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「学校嫌いで不登校なのは、与えられた才能が自分の居場所を探している」 〜叱らないで!その短所、お子さんの才能です〜 文:小鳥遊 樹(たかなし いつき)  イラスト:air,(エア)



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※こんにちは、小鳥遊 樹(タカナシ イツキ)です。
子どもの造形絵画教室を主宰して24年目になります。
これはお母さん達の子育ての悩みを、
会話形式で説明・解決していく子育てコラムです。
文中のエピソードや登場人物は、
筆者の経験を元に、個人情報がわからないように変えてあります。
あらかじめご了承ください。

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【お母さまの悩み】
?:「どうしてうちの子って学校へ行くのを嫌がるのかしら?
朝になると、
お腹が痛いとか頭が痛いとか言って行こうとしないのよ。
無理やり行かせようとすると泣き始めるし。
それなのに帰って来ればケロっとしてお友達と遊びたがるの。
午前中に仕事に行かなきゃいけないから焦っちゃって。
毎日、毎日叱りきれないんですけど…」

T:「待って待って、叱らないで!
その短所、お子さんの才能が居場所を探しているのですよ。」

?:「あらイツキちゃん。
うちの子の行き渋りは才能じゃないわよ。
単純に気難しくて面倒臭いだけなの。
学校で気が向かないことを、いろいろさせられるのが嫌いなのよ。
どうして他の子と同じように出来ないのかと思っちゃう。」

T:「いえいえ、そんなことはありません。
大切に育てると他の子にはない才能を見せてくれます。」

?:「え?ホント?
例えばうちの子ならどんな才能になるの?」

T:「それはまだ分かりません。」

?:「何よ、それ?
それじゃあ、ホントにそうなるかも分からないじゃない。」

T:「少なくとも、今の時点で学校が喜びを感じる場所ではないのです。
という事は、他にやりたい何かがそのお子さんの中にはある可能性があります。
けれど、それはお子さんにも後になってみないと分からない事なのです。」

?:「そんなの誰だって同じよ、イツキちゃん。
お友達だって将来何になるか分からないけれど、
嫌な事だって我慢して、ちゃんと学校に行っているのよ?
うちの子だけ嫌がるのを、“ハイそうですか。”なんて聞けないわ。」

T:「お気持ちはよく分かります。
お仕事がある朝に、お母様が焦る気持ちも。」

?:「そうでしょう。
行ってもらわないと困るのよ、学校に。
だって、子ども達のために働いているのよ。」

T:「働かないと、食べていかれないのですか?」

?:「当たり前じゃない。
経済的に余裕があれば私だって専業主婦したいわよ。
上の子の塾にもお金がかかるし、私だって必死なの。
子どもが欲しがるゲームも買ってあげたい。
今どきの子ども達って洋服や靴やバッグ一つとっても、
お友達と比べたりしてブランドのものを欲しがるでしょう。
自分が贅沢をしたくて、仕事に出ているわけじゃないのよ。」

T:「ホントにそうですよね。
お金ってどれだけあっても、足りるということがないですものね。
すごく難しいことですね。」

*その才能の特徴と小さいうちに短所で現れる特徴
?:「分かってくれた?
だから行きたくない理由じゃなくて、学校に行ける方法を知りたいの。
仕事も人手が足りなくて頼りにされているから、
やめたり休んだり出来ないのよ。」

T:「仕事は代わりの方はいくらでもいます。
お母さんがやめたり時間を減らしたりしても何とかなるんです。
でも仕事が忙しいからという理由で
学校に行けないお子さんのフォローが余裕を持ってできないこと、
それをお母様はのちのち後悔されないでしょうか?」

?:「イツキちゃん、今までの私の話を聞いていた?
働かないと経済的に厳しいのよ。
預ける場所なんてないし。
それに頼りにされているって話したでしょう?
今の職場は人間関係も良くて、仕事にやり甲斐もあるの。
イツキちゃんは子どものために、仕事をやめろと言うの?」

T:「さっきの言葉って、27年前に私が自分の母に言われた言葉なんです。
仕事であんたの代わりになる立派な人はいくらでもいる。
でも子どもの母親はあんただけでしょう?
責任を持ちなさいって。」

