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死ぬまで生きろ!空は青い!

おはようございます。タカハシと申します。現在41歳で無職!?休業中!?の元エリート会社員です。

今日は、そんな転落者の私が新入社員の頃を思い出しつつ、自己紹介がてら反省もしつつ、20代、30代の前途有望な皆さんに少しでもお役に立てればと思い、老婆心ながらお話させていただければと思います。

大学卒業から就職まで

青山学院大学を卒業した僕は都内にある商社に就職しました。
社会人一年目は、本当に嫌な年だった事を覚えています。

当時、青山学院大学に通いながら、青山ブックセンターという本屋さんでアルバイトをして、大学と同時に「編集の専門学校」に通っていました。とくかく本を創りたかった私は、出版社の就職試験を受けまりました。

結果は全滅・・・どこの出版社にも入社出来ませんでした。

本屋さんには、青山ブックセンターを始め何社かには内定をもらいましたが、どうしても本を創りたくて、出版事業部のある商社に入社しました。

その出版社はファッション雑誌を発行していたので、第一希望の出版社には
入社出来なかったものの、ある程度の満足はしていました。ファッションにも興味があったので、ファッション雑誌は正に希望通りだと感じていました。

そして、期待を胸に入社したところ、入社した月、まさに、その月に、そのファッション雑誌は廃刊。タカハシはパズルの雑誌に配属となりました。

希望の部署ではないが全力を尽くす

同じ本とは言え、ファッション雑誌に携われると思っていたのに、パズル雑誌とは夢にも思っていなかったので、とても落胆した記憶があります。若かったので、何となくお洒落な事をしたいという気持ちが強かったのだと思います。

さらに追い打ちをかけるように、編集という仕事をやりたかったのに、与えられた仕事は広告営業。パズル雑誌に広告を取ってくるという仕事です。

パズル雑誌はクリエイティブでファッショナブルとは当時の私には思えず、しかも、編集を希望していたのに営業。思い描いていた社会人生活とは全く違った現実が待っていました。

しかし、今、思うと嫌な仕事ではあったけれども、前向きに取り組んだ事が
非常に良かったなと思っています。

社会人一年目の僕は、一人でパズル雑誌3誌を担当して、そこに広告をとってくるという仕事を全力でやっていました。

大学を卒業してすぐですので、右も左も分からず、先輩もいません。営業は僕一人。上司は編集者が二人。その上司も営業をやった事がなくて、とにかく営業して広告をとって来いの一点張り。

何かを教えてくれる人もおらず、どうしていいのか、最初は分かりませんでしたが、広告代理店一覧という書籍が出版されていて「あ行」から、すべて電話をして、とにかく営業を行いました。

知名度のない雑誌で、取り合ってくれない広告代理店も多かったですが、結果的には一年間で、1000枚以上の名刺がたまり、人脈がものすごい広がりました。

業界のルールや常識は知りませんから、クライアントのメーカーに直接行ったり、いろいろと無茶苦茶な営業方法だったかもしれませんが、とにかく、人に会って、パズル雑誌に広告出してくれと頼んでいました。

広告は無理だけと、パズルの懸賞に自社商品ならいくらでも提供してあげるよ、という話は簡単にまとまる事が多くて、いろいろなものをもらいました。ゲームソフトや食品などなど。

結果的に思ったのは、本当に嫌で、カッコ悪いと思っていた仕事ではありましが、真摯に全力で取り組む事によって、見えてくるものがあります。

全力を尽くすと見えてくる世界があります

そして、今、振り返ると、社会人としての基本的なマナーやルールを知るには、営業をしておいて良かったと本当に思います。

営業だけは出来なくて、他の仕事は完璧に出来るなんて人は、あまりいないと思います。得意、不得意分野は個人によってあるかもしれませんが、出来る人は、どこの部署でも活躍できますし、出来ない人は、何をやっても出来ません。

一年後、営業で結果を出したタカハシは会社から好きな部署で、好きな仕事をして良い。多分、お前なら何をやっても上手くやってくれると思う。

という言葉をいただいて、社会人二年目からは、新規事業担当で、新しくパズル雑誌を創刊して編集長兼広告営業を行い、成功させ、その後、パズルの雑誌、のゲームにしようという事で携帯電話やパソコンのゲームを制作してきました。

その他、なぜかアクセサリーの製造販売や飲食店の立ち上げなどもやってきました。

そうこうして15年ほど経つ頃には、会社の新規事業の立ち上げと言えばタカハシ。という代名詞のようなポジションを不動のものとしました。

ですので、今、担当している仕事が自分に合ってないとか、他の部署なら能力を発揮出来るなんて、思っている方がいるかもしれませんが、そうではありません。

出来る人は、どこに行っても、どんな環境でも、何があっても出来るし、出来ない人は、どこで何をやっても出来ないのだと思います。

偉そうな事言ってますがタカハシは転落者です

偉そうな事を言ってしまいましたが・・・その後、ワタシがどうなったかというと、酒・女・博打・詐欺などなど、よくある失敗したような話は全て経験してしまい、今、全てを失って(人脈も財産信用も全てです)、本当に裸一貫で1000円も所持金がないホームレスのような状態に陥りました。

とりあえず、その後、定職を持ってある程度は、時間的、金銭的に自由になりましたが、これは復活とは言えないと思い、仕事を辞めて背水の陣を敷きました。

絶対に復活して、時間的、金銭的自由を目指すべく、仕事を創っていきたいと考えています。

社会人一年目でしたら、人生まだまだ、何でも出来ると思いますし、何者にもなれると思います。

もう41歳になってしまった私が、まだ、何者かになろうとしているのだから。

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