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苦手だと思っていたことが、苦手じゃなくなった一年。

参加してみたはいいけど、何を書こう。正直、「書くこと」と向き合って過ごした1年ではなかったし、どうしようか。

※ この記事は、「書く」を学び合うコミュニティ『sentence』のアドベントカレンダーに参加して書いています。

sentenceのアドベントカレンダーに登録してから、電車の中でずっとそんなことを考えていました。

この1年、noteの更新がはかどったわけでも、実績として出せるような執筆をしたわけでもない。
sentenceも、ほとんど幽霊部員のように、他の会員の方の活躍を眺めている時間の方が多かった気がします。

どうしようか、どうしようか、と悩み続けた昨日の夜。
そういえば、と思い出しました。

ほぼ日5年手帳に、数行の日記だけは、毎日書き続けたこと。

noteを更新できなかった時も、疲れていた日も、5分だけと時間を決めて、毎日続けていました。
今日はその手帳を読み返しながら、一番に振り返った仕事の事を書こうと思います。

***

2018年の1年間は、当初苦手と思っていた仕事が、「実は性に合っていて、適性はありそう」に変わった1年でした。

始めに経歴をお伝えすると、私は2015年に大学院を卒業し、通信事業のグループで教育研修やってる会社に就職。
始めの1年は、企業の人事の方に研修を提案する営業をしてました。
2年目で、今の新規事業の部署に異動。今度は、省庁や教育委員会、私立学校のICT環境整備や活用推進に関わることになりました。
職種は営業でしたが、プロジェクトマネジメント、研修企画、研修講師等、とにかく人数が少ないのである仕事はやる!という風土。
兵庫県くらいなら朝一の新幹線で日帰り出張して、会社に戻って10時まで残業というスケジュールでした。。笑

こうして振り返ると、実に2年半近く、ずっとフロントにいたことになります。

去年の10月に事業部内のコーポレート部門に異動。
私がいる会社は、本部のコーポレートと別に、事業部内にも経営企画や育成を担当する部門があり、そこに異動になりました。約40名の部署で、コーポレート部門は3名です。

2017年は主に、法務監査の対応と育成・労務を少々。
営業の時も契約書対応はしてたので法務は苦でなかったし、育成と労務はある程度想像がついて楽しくやらせてもらっていました。

2018年、事業部内で担務整理があり、私は部の事業計画 進捗管理を担当することになりました。
事業部の月の間接費支出を管理したり、案件の収支状況を見たり、
案件の進捗を見て、計画に対してどれくらいの着地になりそうか判断したり、そういう仕事です。

今はさらっと、自分が何をしているのか話せるようになりましたが、
ほぼ日5年手帳を見ると、当初は違ったようです。

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2018年1月10日(水)
今日は、担当MTGで、数字の話に全くついていけなかったのがすごく悔しい…。何を意味しているのかわからない。話に入っていけるようになりたい。

1月時点。先輩や上司の話に全くついていけませんでした。
「売上高原価比率…?何となくわかるけど、何でそれが大事なの?」
「し…仕掛って何?前受とかもよくわかんないんだけど…」
今見るとけっこうひどいです。(笑)MTGがある度に、わからない言葉が増えていく。わからない自分が恥ずかしくって、全然発言できず、終了後メモをぐぐって調べまくってました。
簿記の勉強を始めようと、テキストを購入したのもこの頃。

2018年3月25日(日)
今日は午前中に簿記3級の過去問をやったんだけど、全然できなくて悔しかった。数字が苦手なのと、仕分けを1つ1つ着実に覚えていくのがまだ足りないみたい。とは言っても、わかるようになりたい!から、あと2か月頑張ろう。

私は部内の間接費(営業活動以外の費用)の管理をしてるので、収支明細に目を通しています。
最初はこの収支明細のファイルを開くと「うわー。これ、どこの何を見て、何でソートかけたらいいんだ…」と呆然。
自分の中の抵抗勢力が強かったけど、業務上避けて通れないなと思い、簿記の勉強を始めたんです。

ネットを見ると「簿記3級は簡単」って書いてる人もいるけど、数学苦手、数字が苦手、お金に関することが苦手…な私には苦でしかなく、
「簡単って書いてる人天才なのでは?」と本気で思いました。

2018年12月12日(水)
今日は担当MTG。来年度から、分析業務を幅広く任せてもらえることになりそうで嬉しい。経営に踏み込んだ仕事をするぞ。

嫌だな~解けないな~と思いながらも、細く長く簿記を勉強し続けて、3級に合格したのが今年の11月の試験でした。
とにかく量をこなしたのが良かったようで、途中からぐんぐんわかるようになってきました。

また、簿記だけでは苦しいので、併せて財務諸表や決算書の読み方を学んでいました。これがとても楽しかった!