?:「イツキちゃんが?」

T:「私の場合は切迫流産が原因でしたが。
その頃私は中学校の講師をさせて頂いていて、
ちょうど3年生の卒業制作が始まる頃でした。
すごく仕事が楽しかったんですね。どうして?って、思いました。

その頃はまだ母性なんて育っていないので、
そのまま仕事を続けようとしたんです。
無責任に仕事を辞めるのも嫌でしたし、
何より教えていた子どもたちが可愛くて離れたくなかったのです。

お腹にしがみついていられないなら仕方ないじゃないか。と思っていました。
生まれてくるご縁なら何があったって生まれてくるさ。って。
酷い親ですよね。
でも母親にそう言われて、泣く泣く仕事を諦めたの。
私にとって親から言われたことって絶対でしたから。
今はすごく感謝しています。
あの時、無理をしなくて良かったって。
そのくらい子どもは可愛かった。」

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?:「命がかかっているのなら私だって仕事を辞めるわよ。
でも、別にうちの子は病気じゃないの。
単にわがままで学校に行かないだけなのよ。
なぜ、私がやり甲斐の持てる仕事を諦めなきゃいけないの。

収入や待遇が満足できる職場なんて、そうそうないのよ。
その収入だって子どもたちのために使っているの。
それにうちの子の不登校は私が仕事を辞めたって一緒だと思うけど。」

T:「確かにおっしゃる通りです。
命に関わることではありません。
でも学校を嫌がっているお子さんにとって、
自分を肯定してもらうことって一生に関わります。
どうして人と同じことが出来ないのか、
一番不安に感じているのはお子さんなんです。

だから霧の中で迷子になっているようなお子さんの気持ちを、
メインでフォローしてくれる人を見つけるのってとても大切なことです。
親御さんが仕事に忙しいと、
どうしてもゲームやネットに子守りをしてもらう事になりますから。
そうすると親元を巣立つ前に、
覚えなければいけない必要なことを覚えられないの。
親から愛情をもらったという実感もなくて大きくなってしまいます。
それが危険なのです。」

?:「そうは言っても、保健室も特別支援学級も行きたがらないのよ。
どこにも居場所がないんじゃないかと思うくらい。」

T:「ひと言でいえば違和感なのです。
自分の居場所はここじゃない。
でも、どこにいけば良いのか分からない。
それが不登校のお子さんは全員理由や感覚が違うのです。

ただ他に求めるものがあるということだけ、
理解していただきたいの。
行けないその子がわがままなのではないということだけ、
しっかり意識してください。

お子さんは訳も分からず迷子になったのに、
どうして迷子になったんだ、ダメな奴って言われているみたいで、
余計に不安定になってしまいますから。」

?:「求めるものが分かるためにはどうすればいいの?」

T:「求めるものが一人ひとり違う上に、
それを求め始める時期も一人ひとり違います。
だからそこに保証や確証がないのです。
強いて言えば、
安心感を感じる事が次の一歩を踏み出せるタイミングです。

気をつけなければいけない事は、
みんながやっていることがどうして出来ないの?と責めないこと。
お友達がしている勉強が分からなくなっちゃうよ、と不安にさせないこと。
恫喝したり罰を与えたり、
あなたのおかげでお母さんは仕事に行けないと、
罪悪感を持たせたりしないことです。」

?:「うーん、どれも言ってる。
こっちだって必死だからね。
学校に行けたら褒めたり、ご褒美買ってあげたり、もう必死よ。
どうしてこんな苦労をしなくちゃいけないのかしら?」

T:「行けない分だけ、才能の芽の資質が強いということなのです。
突出した才能を持っているということですね。
尖った個性を持っている子は、
みんなと同じことをさせれば、それだけ角が削れてしまいます。」

