Frostbite Road Race 2023 2

 昨日の続きです。

 スタート地点にわらわらと人が集まるわけですが、コスプレしている方が結構いました。マリオ、スーパーマン、葡萄、セーラームーン、シカゴブルズのユニフォームを着て、緑の頭をしていた方はデニス・ロッドマンでよかったでしょうか。ロッテの佐々木朗稀投手のユニフォームを着ている方もいて、私もカープのユニフォームを着て走ろうかと思いましたが、完走できるかわからず、最下位集団になりそうなわけですから、そんなところにカープをシンクロさせるわけにはいきません。着ていかなくて良かったです。スタート地点は、参加者の自己申告タイムによってエリアを割り振られていましたが、後ろの方はどうでもよいのかもうぐちゃぐちゃでした。

 制限時間があって2時間30分でした。練習では7分/㎞前後で走っていたので、21㎞×7分=147分ですからギリギリ、もちろん同じ速度で走り続けられるはずもありませんから、少し早めに走らなければいけません。スタートして、しばらくはHさんが一緒に走ってくれました。6分30~40秒くらいのペースで2㎞位お付き合いして頂いて、Hさんは先に行きました。私はそこから何とか走りましたが、広大な滑走路のあたりは走っていると、なんとも気持ちよく、長い距離を走ったような気持にもなり、そして結構疲れてきて、「もう10㎞くらいは知ったのでは?」なんて思って歩いてしまいました。歩きながらナイキのアプリで距離を見てみると「5.5㎞」です。全然ダメでした。歩いていると、後ろから「お馬はみんな パッパカ走る♪」という曲が聞こえてきました。シマウマの前身タイツに馬の頭の被り物をした方が、音楽を流しながら走っているのでした。なんだかわけのわからないパフォーマンスで「こんなのに負けたくない」と思い、6㎞まで歩いて、そこからさらに3㎞位走って抜きました。しかし、また歩き、10㎞近辺から今度は2㎞弱でまた歩いてしまいました。

この辺りで「ジャクソン~」なんていう声援が聞こえて、なにかと思ったらマイケル・ジャクソンのコスプレをした方が「ポウ!」と叫んだりしていました。「『マイケル~』じゃないんだ」と思いながら、「こんなふざけたやつにも負けたくない」と思い、走り始めましたが、この方、聴衆が増えるとキレッキレのダンスを披露していました。既に10㎞走っているのに凄まじいです。そんな感じであっさり負けを認めて、今度は1㎞持たずに歩いてしまい、ちょっと歩く距離を長くして立て直そうと思いました。この時点ではまだ制限時間内で行けそうな気もしたのですが、しっかりと休んで走り出すもやっぱりきつくてまた歩きです。

足は割と平気で体力的にきつくなっていたのですが、やっぱり後半になってくると足もきつくなってきて、後はひたすら歩き、一応マラソン大会ですからゴール直前で走り始めて、制限時間はオーバーしたものの、ゴールさせて頂きました。結構歩いてしまいましたが、付け焼刃にしては何とかなった方かもしれません。もう少し、走れるように練習していきたいと思います。

終了後、Hさんと横田基地周辺のハンバーガーショップなどで乾杯しようと思いましたが、どこも満席、拝島駅まで歩いてラーメン店でビールと餃子で乾杯しました。いやー、走った後のビールが美味かった。

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