絡むとしゃがれた声になったり咳払いをしがちになって、それが声枯れの原因にも繋がります。(「耳鼻科医の診療日記」から画像をお借りしました)

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2. 対策

喘息に苦しんでいた20代前半、発作を抑える薬が効かなくなってアナフィラキシー症状に陥って苦しんだことがありました。以来、薬は「どうしても辛い時に楽になるためのもの」と捉えています。 

花粉に限らず、まず原因になるアレルゲンをなるべく体から遠ざけることが基本。つまり、鼻や喉に入ってしまった花粉をなるべく外に出す。

僕の場合、去年末から始めた鼻うがいがかなり効いたようです。春先に限らず、普段からハウスダストなどで日常的に起きている後鼻漏があったんだと思います。それを一日一回クリーンにする習慣をつけたら、鼻の機能が活性化してデフォルトの鼻の通りがよくなりました。その状態をキープして、花粉の影響も少なくなったみたいです。

鼻うがいは、普通に水道水を使うとプールで鼻に水が入ったような状態になり非常に辛いですが、ぬるま湯の生理食塩水を使うと染みないのです。この辺が参考になります。

僕はこれを使っています。入浴時にシャワーのお湯で塩水を作るとお湯を沸かす手間もなくて、何かと楽です。

歯磨きのように習慣になると、これをやらないとスッキリしない感じになってきます。冬場の風邪予防にもいいみたいです。

ただし、たまに長時間外出したときなど、完全に鼻が詰まってしまうと、鼻うがいも効かなくなるときもあります。そういう時は、おとなしく薬をのんで寝ますが。。(「4.対症療法」参照)

3. 予防

そのほか、予防で実践していることです。
どこにでも出てる、ありきたりの情報ですが。
・外出時はかならずマスク(湿らせたティッシュを4つ折りにして入れるのも◎)
・就寝時もなるべくマスク
・目頭や鼻腔にワセリンを塗る(鼻腔には綿棒でうっすらと)
・帰宅時、家の前で上着を払う
・規則正しい生活、よく寝て、刺激物と酒を控えめに(こういうことが、案外守れない。。。)

4. 対症療法

鼻水が止まらなくてどうしても辛い時だけ、耳鼻科で処方してもらった薬を(眠くなるので)寝る前に飲みます。僕の場合、ザイザルを半錠で充分。普段飲んでない薬はよく効きます。点鼻薬は前述の通り声がれの原因になりやすいので使いません。

最近教えてもらった「タウロミン」という漢方と西洋医学ミックスの薬もいいみたいです。薬局で買えます。

5. まとめ

アレルギーは生活習慣病でもあるので、今から鼻うがいを始めてもこの春に症状が劇的に良くなるかどうかはわからないのですが、僕と似た状態の方ならば、少し楽になるかもしれないですね。

東京は桜が咲いてきたけど、今年も花見はほどほどにしか出来ないかな。
なんとかならないんでしょうかね。ほんとに。


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