?:「イツキちゃん、ごめんね。
最初の話に戻るんだけど、
私は学校にいけない理由を知りたいんじゃないの。
普通で良いから毎日学校に行って欲しいのよ。」

*才能を育てるための実験だと思ったきっかけの経験

T:「この短所は才能の芽が居場所を探しているのだと、
私が思ったきっかけを聞いていただけますか?」

?:「なんだか、また説得されそう…。
まぁ聞いても良いけど。」

T:「アトリエに通ってくれていた子が、不登校になったんです。
彼女は一年ほど行ったり行かなかったりをして、
その頃にはすっかり気力がなくなってきていました。」

?:「親御さんは心配したでしょう?」

T:「それがですね、何も言わなかったの。
本人もです。
人の悪口とか言ったりしない子なのです。
あとから聞けば人間関係が理由だったみたいなんですけど、
そんな愚痴とか、
言っても仕方のないようなことは一言も言いませんでした。」

?:「確かに言ったから、
人間関係が変わるとかってことはないんだよね。
じゃあ、その子に我慢させたの?」

T:「いいえ。
苦しかったり辛かったりする毎日を、

頑張りなさいなんて言うこともなかったの。」

?:「じゃあ、どうしたんですか?」

T:「以前ホームステイを経験していたので、
そこからの紹介で国内の山村留学をさせたんですよ。」

?:「え?だって中学生でしょう?」

T:「そうなんです。
彼女はそこで中学校3年間を過ごしたのですが、
普通に高校、大学に進学していました。」

?:「その選択はすごいですね。
なんて思い切った。」

T:「家族でおうちを移って別の学校に行くとかするお家もありますが、
そうはせずに本人だけを武者修行に出したんです。
今や彼女は一人で世界中どこにでも行く、たくましい子に成長しました。

もしもご両親が、あの時に学校に無理に行きなさいと言っていたら
今の生き生きした笑顔の彼女はいないと思うのです。」

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?:「そんなの、恵まれた一部のご家庭でしかできないことだわ。」

T:「いえいえそんなことはありません。
お伝えした彼女も普通のご家庭です。
3人兄妹がいるから贅沢はしないの。と仰っていました。

目を凝らして見てみると、
いろんなところに受け入れの場所はありますよ。
今は公立の小・中学校でも校則を作らない学校が出てきているのです。
出来るだけ自由にと。」

?:「今の状況を、
行動して変えるか変えないかってことですね。」

T:「そうなんですよ。
分かり易い形で、集団の中で生かす才能ではないと知らせているのです。
学校は行かなければならないところという常識に固執するあまりに、
本人を責めてしまうご家庭がどんなに多いことか。
せっかく他にはない尖った才能の芽を、出そうとしているのにも関わらず。」

?:「そう言えば、今回囲碁のプロになった女の子も幼いころから、
韓国で武者修行をしていたと聞きます。
テレビも処分したと聞きました。
バレエや楽器を習う子も、早くに親元を離れたり、
普通に義務教育を受ける学校に行かないことを選ぶ子は沢山いますね。
生きることに一生懸命になるって、そういうことなんでしょうね。
だけど、そういう子たちは突出した一握りの天才でしょう?」

T:「わかりやすい形でメディアに取り上げられる人はいます。
けれど突出したひと握りの天才ではありません。
天才性とか使命って全ての人が持って生まれてきています。
気がつくかつかないか、行動するかしないかだけなんですね。

親元を離れるとか今ある生活をリセットしてみるという経験は、
子どもを大きく成長させます。
またはやりたいことを思いっきりやらせてみるとか。
短期間でも無人島で暮らしてみるツアーとかね。
山村留学、離島留学などで検索するとたくさん出てきます。

私の地元には小学校5年生になると親元を3ヶ月離れて暮らす、
素晴らしい山村留学制度がある市があります。
アトリエの生徒さんも代わる代わる行くのですが、
みなさん素晴らしい変化を遂げて帰ってきます。

指導する方も素晴らしいのだと思うのですが。」

?:「ゲームとか持ち込めないってことですよね。」

T:「なくても大丈夫なんだ。を、経験できることって大きいです。
ないことを経験することで、足りていることの有り難みを知る感覚です。
毎日が型にはまりすぎ、やることが多すぎて窮屈だと、
才能の芽は外に出る機会を逸してしまいます。」

?:「だって、学校はみんなが行くって決まっているところでしょう?」

T:「それは外側の事情です。
お子さんの才能や人生や気持ちとは関係ありません。
お子さんの資質が、何かを求めて訴えているのです。」

?:「そんなものですか?」

T:「行かれるなら行った方が楽なことばかりなのです。
それなのに行かないことを選ぶ。
行きたくてもいけない。
何かの才能の芽が頭をもたげて居場所を探しているのです。
その気持ちをもっと真剣に考えてあげないと。」

