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タカハシから若者へメッセージ

おはようございます。タカハシです。ワタクシ、今年で42歳になります。現在は41歳です。

孔子は「吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」と言ったそうですが、41歳と言えば、惑わずの年齢であり、迷ってばかりの人生の私が、語るのはお恥ずかしいのですが、それでも41年間生きてきて、思うところがありますので、一言、申し上げさせていただければと思います。

まず、大学までは卒業した方が良いと思います。

例外として、既に自分の進むべき道が見つかっている人は、大学なんて行かずにその道を一直線に進めば良いと思いますが、大多数の人は、18歳くらいで、親の下を離れず、自分は将来、どんな仕事をしたいのか、よく分からないままに過ごしていると思います。

そういった人は、とりあえず勉強をして、なるべく学力の高い大学に進学すべきです。


高校までとは違って、大学にはいろいろな地域からの人たちが集まって、刺激を受ける事も多いでしょう。

その環境の中で、自分の得手不得手も見えてくるでしょうし、目標も見つかるかと思います。ですので、高校生で人生の目標が定まらない人は、とりあえず一生懸命、勉強すべきです。勉強する事で、学力が上がり、学力を武器にいろいろな選択肢が増えるわけです。

次に、就職と結婚は、絶対に熟考して決めた方が良いという事です。

就職も結婚も、一度するとなかなか辞められません。


一度、入社した会社は、なかなか辞める事が出来ませんし、結婚も、なかなか離婚は出来ません。というか、そもそも、退職も離婚も、なるべくしない方が良いです。

入社して、キャリアアップしてすぐに転職、独立しようとか、僕は気軽に考えていましたが、入社一年目に辞めたいと社長に言っても、なんだかんだで辞められず、結局、15年くらい同じ会社にいました。その間に、やりたい事もありましたし、独立もしたかったのですが、社内での立場がどんどん上がり、給料も、満足できる金額を得てしまったので、辞める事が出来ませんでした。もしかしたら、あの時、辞めて独立していれば・・・なんてのは、後の祭りです。

結婚生活も5年ほどしていましたが、離婚するのは本当に大変でした。
もっと上手に結婚生活を過ごせば良かったのですが、どうしても上手くできなかった。

タカハシは就職と結婚については、後悔しています。

今なら、もし、同じ会社、同じ人と結婚しても幸せに上手くやっていく自信はありますが、当時は、もっと出来る、もっともっともっと、と、いつも何かに満足出来なくて幸せになれませんでした。

ですので、就職と結婚は、永く続けられるかどうか、きちんと考えて覚悟をもってすべきだと思います。気軽な気持ちでは絶対にダメです。もし、少しでも転職、独立しようとか、浮気をしそうだとか、本当に好きな人ではないとか感じたら、本当にちょっとでも感じたら、即刻、就職も結婚も中止して下さい。

人生の中で、かなりの影響がある事ですから、完全に納得するまで考えるべきです。

41年間はあっという間で、今でも自分が41歳になってしまったのかという実感はあまりありません。

時間が経つのは本当に早いです。中学生の頃に想像していた41歳は、結婚していて子供もいて、住宅ローンの返済をしながら働いているというイメージをしていましたが、全くそんな事はありませんでした。

現実には、結婚はしていましたが離婚していて、子供はいませんし、家もありません。ただ、中学生の頃には想像もしていなかった事もたくさんありました。

サラリーマンとして働いていましたが、完全成功報酬の給与体系になり、一番良い年では年収が想像よりも二桁多い年もありました。中学生の頃は想像もしていなかった住まいに住んで、車も運転手付きで単なるサラリーマンだというのに、随分と見栄を張った生活をしていたように思います。

振り返ってみると、見栄は何の役にも立ちません。

高額な時計や服、鞄、靴などなど全身えらい高いものを身に着けていましたが、だかと言って誰かに尊敬されたり、女子にモテたりという事は、ほぼないと言っても良いかと思います。

下手に派手にしていると、何か悪い事でもしているんじゃないかと、いらない陰口を言われるだけですので、どんなに成功したとしても、身に着けるものはほどほどにしておいた方が良いかと思います。高額なものはコストパフォーマンスが悪いものの方が圧倒的に多いです。

それと、貯金は絶対にしておくべきです。

僕は、これでもかというくらい、お金は使い果たしてしまいました。貯金せずともお金は稼げるし、不安定を好む傾向が強かったので、貯金もせずに生きてきましたが、破天荒を演じながらも貯金はしておくべきだったと激しく後悔しています。

僕の常に全力で物事に取り組むという姿勢が評価されて、いろいろな仕事がまわってきましたが、それは仕事上演じていれば良かっただけなのに、私生活においても、全力で遊び、消費するというスタイルだったため、何も残っていません。確かに得難い経験はいろいろとありましたが、今となると、しっかりと貯金はしておくべきだったなと思います。

お金はあると有難みを忘れがちですが、ないと本当に苦しいです。贅沢をしたいわけではないのですが、お金がないとみじめで辛い思いをする場面も大人になると結構ありますよ。

いつ何時でも、余裕のある立ち居振る舞いが出来るようになるためにも、なるべく多くの貯金があった方がいいです。その貯金があるという安心感から余裕が生まれるのです。

あとは、やってはいけない事というのもいくつかあります。

前述の見栄を張らないという事にも繋がるのかもしれませんが、飲み過ぎ、寝不足も避けた方が絶対に良いです。

僕は、後輩何人も引き連れて、高級店を飲み歩いていましたが、太って二日酔いで気持ち悪くなって、お金もかかって、あまり良い事はありません。

後輩とコミュニケーションを取りたいのであれば、もっと別の方法を考えるべきでした。仕事中に、しっかりと方向性を示して真摯に取り組んだり、人生のアドバイスを本気でしてあげたり、困っている事があったら全力で解決してやったり、そういった行動をするべきだったのに、僕は飲んで騒いで、ごまかしてしまったような気がしています。

朝方まで飲んで、二日酔い寝不足で仕事の成果もおちたり、良い事はあまりありません。

まとめると、やっぱり最後は真面目に生きていなければならないという事なのかなと思います。

今までふざけていたわけではありませんが、常識的な範囲を超える遊び方をしてきたから分かった事なのですが、やはり愚直にやらねばならないという事です。

真面目に仕事をして、真面目に結婚生活を送って、真面目に生きる。これが幸せに繋がっていくのは間違いありません。

他人と違う人生、先行きが分からない人生、これもまた魅力的ではありますが、やってみると結構辛い事が多いのは間違いないかと思います。

人間、いつかは必ず死んでなくなります。ですので、どんな道を選んでも、もちろん自由ですが、41年間生きてきた感想を今日は書かせていただきました。

まとまりがなくて恐縮ですが、今日はこのへんで!

え!?サポート!?いや、本当ですか!?ワタシにっ!? ・・・ ありがとうございますっ!!