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誰に向けて、なぜ「ゆとり本」を作るのか

 遅ばせながら、あけましておめでとうございます。今年はかなり長めのお休みをいただきまして、ようやく昨日仕事始めでした。そんなわけで、昨年末に書かせていただいた「ゆとり本(と呼ぶことにします)」についても全く進捗がなかったわけですが、そろそろ始動せねばならぬということで、久しぶりにnoteを書いております。

 実は昨日とある大手出版社の方に会って「ゆとり本」についてアドバイスをいただきました。お話を聞いて、特に「この本で何を伝えたいか」「誰に読んでほしいのか」「今後の進め方」について、改めてきちんと考えなければいけないと思いました。本日はそのためのnoteです。

1.この本で何を伝えたいのか

 これは明確。「ゆとり世代の思想」です。そもそも「ゆとり世代」と呼ばれる僕たちにもいろんな価値観があって、それを一言で括ることはできません。でも、その中でも共通した考え方や価値観を持つ人は多い。だから、「ゆとり」というのは世代を区切るための言葉ではなく、思想なんじゃないかと考えるようになりました。だからこそ、本書で扱いたいのは世代論ではなく、思想論です。具体的にはこの「思想」を章立てにして、コンテンツを作っていくつもりです。

 2.誰に向けた本なのか

 これは少し悩みました。当初は同じ思想を持つ同世代をメーンターゲットにしようかと思っていました。「ゆとりの思想に共感できる」「言語化してほしかった」という声が多いからです。でも、同じ価値観を持つみんなに向けて書籍を作るだけでは、うちうちの満足で終わるような気もしています。かといって「ゆとり世代」をあらゆる世代に向かって積極的にアピールしたいわけではない。ゆるく思想が伝わっていけばいいなと思っています。

 だから、あえて書籍のターゲットは僕らより上の世代、つまり「ゆとりの思想を知ってもらいたい人」にしようかと思います。共感できる人たちがまとめたアイデアを外に向かってやんわりと浸透させていけたらいいなと。ただ、主張や強要はしません。知りたくない人にまで無理に主張する必要はないと思っています。そういった意味では、「ゆとりに興味がある・知りたい人たち」がターゲットでしょうか。そもそもターゲットを世代で区切りたくはないのですよね。ゆとりは思想だから。

 3.今後の進め方

 4月末までに何らかの形で書籍を作るためには、すでにかなりギリギリのスケジュールなんですね。1月中に大枠が決まり、2月に取材をして情報を集め、3月に編集、4月には印刷をしなければなりません。

 1月中に大枠を決める上で、重要なポイントは2つ。

①制作メンバーを固める(特に書籍デザイナーをどうするか)
②お金を集める(現状polcaで考えているけれど、CAMPFIREの方がいいのかしら?もちろんリターンは書籍です。)

 これと並行して、実はいろいろと施策を考えております。すでにたくさんの方からご協力のお声を頂いているにもかかわらず、リソース的におそらく全てに応えることができないというもどかしさから、何らかみなさんにご協力いただく、そして還元できる形を模索しているのです。他にも発売時期に合わせたPR施策もいろんな方にご協力いただき、検討中です。単純にプレスリリースを打つとかではなく、面白い巻き込み方ができそうなので、具体的にはもう少し固まってからお伝えさせてください。

 さて、前回の思想中心のnoteとはうって変わって、今回は具体的な部分について、現状をまとめてみました。もしよければ、現状についてのご意見やアドバイス、感想があれば、是非コメントをいただけると幸いです。どんなことでも構いません。Twitterでのご意見も「#ゆとり本」つけてもらえると、確認できると思います!!それでは、引き続き、宜しくお願いします。

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