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南国高知でコミュニティの熱量に触れてきた


photo by 集合写真家:武一真拓 
今年のTシャツはショッキングピンクです!
                                    

CLS高知までの道のり

Raise your frag!

先週20日(土)に高知で開かれた「コミュニティリーダーズサミットin高知2023初鰹編」(以下略:CLS高知)に参加してきました。
今回のテーマは「旗を立てろ〜Raise your flag〜」

今年で6年目を迎えるこのイベント、年々参加がプラチナチケット化しており、今回も平日昼間の申し込み開始だったにも関わらず、70枚のチケットがわずか2時間で完売するという大人気。

今回私は、このイベントに光栄にも5分の登壇枠をいただき参加してきましたので、そのご報告です。

「旗を立てたいけど立てるべき旗がない」

今年2月のイベント(CLS道東、詳細は後述)で知り合ったCLS高知主催者の小島さんがお誘いをいただいたのものの約2か月、悩みに悩みました。

そんな大勢の前で話せるの?
そもそも話すテーマなんてあるの?

今回のCLS高知で登壇者の一人が言っていた、
「旗を立てたいけど立てるべき旗がない」
まさにそんな心境でした。

CLSのメンバーといえば皆さん前向きでやる気にあふれていて素晴らしい活動をしている。
そんな私に、北見で仕事を始めたばかりで何か伝えたいことなんてあるのかな。。

子どもはどうする?

そして一番の心配は子どものこと。夫と二拠点生活をしているので普段は私一人で子どもを育てています。
二人とも小学生・中学生とはいえ、平日を含む3日間も隣町の親には預けられない。

「あーあ、やっぱり母親になると出張なんて無理なのね」
を言い訳にあきらめようとしていたその時、
テレビ電話の向こうで東京に住んでいる夫が一言、

「行ってあげようか?」、、、、!?

なんと、東京からベビーシッターに来てくれるというのです。
私が働くことに一番理解がある夫、その一言で決心しました。

出発当日は夫が来た飛行機で私が羽田に向かい、帰りは私が乗ってきた飛行機で夫が羽田に戻るというバトンタッチ。
空港で子どもたちを引き渡しするという映画みたいなことをしました。

北見からはるか離れた南国高知へ

途中、女満別からの飛行機が遅れて乗継便を逃すというアクシデントがありましたが、無事、高知空港に到着(前夜祭がキャンセルになり運営の方にはご迷惑をおかけしました)。
すでに二次会に移動していたメンバーに連絡をして合流しました。

焼肉屋+ヤキニキストだけど北見じゃないよ
空いた鏡月(翌日のイベント中の頭痛の原因)

まだまだ終わらない前夜祭、このあと三次会は高知名物「玉子焼きめし」(とラーメン)に向かいました。
CLSではイベント前後の飲み会交流も大事な仕事です。

深夜2時の画像です

CLSって?

まずは定義

ところで、今更ですが、「CLSって何?」ですよね。

今、急激な人口減少や、地方のおける様々な難局に対して「答え」を出していくのも。こうした従来の枠を超えてつながる「コミュニティ」がベースになっていくでしょう。
このイベントでは、そんな「コミュニティ」で従来の枠を超えて活躍しているコミュニティリーダーやコントリビューターの方々を課題先進県である高知にお招きして、県内外の方々と共に「課題解決」につながる流れを創り出す場としてご用意しています。

コミュニティリーダーズサミットin高知2023初鰹編 イベント概要より抜粋

自分なりの解釈

ここからは私なりの解釈です。

今、私たちが直面している課題ってマクロもミクロも、既存の知識とか枠組みでは解決できなくなってきている。

例えば、

  • ありえないほど人手不足の地方で、求人サイトや賃金上昇がすぐに解決してくれますか?

  • ストレスの原因が多様になる中で、不登校やひきこもりの子に場所を提供できるのは教育委員会ですか?学校ですか?

  • ITの力を使うのに、組合や商工会議所だけの枠組みで十分ですか?