?:「あげないとどうなるの?」

T:「子どもは、自分を理解してもらうのを諦めてしまいます。」

?:「それで普通の集団の中で、
自分を慣らそうとして、ずっと違和感を感じながら苦しむってことですか?」

T:「そうです。
または家にいて何かに依存している生活になります。
目には見えないものだから誰にもわからないことです。

親って子どもが世の中に出るまでの水先案内人みたいなものです。
自由に大海原を航海することができる実力がつくまで、
見守ってあげる必要があるのです。」

?:「それは、こっちを通ると危ないよ。
大きな岩や強い渦があるよって教えてあげるということですか?」

T:「先回りしなくて良いんです。
先回りしちゃうと、岩にぶつかったことがないまま航海に出るでしょう。
座礁した時の抜け出し方も分からなくなっちゃうんです。」

?:「自分で抜け出せるまで見守るってことですか?」

T:「はい。
見守っているから大丈夫だからね、
心配しないでどうやったら抜け出せるか自分の頭で考えてみよう。
失敗をひとつひとつどうやって起き上がれたかを、
一緒に喜んであげる感覚です。

それは小さいうちにやるほど、こじれなくて済むのです。
なんとか子どもの才能を押さえ込んで無理やり常識に当てはめて、
大きくなってからいちいち倒れていると大変ですから。」

?:「心の余裕がないとそんなこと言えないなぁ。
お金も余裕もないしね。
つい責めちゃいます。」

T:「ご自身が幸せになりたいと思って、
お子さんを産んだのだと思うのです。
例え成り行きだったとしても、
抱いた瞬間から親としての責任が生じます。
思う通りにいかないことを学ばせて頂いている貴重な時間です。

人は人を通してしか自分のことが分からない。
つまり子育ては子どものためにあるのではなく、
理想通りにいかない人生をどう生きていくか、
親が学ばせて頂いている時間です。
“思った通りにいかないのは子どものせい、パートナーのせい、
姑、舅目のせい”と言ってしまうのは、本末転倒なのです。

賢い親御さんたちが尖った才能を上手に育てて行く様を、
私は長年見せてもらってきました。
だからこそ、この瞬間にお子さんを責めないことがどれだけ大切なことか、
とてもよくわかるのです。」

?:「イツキちゃんの長年話は、誰も敵わないかもね。
そんな経験している人って、あんまりいないでしょうもんね。」

T:「私も、ずっと不思議に思っていたのです。
なぜみんなが相談してくれるのだろう?
どうして報告してくれるのだろう?
みんなが生き様を見せてくれる、思いを伝えてくれる。
その経験を、未来を歩く人たちの幸せのためにお伝えする。
そういう使命で、私の人生があるのだと思うこの頃です。」

*この才能の芽を叱って枯らしてしまうと…
?:「なるほど、分かりました。
という事は、私が仕事に行きたいためにより厳しく叱ってしまうと…」

T:「そうなんです。
お子さんご自身は自分がどうしていくことができないのか、
何故泣いてしまうほど嫌なのか本当に分かっていないのです。
そんな中で無理やり行きなさいと言われて
わがままだと責められるとどうなるでしょうか?」

?:「そうね、余計に混乱するわね。」

T:「はい。
なんとかしようと子どもを説得するほど、
子どもの人生は後々混乱していきます。
傷つき罪悪感も持つし、長引く原因になります。」

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*才能の伸ばし方のアドバイス
?:「だったら、ずっとこのままってこと?」

T:「ダメだと思うことを無理やり直すのではなく、
才能の方を伸ばしてあげるのです。
この場合だと、学校に行かないことが良いとか悪いとかそこはあえて突かない。
あなたが行きたくないと思うってことは、
きっと何か意味があることなんだねぇ。と、言います。

この才能を知るためには15色の才能を参考にしてください。
この才能を伸ばすためにはこんな方法があり、
このエネルギーの発散方法としてはこんな方法があるのでと、
みんな書いてありますから試してみて下さい。」

