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東京大学在学中。元東京大学アメリカンフットボール部学生トレーナー。2017年8月から9…

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東京大学在学中。元東京大学アメリカンフットボール部学生トレーナー。2017年8月から9か月間、Texas A&M University-Commerceに留学し、米国でトレーナー活動も経験。現在は、工学部機械工学科に進学し、人体衝撃解析について勉強中。

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【第4回】アメリカのトレーナー現場を紐解く~1年間のインターンシップを通して感じた4つのポイント~

第4編 学びの場としての大学スポーツ  アメリカではスポーツが強ければそれでいいということは許されません。大学での成績も非常に重視されます。もちろん、日本でも文武両道が唱えられているのは承知ですが、アメリカの方がより事細かに規則が定められていると思います。  第1章で少し触れましたが、学業成績不振者の練習参加禁止は典型的な例だと思います。具体的には、eligibility(適格条件)と言われる基準があり、指定された科目に置いて良好な成績を修めなければ練習に参加することができ

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      第3章 トレーナーの現場  ここでは本題であるアメリカのトレーナーの現場について書かせていただきます。各大学にはAthletic Departmant(大学体育局)と呼ばれる部署があり、各大学のスポーツに関わるプログラムを統括しています。  その中に所謂トナーナーチームを言われるAthletic Training Department(Sports Medicine teamとも呼んでいます。)が存在します。私もAthletic Training Departmentに所

      • 【第2回】アメリカのトレーナー現場を紐解く~1年間のインターンシップを通して感じた4つのポイント~

        第2章 充実した大学のスポーツ施設  ここではTexas A&M大学commerce校のスポーツ施設を例に、充実した大学のスポーツ施設についてお伝えさせていただきます。  Texas A&M大学commerce校では、11582名収容可能な陸上トラック付きのフットボールスタジアム、サッカーフィールド、ソフトボール球場の3つの大きな屋外施設があります。我々の大学には野球チームはないのですが、一般学生向けの野球場も3面あります。  また、フィールドの近くにはそれぞれのチームロ

        • 【第1回】アメリカのトレーナー現場を紐解く~1年間のインターンシップを通して感じた4つのポイント~

          はじめに  2017年12月16日、私が学生トレーナーとしてインターンシップ実習をさせていただいているTexas A&M大学commerce校のアメリカンフットボールチームがNational Champion(全米1位)になるという快挙を成し遂げました。  1年間という僅かなインターンシップ実習の中で、その快挙を成し遂げたチームに2017年8月から帯同し、幸運にもNational Championship game(全米1位決定戦)まで帯同するという貴重な経験をさせていただ

        【第4回】アメリカのトレーナー現場を紐解く~1年間のインターンシップを通して感じた4つのポイント~

        • 【第3回】アメリカのトレーナー現場を紐解く~1年間のインターンシップを通して感じた4つのポイント~

        • 【第2回】アメリカのトレーナー現場を紐解く~1年間のインターンシップを通して感じた4つのポイント~

        • 【第1回】アメリカのトレーナー現場を紐解く~1年間のインターンシップを通して感じた4つのポイント~