小石河

 「産経新聞・FNN合同世論調査 ポスト岸田は『小石河』が上位、林、茂木氏は低迷」というタイトルの記事を読みました。タイトルだけみたときに、「小石河って?」と疑問に思ったのですが「河」から河野太郎デジタル相を思い出して、頭文字を取ったのだろうと予想できました。


 では「石」ですが、これは「石破茂氏でよいのかな?」と言った感じで、確証が持てませんでした。総裁選に負けたり、出られなかったりなんて言うイメージが強かったので調べてみると2018年の総裁選では、安倍晋三氏との一騎打ちでしたから仕方ないのかもしれませんが、圧倒的に負け。2020年の総裁選では菅義偉氏、岸田総理と3人で争い最下位。2021年の総裁選では出馬することさえ叶いませんでした。年齢は65歳と政治家としてはそれほど高齢ではありませんが、大変失礼ながら旬を過ぎているような気がします。


 で、「小」なのですが、これが分かりませんでした。「小林?、小川淳也、、、じゃないか、うーん」と全く出てくることはなく、答えを見てみて驚愕しました。小泉進次郎氏だったのですね。1位が河野太郎デジタル相で19.7%、2位が石破茂氏で15.1%、3位が小泉進次郎氏で10.9%という結果だったそうです。個人的にはどなたにやっていただいてもちょっとなという感じなのですが、得票率が少ないことが救いです。


 「小石河」に続いて4位に菅義偉前首相で8.7%、5位に高市早苗経済安全保障担当相で6.4%、6位林芳正外相1.4%、7位茂木幹事長1.1%、8位泉健太立憲民主党代表1.1%、9位野田聖子氏0.5%という結果ですが、全部合計しても64.9%、残り35.1%が野田聖子氏の0.5%よりも低いのですから70人以上のお名前が挙がっているのだと思います。それだけの名前が挙がってしまう調査ですから、ふざけた名前を挙げている方もいらっしゃるのかもしれません。しかし、立憲民主党、野党第一党としては情けないですね。野党がしっかりしてくれないから、自民党も緩くなってしまうのだと思います。


 すっかり忘れていましたが2021年の総裁選で河野太郎デジタル相を小泉進次郎氏、石破茂氏が支援するということで「小石河連合」なんて言われていましたね。語呂が良いのかもしれませんが、私のかつての学び舎が文京区の小石川近辺にあり、現在の学び舎はばっちり小石川ですので、なんていうか、ちょっと嫌です。

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