目の前の行動に意味をつけていく 【長期的な努力につなげる努力】

成功に結びつけるためには「長期的な継続」が欠かせない。

そのための行動を切り分けていくと「今日の努力」「短期的な取り組み」をいかに続けられるか、どのようにモチベートするかが重要だとわかる。

今回は「今日の行動をモチベートする」ことにフォーカスしてみる。

まずは長期的な成功ビジョンを明確にもつ

自分が努力を積み重ねた先のビジョンを明確にしておくことが先決である。

そこから逆算して今日の努力を決めていく。

たとえば「事業で年間1億の利益を出す」というビジョンをつくるとすると、そこから細かく目標を切り分けていく。

「年間で1億の利益」⇛「月間でおよそ900万の利益をコンスタントにあげる、もしくは年2回の大売上を1500万の利益で計3000万、残りの月を700万利益で目指す」⇛「週5日の労働で月20日間の労働時間、一日およそ40~50万の案件をこなしていく、または週で200~250万の案件をこなしていく」となる。

今回は年間1億という大掛かりな目標を例にしたが、最初はもっと小さくていい。

むしろ小さい成功を積み上げていくのがセオリーである。

行動を切り分けたら、今日の行動と到達した地点を確認する

そして行動を切り分けることができたら、行動して到達した地点を確認するようにする。

つまり今日の努力を時間や成果やお金に置き換えてパラメーターとして積み上げていく。

こうすることで行動に具体性が出る。

今日の努力をムダだと思わないために

長期的なビジョンを掲げるとどうしても成果が出るまでに時間がかかってしまう。

すると今の自分のいる地点がわからなくなる。

まるで暗闇の中を手探りで進んでいるような感じ。

「自分のしていることはムダなんじゃないか」とか「これは時間を浪費しているだけなんじゃないか」という葛藤が常につきまとう。

そのためにもはっきり意識しておきたいことを提言しておく。

どんな努力もムダにはならない

月並みな言い方に聞こえるかもしれないが、「どんな努力もムダにはならない」

言い方を変えると「努力したことは違う形で価値を提供できる媒体になる」ということ。

たとえば「プロのスポーツ選手になるために毎日練習する」という努力を継続していて、実際にプロになれなかった人は努力がムダだったのかというとそれは違う。

なぜなら「プロになるための努力をしたという経験」がしっかりと自分の育てた時間になっているからだ。

つまりそれを「プロを目指している人」に提供してあげればいい。

自分なりのアドバイスやケガなどのトラブルの解決手段、利用できる施設や制度など自分にしかできないプロ道のナビゲートができるはず。

なにより実際に自分がしてきたことの経験談は唯一無二の価値になる。

経験値を毎日貯めている感覚をつくる

ドラクエなどのRPGみたく、毎日の努力を経験値として貯めているように思うのも手だ。

今日明日では気づきにくいが、確実に継続することの効果はある。

スライムを倒していくがごとく、毎日歩いていることを自覚してみる。

結局やめない人が成功する

どんな分野でも成功している人はやめなかった人である。

これは間違いない。

圧倒的に短期的に結果を出す人もいるが、大事なのは「自分のやり方で成功する」こと。

ブログなどがいい例であろう。

短期的に結果を出す人もいれば長期的にじっくり成果を上げていく人もいる。

そこに優劣はない。

だから比較することに意味はないのである。

むしろ焦ったり自分の努力を疑ったりといいことはない。

「自分が考えて自分で結果をつくる」ことに集中するべき。

まとめ

・継続することに集中する

・努力はムダにならない(何らかの形で価値になる)

・人と比較しない(自分のやり方で結果を出すこと)

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