決算書から派生して、競合他社を中心に、色んな会社の1人当たりの売上高を算出してみるのがマイブームになったことも。
算出してみると、会社の努力というより、業界構造で売上高が高くないこともあって。
賃金って個人の努力でどうにかできる部分と、構造上どうしようもない部分があるのだな、と学んだり。
投資状況で会社のフェーズが見えてきたり。

数字は万能じゃないけど、読み解き方があるんだな~と世界の見え方が広がった気がします。

1月には、話についていけなかったけど、今ではぐいぐい先輩に質問しつつ、前提条件は理解して話ができるようになってきました。

***

私は小さい頃から、数字やお金を扱うのがとても苦手でした。
1つでも間違えると、全部がくるってしまって、色んな人に迷惑をかけてしまうから。
完璧を求められるプレッシャーに耐えられなかったのと、人に迷惑をかけたくないという気持ちの強さの表れだったのかもしれません。

大学時代にドトールでバイトしてた時も、
レジ係と閉店後のレジ締めは一番やりたくない仕事でした。
(手が荒れないので女性には人気でしたが。笑)

私の人生の中で避けて通ろうと思っている事があるとしたら
大きな声で感情的に怒鳴る人と、数学的要素のある業務と、疲弊するくらいの満員電車。
多分まだあるけど、数字を扱う業務は、そんな位置づけでした。

それが1年かけて、ゆるやかに、良い方に変わっていったのだから、何が起こるか本当にわからないなあ。だから面白いのかもなあって、思えるくらいになったのは良かった。

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事業部内のコーポレート部門で仕事を始めて1年3か月くらいですが、フロントにいた営業の時より、こっちの方がしっくりきます。
営業をしてた時は、関わりたい領域に身を置いていたけれど、自分が苦しくなる関わり方だったことも多くありました。
正直、ずっとは続けられないなって思っていました。貴重な仕事をしているので贅沢だって言われたこともあったけど。

今は学校に訪問する事もないし、お客さんの声を直に聴くこともあまりありませんが、「私が苦なくできること」で仕事ができているので、変なストレスがなく、働きやすくなってきました。
経営企画系の業務も、最初こそ苦手でしたが、続けてみると営業の時とは違って「しっくりこない感じがする」とは思わないので、もしかしたら適性はあるのかも?と前向きな勘違いをしています。

事業計画等の経営企画業務も、育成や労務も、日々細々とした業務を100点でこなすことが求められますが、私はそういう仕事で力が発揮できるようです。
発揮できる仕事を通じて、貢献できているのは、嬉しい。

***

最後に、これからについて。

こうして振り返りを書いていたら、1つ目標ができました。

守りも、時には攻めもできるしなやかなコーポレートになること。

普段はフロントで働く人達をしっかりサポートしながら、会社として攻めの場面に出る時は、柔軟に対応したりリスクコントロールの観点から提案できる。

働く人一人一人に、生活上何か困ったことがあったとき、会社で使えそうな制度等の資源を、さっと準備できる。

そういう存在として、働いていきたいなって思います。

こう思えたのは、完全に分離された本社のコーポレート部門でなく、営業や開発の人と一緒のオフィスで働く事業部内のコーポレート部門だから、かもしれません。巡り合わせに感謝だな~。

そんなことを振り返った今日でした。


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「社会は意外と敵じゃない」と思えるような、優しい関係性を広げていきたいと思ってる29歳です。不登校・高校中退→大学・大学院(異文化間教育学)→情報教育に携わる会社員やってます。本棚代わりのインスタ:https://www.instagram.com/tatatakakon/

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