たかねー lグローバル×エンジニア採用×BizDev
OKRをゼロから作ってみた(運用編)
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OKRをゼロから作ってみた(運用編)

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前回OKR作成のところまでの記事を書きました。

この続きの記事になります。



この記事で分かることはこんな感じです。


運用ってそもそも何をするのか


一般的なのはチェックインとウィンセッションです。

とりあえずこれを頑張って続けるのが良い、とネットには書いてあるのでやろうと思ったんですが反発。一部のチームで試験的にしばらくやったんだけどそれでも続きませんでした。


結局うちの会社で落ち着いたのは


・普段の日報の中で、毎週月曜日は各KRについて現状や課題をコメントする
・月末に現時点での各KRの進捗率をOKR Trackerに入力


※OKR Trackerとは
・1Q(3ヶ月)が終わった時点で人事と面談し、次QのOKRを相談して作成
・半期に一回の評価ではOKRの達成度(達成率そのものではない)で点数が与えられる


運用における様々な問題点


①全員のモチベーションを高めないと無駄な時間になってしまう

運用ってまぁまぁめんどくさいです。そもそも必要性と効果の実感を(特に最初は)感じられないので、なかなか難しかった。
いつまで経っても誰かが、これ意味なくない?と思っている状態が続き、それは必要性を感じてないのもありますが、そもそもきちんと運用できておらず効果が見えないから、というのも理由だったんだと思います。


②誰も正解がわからない

OKRに精通している人なんて社内にはいません、それはしょうがないし当たり前のこと。勉強は必要。


③KRの達成率をきちんと数値化できない

KRは定量的な目標にすべきですが、とはいえ上手に数値化するのは結構難しいです。たとえば何か仕組み作りがKRのひとつだったとき、それを数字で表せるものに変換しないといけません。これが結構難しかった。


④月末に進捗率を記入しているけど、ただただ記入しているだけ

この運用がそもそも適切だったかという問題もありますが、言われた通り記入するだけで振り返りができてなかった気がする。


⑤時間が経つとずれてくることもあるが、早いタイミングで修正できない

最初から完璧なものなど作れないので、すぐに実態とずれてくる。ですがそこをうまくフォローする体制ができてなかったです。


⑥評価に納得いっているのか不明

OKRやるからには評価と無関係にすることはしなかった。そのためどのような観点で評価されるのかよく理解されないまま、運用がスタートしてしまったケースがあった。


⑦自分やチームのKRの達成率がタイムリーに共有されていない

1ヵ月に1回思い出したように振り返ってた。またやってはいるんだけど周りの状況がうまく共有されていなかった。


⑧共有と言われても何を共有すればいいのかわからない状態

一応ミーティングで共有の場を設けてみたが、そもそも何を共有するか決まっておらず個人任せ。人によって共有の内容もばらばらだった。

列挙してみたら問題だらけだったことがわかります。


その問題はどうすれば解決されるのか?


①効果をきちんと分析し発信し続ける

効果を文字化すると、まず自分がどこに向かっているのか明確になり、自分のやるべきこと、会社に求められていることの共通認識が取れる。かつ、自分が向かおうとしているところはチームの重要な一部であり、さらにそれが事業部、会社の目指すところとのつながりが見えてくる。

またこの縦のつながりだけではなく、各メンバーがどこに向かっているのか分かることによって、横のつながりも明確になり、それが自分の動き方にも影響される。

あとはKRを数値化することにより、現状の達成率が数字で明確になり、ギャップ認識が容易になる。ギャップが目に見えることでそれを埋めようという力が無意識に働く。


②タイムリーな進捗確認とそれをどう共有するか、きちんと検討する

3ヶ月に1回、思い出したように振り返っても全く意味がない。なんならチームのOKRどころか自分のOKRも忘れている。とはいえ、なにかに記入したりするだけでは形骸化するので、それをきちんと自分で内省し、かつ他のメンバーに共有する場を設ける必要があると思う。

共有すると言っても、どうやって何を共有したら良いかわからないという声が上がる可能性は十分にあるので、気をつける必要がある。まずは手本を見せる人が必要かもしれませんでした。

正解がわからない、というかないのはしょうがないと割り切って、とにかく改善を続けることが大事。KPTと呼ばれるKeep, Problem, Tryを試してみるのも良かったかもしれません。試したかったけど導入しても意見がでない雰囲気であれば難しいですが、、、


③OKRをなぜやるのか、どんなメリットがあるのか各メンバーが腹落ちした状態を作る

とにもかくにも、OKRをやることによって自分にどんなメリットがあるのか、腹落ちしてもらうことが大事。温度感は人それぞれなのはしょうがないので、これはもう誰かがリードしてコミュニケーションをとっていくしかないと思います。


個人的にはOKRを導入して前より働きやすくなりました。それは自分が、そしてメンバーがそれぞれどこへ向かっているのか可視化され、それがひいてはチーム、会社の向かう方向とつながっていると感じられたから、というのが大きいと思います。

そして現状とあるべき姿のギャップを定量的にとらえることができ、個人的にはもやもやが軽減され、やるべきことがわかりやすくなったとも思います。

とはいえ、OKRの効果を発揮するためには、特に運用をしっかりやることが大事だと思います。もしトライされる場合はぜひ運用もしっかり考えて頂くのが良いのではないでしょうか。そして良い運用方法があればぜひ教えてください!

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日本人も外国人も幸せに働ける日本を目指しています l エンジニアの採用支援をしています l 前職はエンジニア🌉 →外国人エンジニア特化のキャリアアドバイザー→ BizDev/採用コンサルタント