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「2位がいるから1位になれる」調和性の原体験

ふと思い出した言葉
「2位がいるから1位になれる」

確か幼稚園児の頃に母親から言われたひと言。

これが協調性を大事にするようになった原体験だった
と気づきました。

母親からの言葉

幼稚園の記憶なんてうろ覚えですが、
なぜかこの言葉だけは背景も含め明確に覚えています。


幼稚園でかけっこがあり、
一番になったとき一緒に喜んでくれながらも、

「2位とか3位とかのお友だちがいるから
 1位になれるんだよね」


このような声掛けがありました。

その時は「何言ってんだろう?」
と思ってましたが、
後日、またかけっこがあったときに
今度は1位にはなれずませんでした。

とても悔しかったのと同時に、
母親からの言葉を思い出して、

こういうことなのか…
1位だけが偉いんじゃないんだ


…的なことを幼な心に思ったのを覚えています。

当時本当にそう思ったのかはわかりません。
30年以上も前のことなので、
だいぶ脚色されてそうですが、
なぜかこれをたまに思い出します。

1位になればいいってわけじゃない

この原体験を大事にしてなのか、
協調性を大事にしているフシがあります。

ストレングスファインダーでも
調和性がトップ5に入ってました。

調和性
同意点を探し、争いを最小限に抑える
対立から遠ざけて調和に向かわせようとする

基本的価値観が自分の価値観と衝突しない限り、喜んで相手に合わせる
同じ船に乗り合わせていて、この船を行こうとしているところに到着させる必要がある
自分が船を揺らすことができるのを示すために、わざわざ船を揺らす必要はない

1位になれるのは他の人がいるから…
その人たちへの感謝を忘れないようにしよう、

と事あるごとに思い出します。

そこから派生するように、

比べるなら他人ではなく過去の自分

これも大事にしてる言葉。

幼稚園児のときの出来事が
これらを強烈に意識させる原体験になってることに
気づきました。

母親に言っても本人は覚えてませんが、
親のひと言が子どもに大きな影響を与えることを
身に染みて実感。

自分の子どもにも
ひと言が大きな影響を及ぼすと思うと、
日頃の会話や声掛けの重みが変わります。

気をつけながらも自分が大事にしていることは
しっかりと伝えていきたい、
過去の体験を思い出して、
子育てへの決意が新たになりました。

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