広島アスリートマガジン8月号

42 広島アスリートマガジン8月号

 「広島アスリートマガジン8月号」を読みました。表紙は菊池涼介選手、鈴木誠也選手、森下暢仁投手、栗林良吏投手、そしてサンフレッチェ広島の大迫敬介選手でした。「広島の5つ星 東京五輪で輝け!」とありました。邪推ですが、會澤選手が故障のため、五輪出場を辞退してから、慌てて大迫選手をねじ込んだ感じがしてなりません。よく見るとカープの4選手の写真よりも、大迫選手の写真の縮尺が大きいことがわかります。完全に曾澤選手を隠すようにして貼り付けたようにも見えてしまいました。雑誌というのはタイムリーな話題を求められますから、こうしたところは苦労が絶えないのでしょうね。

 五輪よりも小園選手と林選手のインタビューに注目してしまいました。小園選手は3番ショートで良い働きをしてくれています。打撃では「とにかく誠也さんにつなぐこと。」を意識して臨んでいるとのことでした。2016年から言われていますが「つなぐ意識」というのは好結果を生むのでしょうね。守備に関しては二遊間を組む菊池選手に刺激を受けているようでした。菊池選手のインタビューにもありましたが「予測と準備」が大切、小園選手は特に準備を大切にしているということでした。菊池選手と二遊間を組むことでまだまだ足りない部分が多いと感じているそうですから、今後もどんどん成長していって欲しいです。

 林選手は開幕当初、2軍で打率1割台と苦しんでいたのだそうです。今の活躍からすれば全然想像もつきませんでしたが、良く這い上がって来てくれたものです。「とにかく打つしかない」と必死にバットを振り続けて、2割台中盤くらいまで打率を戻したところで、一軍選手にコロナ感染者が出ると言う事態もあり、一軍昇格を果たしました。昨年位から林選手のユニフォームを購入しようかと検討していたのですが、ピッチャーのユニフォームを持っていないので昨オフに高橋樹也投手のユニフォームを購入しました。そしたら、林選手のこの活躍、そして期待の樹也投手はボコボコに打たれてしまい、自分の見る目のなさを痛感させられました。いやいや、樹也投手はこれから頑張ってくれることでしょう。

 「大野豊の視点」では玉村投手と大道投手が取り上げられていました。特に玉村投手ですが、もう8回も先発しているのですね。勝ち星に恵まれないところがありましたが、8回の先発全て5回以上投げているのでしっかりと試合をつくってくれている証拠です。今後が楽しみな選手がたくさんおりますが、願わくば今シーズンもう少し巻き返して頂きたいところです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?