遠近法(Perspectives)
この前投稿してから二週間になります。前々回の投稿から数えると、二ヵ月近く、二冊の原書読みと格闘していたことになります。結果としては、どちらもボツ。編集者サイドからボツになったというより、翻訳者と編集者の合意の上で。
まさに骨折り損のくたびれ儲け、ですね。でも、こんな仕事を三十年以上もやってきたのです。人生そのものが、骨折り損とは申し上げませんが。
心機一転、話題を変えましょう。
今の仕事の中心がトリスタン・ガルシアの『7』(Tristan Garcia : 7, Éd