
継続が苦手なら「近さ」を気にしてみよう
あんまり気が進まないことってないだろうか。
それこそ今日は日曜日で、明日の出社に憂鬱になっている人もいるかもしれない。少し苦手な上司と一緒に仕事をすることになって、ついため息が出てしまうなんて人もいるだろう。分かる。
そんな時の通勤電車はマジで気が進まないし、不謹慎かもだけど、果てしなく遅延してくれないかなと思ったことさえある。分かってくれる人は多いハズ。
今の僕でいうと予約している歯医者がそれにあたって、あの「チュイーン」という音はどうにも慣れない。
『次の予約はいつにしますかあ』とギャル気味の受付の女性に聞かれて、つい一番遠い日を提示してしまったりもする。ネイル、すげえなといつも思う。
そういえば副業をスタートさせたときも、苦手なタスクがあるとちょっとだけ億劫になっていた。
今でもなかなか数字が追い付いてこない事業は、単純に気が進まない。
では逆に、気が進む時ってどんなシチュエーションだろうか?
常にやる気満々です!みたいな超人はいないと思うから、うまく気が進むシチュエーションを使ってみるといいのかもしれない。
「モチベーションを操作するって大事だな」と、最近の出来事から気付けた。
ここ数ヶ月、朝起きてコーヒー豆を挽く時間が好きだから、よくいくカフェで豆そのものを購入している。そのお店にはポイントカードがあって、豆を買うたびにもれなくポイントが貯まっていく。
実はこのポイントカード、「最初なんで2つ多めにつけておきましたよ!」という店長さんからの好意ではじまったものだ。
合計10ポイントをためたら1000円引きだから、かなりお得だと思っている。そのせいか、ポイントを貯めることにすごく気が進むのだ。
何が言いたいかといえば、ゴールが近づいている時にはモチベーションは下がらないってこと。
「これ、いつ貯まるよの?」と果てしなく感じてゴミ箱行きのスーパーのポイントカードとは違う。
たった2つだけゴールに近づいているだけで、ものすごく気が進むのだ。
ちなみに僕は雇われない働き方を選んで、コンサルタントとしても活動をしている。主宰するコミュニティのメンバーに対して「モチベーター」になりたいこともある。
そんな時に、この理論はすごくいいなと感じている。
ゴールが近づいてくるとモチベーションは途切れないんだ。
要は解釈の違いなんだけど、「どれくらい遠いのか」よりも「どれくらい近いのか」を振り返ったほうがやる気になる。
副業にもまさに同じことが言えて、今朝、こんなチャットをコンサルメンバーからもらった。
「子供との買い物ついでに○○に寄ってみたら違和感のある商品があって、店員さんに聞いたら今日まで半額みたいで購入してみました!売れ行きもすごくいいので、〇万円の利益です!」
って、興奮気味に伝えてくれる彼女の成長を感じた。
たった1時間で数万円を稼げるようになったら、目標の『副業で月30万円』というひとまずのゴールにも、めちゃめちゃ近づいていると思う。
Sさんがコンサルに参加してくれたのは4月からだけど、たった2ヵ月でこうなれるってやっぱりいいよね。これからモチベーションが途切れることもあんまり考えにくい。
思えば「ずっと会社からの給料だけでいいのか…?」という葛藤をしていたとき、いつまでに副業をはじめていつまでに脱サラするぞ!とゴールを決めた時から未来が動き出した。
冒頭にも書いたように苦手なこともあったけど、まず稼げた経験があってゴールに近づいている気がして、楽しくてやりこんだ。
もしかすると明日の通勤も、いつか終わると思えば楽しめるのかもしれない。
継続が必要なことくらい全員わかっていて、モチベーションに関する議論は今日もどこかで行われているだろう。
ただひとつだけ、「どれくらい遠いのか」よりも「どれくらい近いのか」を気にするとイイ感じになるとはお伝えしたい。
ゴールが近づいてる!とうまく錯覚すると、やめたくなくなるから。
ポイントカードをくれた店長に感謝しつつ、またコーヒー豆を買いに行こうと思った。
ではまた!
PS.
最初に成功体験を積むことも「継続」へのモチベーションだと思っていて、その理由もくわしくまとめてみた。
副業初心者の方向けに書いているけど、色んな人にあてはまると思うのでぜひ。
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