そんな課題にぶつかったときに、地域や年齢、職業の枠組みを超えた連携がこれからは必要で、その一つがCLSというコミュニティなのでは、と考えます。(ツッコミお待ちしています!)

主催者が高知出身ということで始まったこの集まり、今年で6年目になりました。
年々参加者が増えているのは前述の通りです。

CLS道東とは

さて、私がCLSに関わらせていただくきっかけになったのは、昨年9月に北海道・釧路で開催された「CLS道東」でした。
こちらはCLS高知に参加された釧路の四宮さんが中心となって立ち上げ、昨年9月、今年2月と開催されています。

今回のCLS高知には私のようにCLS道東をきっかけとした参加組が何人かいて、高知にポツンと北海道コミュニティができていました。
(次回のCLS道東は7月1日!Save the Date!)

はりまや橋に道産子集結!

稲妻のような5分間(Lightning Talk)

会場の様子

さて、イベント当日。皆さん朝まで飲んでいたとは思えないくらい会場は活気に満ち溢れています。
遠くから来た人、地元の人、緊張している人、ワクワクしている人、酔っぱらっている人(高知名物ひろめ市場で朝からカツオ+アルコールをキメてきた人多し)、みんな盛り上がっております。

今年のTシャツはショッキングピンク!(司会の井上たくみさん)
一面ピンク!色からも熱気が伝わります。

今日のテーマ「旗を立てろ〜Raise your flag〜」とともに、
いよいよCLS高知初鰹編がスタートです!

緊張の5分間

各分野で活躍している錚々たる面々がトークを繰り広げる中、いよいよLightning Talk(LT)の時間がきました。
Lightning Talkとは雷のように一瞬でインパクトを残すという意味で、今回の持ち時間はたったの5分。

LTの参加者の皆さんはコミュニティについて、自分の事業について、おもしろい活動をしている方ばかりです。

こんな中で、ちっさい北見でちっさい私が感じていることなんて、何か響いてくれるのだろうか、、

参加を決める前に感じた不安がよぎりました。

いよいよ始まったLT。
私なりに一生懸命、北見の紹介、コミュニティの必要性をお話させていただきました。

残り2分時間を気にしながら焦りながらでしたが、
最前列の参加者が、うんうんとうなずいてくれているのを見て安心。
友岡さん、ありがとうございました。

北の端っこでコミュニティを活性化したく、登壇しました。

伝えたかったこと

私がLTで伝えたかったのは、北見で感じた「もったいなさ」。
最高の一次産業プロダクトを生産している地域なのに、人的リソース、情報、横のつながりが不足しているためにもう一歩踏み出せない例が多い。

こういった事情を知ったのは、昨年度参加した事業者コミュニティ「北見未来創発会議」で参加者の声をきいたのがきっかけでした。

今回ご紹介させていただいたのは、グラスフェッドミルクの7~8割が普通の牛乳と混ぜて出荷されていること、ホタテ養殖の作業でもっと燃料と人手を削減できること。

どれも、地域や業種の枠組みを超えたら解決できるのでは?

スライドのまとめ。すべての内容を御覧になりたいという有難いかたはぜひご連絡ください。

コミュニティ参加のススメ

長々とお付き合いいただきありがとうございました。
ここまで高知での体験について書いてきました。

結果、参加してとても楽しかったです。
私の旗はまだぼんやりとですが、輪郭をあらわしてきた感じです。

立つ位置が変わると見える景色も変わってくるもの。

既存の枠組みややり方に疑問を抱いている方、
一歩踏み出したい方、
踏み出した仲間を見つけたい方、
コミュニティ参加という手段もあります。

気になったかたはぜひ次回のCLS道東にご参加ください!

CLS道東(釧路)は7月1日開催です!

4月にオープンしたばかりの946BANYAでお待ちしています!じり!

詳細と申し込みはこちら!
https://clsdoto2023-jiri.peatix.com/

今回のCLS高知 まとめツイッターはこちら
https://togetter.com/li/2127563


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