?:「ひとつひとつ試すのね。
時間がかかるなぁ。」

T:「学校を休むとお母さんにもお子さんにも罪悪感があります。
学校休んで遊んでいちゃいけない、みたいな。」

?:「確かにそうですね。
外に出るのもためらってしまいます。」

T:「子どもが行く権利と親御さんが行かせる義務はうたっていますが、
お子さんに行く義務を強制している訳ではないのです。」

?:「そんなこと言ったって、
学校に行かないことで失われるものも多いじゃない。」

T:「確かにそうですね。
運動不足にもなりますし、人とコミュニケーションをとる機会も減ります。
一般的にみんなが通る知識も漏れることもありますし、 
いろんな行事を体験できないことも大きいですよね。」

?:「イツキちゃん、そんなこと言われるとまた不安になっちゃう。」

T:「ああ、ごめんなさい。
でも、才能を伸ばす方が幸福感はずっと高いのですよ。
やりたいことさえあれば、他の事は後からついてきます。

実は私は不登校という言葉がない時代の、
45年も前に不登校の子どもでした。
両親は教育者でしたし本当に頭を抱えたと思います。」

?:「それは親御さん大変でしたね。
今はそういう子が多いからまだ理解があるけれど。」

T:「そうですね。
学校に行っても具合が悪いから保健室に行きますと言っては、
保健室に行くまでに学校中をぐるぐる回っているような子どもでした。
給食も苦手でしたから、
ウサギ小屋でウサギにキャベツを分けてもらって食べていました。

でも、学校に行かない私に
母はモチーフになる百合の花や絵の具を用意してくれたんです。
刺繍や編み物、トウモロコシの皮で人形を作ることを教えてくれました。

そして自転車に乗ってあちこちフラフラしていても、
怒ったりはしなかったのです。
その時にかけてもらった愛情が、
50歳を過ぎても夢に向かって頑張る私を作っているのだと思います。

おかげで私はこの先に一生かけてもやり切れないくらい、
やりたい好きなことが沢山あります。
人生は100年時代に入るでしょう。
その中の10年を、
お子さんの才能を育てるためにかけても良いと思うのですよ。」

?:「なるほど!よく分かりました。
ちょっと仕事をセーブして子どものために時間を取ってみます。
上司に話してみますね。
それから今まで叱ってごめんね。と、子どもに謝ります。
私の都合に合わせるのではなく、もっと子どもの話を聞いてみます。
イツキちゃんありがとう!」

T:「こちらこそ!
話を聞いて下さってありがとうございます。
お子さんが心身ともにそばにいてくれるのは、
高学年になるまでの10年くらいであっという間です。
限られた時間を楽しくご一緒に過ごして下さいね^^。」

*お母さま達へのエール

お子さんが学校に行かなくなると、
様々な不安に襲われると思います。
学校の勉強について行かれないのではないか?
友達も出来ないし、健康にも良くないのではないか?
受験も出来なくなるし、
良い会社にも入れないのではないか?
その不安をお子さんに対して、
怒りという形で向けない様に気をつけて下さい。

怒って責めてしまえば、
お子さんは反抗し、傷つきます。
心を閉ざして引きこもり、
何かに依存するしか仕方がなくなってしまいます。

そうではなく、
自分の頭で考えて学校に行かないことを選ぶなんて何かあるのね。
と先ず受け入れます。
そして積極的に一緒に遊んだり学んだり、
コミュニケーションを取る機会を作ります。

学校では出来ない体験を、
外部の大人や世界を通してすることを楽しませてあげましょう。
そうすることによって、
お子さんのオンリーワンの才能が開花する可能性があるのです。

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〜叱らないで!その短所、お子さんの才能です〜
「学校嫌いで不登校なのは、
      与えられた才能が自分の居場所を探している」を、
最後までお読み頂きありがとうございます!

学校に行くとなると具合が悪くなり不機嫌になる子。
どうにかみんなと同じことが出来るようにと一生懸命に叱ってきたお母様
困ったことになったわと思っても、
叱って無理やり行かせない方が良い訳をお分かり頂けたでしょうか?

大切な時間を使って読んで下さって感謝しています。
ありがとうございました。


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