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【2019年版】誰からも望まれていない例のやつ

誰からも望まれていないのですが、毎年やっているその年に観た映画、聴いた音楽、読んだ小説と漫画の4部門でNo. 1だった作品を紹介するやつをやります。

2019年は仕事が大変で(毎年大変ですが)、小説なんかはほとんど読めてませんでしたが、毎晩のお皿洗いや洗濯物の時に結構映画を観れました。

そして、子ども達を寝かしつける際、子どもがウトウトし始めて寝付くまでの時間、スマホで漫画をたくさん読みました。電子書籍マジいいです。

電子書籍で小説読めばいいのかもしれませんが、小説は漫画に比べて読むスイッチが入り難くて、すんなり読むスイッチの入る漫画に傾倒してしまいました。

というか、スイッチどうこうの話ではなく、後で発表するNo. 1の漫画にハマり過ぎて、そればっかり読んでしまったというのもあります。

では、まずは映画部門から

1.グリーンバーグ ノア・バームバック監督作品
2.ブギーナイツ ポール・トーマス・アンダーソン監督作品
3.フランシス・ハ ノア・バームバック監督作品

やはりノア・バームバック監督の映画が大好きです。『イカとクジラ』や『マーゴット・ウェディング』という映画の脚本と監督をしているんですが、コメディ映画の部類で紹介されることが多い監督です。

コメディの監督っていうのは、僕個人的にはどうなのかなって思ってます。まあ、笑えるんですけど、それは本質ではなくて、この監督の映画の本質は言葉では言い表せない心の動きを描いているところにあると思います。それが描けるのは本当に凄いと思います。

一方でポール・トーマス・アンダーソン監督の凄さは、物語を伝えるための映画の作り込み方です。昔の名作からの引用や様々な撮影手法を用いて物語の流れや構成をしっかりと作っていきます。

邦画では中島哲也監督『渇き』や漫画家新井英樹原作の『愛しのアイリーン』も良かったです。

では次に音楽部門

1.『something for your M.I.N.D』super organism
2.『coffee & TV』blur
3. 『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』ZAZEN BOYS

遅ればせながらsuper organismにどハマりしています。最高です。ボーカル、サウンド、パフォーマンス、どれをとっても最高。Oh Wow, Very Cool!です。

ボーカルの野口オロノさんのラジオもとてもおもしろい。発言が若いとか、自由とか、そんなことじゃなくて、ソリッドに研ぎ澄まされていて素晴らしい。

やりたいことしかやらない、楽しいことしかしない、そんなんじゃ駄目だろみたいな考えはもはやかなり古くて、やりたいこと、楽しいことを追求することの方が今は正しいように感じます。

super organismはまさにその価値観を楽しさとカッコ良さ全開で教えてくれます。マジで素敵。マジで最高。Oh Wow, Very Cool!

小説部門について、今回は発表を差し控えたいと思います。ほとんど読めてないので。

最後に漫画部門。

1.『キングダム』原泰久先生
2.『ちいさこべえ』望月ミネタロウ先生
3.『ファイアパンチ』藤本タツキ

こちらも遅ればせながら『キングダム』の熱狂の渦に巻き込まれました。本当におもしろい。そして、キングダムを通じて歴史好きになりました。

そこで出会ったのが#いいかねパレットの樋口代表と株式会社コテンの深井さんとヤンさんでやっている#コテンラジオです。簡単に言うと様々な歴史を紹介するラジオなんですが、おもしろすぎて歴史好きが加速して、毎日ラジオを聴くほどになってしまいました。

話は戻って、キングダム。現在56巻まで出ています。職場の後輩から全巻借りて読んで、その後、再び1巻から電子書籍で購入して読み直してます。もう5週目くらい。

簡単に説明すると春秋戦国時代の秦という国が中華を統一する話なのですが、戦争孤児の信という少年が後に始皇帝となる政と出会い、戦を重ねながら戦果をあげ、武功を重ねていくストーリーです。

いわゆるジャンプ系の歴史物なのですが、僕的にはスラムダンクに負けずとも劣らない熱量を感じます。そして、セリフの名言率の高さが凄いのと、キャラ一人ひとりの設定の精度が秀逸です。

何十人も濃いキャラクターが出てきては死んだり、武功を上げて出世したりします。僕はその中でも騰(とう)という将軍が一番好きです。

騰(とう)将軍は、伝説の大将軍である王騎将軍の副官をしていた人物で、中華を股にかけ戦をしまくった王騎軍の副官として、各国の大将軍と戦いまくっていました。

色々とあって、将軍となるのですが、僕は騰(とう)が若い世代の芽をしっかりと育てるために王賁という若い将に戦の指揮を取らせる魏火龍との戦いがとても好きです。

相手に対して常に全てを見せない騰(とう)の余裕のあるスタンスを取りながら、思いっきりよく若い将の意見を取り入れる、僕はそんな上司になりたいなと思います。

『ちいさこべえ』『ファイアパンチ』については、前に書いています。下のコメントにリンクを貼っていますので是非読んでみてください!

では、今年こそは昨年より色々と鑑賞したいなと思います。そしてアウトプットもやっていこうと思ってます!

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