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失敗したことのない人は、新しいことに一つも挑戦しなかった人である(アルバート・アインシュタイン)

失敗したことのない人は、新しいことに一つも挑戦しなかった人である(アルバート・アインシュタイン)
 
 
県所蔵の贋作疑い油彩画、購入前の意見書公開「画家の初期代表作」「市場に出るのは稀」評価高く
 昔から定期的に「贋作」騒動が起こる。なぜか。それは、素人には理解できないほど絵画や骨董品に高値がつくから。
「モナ・リザ」のオリジナルは、市場で取引されることがないため、正確な価格を見積もるのは難しいですが、専門家によれば10億ドル以上の価値があるとも言われています。贋作の価格は品質や製作者により異なりますが、数千ドルから数百万ドルで取引される場合もあります。ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「ひまわり」やエドヴァルド・ムンクの「叫び」なども、贋作が多く出回っている作品として知られています。
 
 サギ師は、ほとんどの人が本物と偽物の区別がつかないことを知っているので贋作を本物と信じ込ませて大儲けをしようと企みます。
 
 この手法は、なにも絵画や骨董品の世界だけではありません。塾業界も同じです。たとえば、京大医学部に合格するための英作文の指導は“実際に京大の英作文でボーダーの8割を超えた人“にしかできません。泳げない人が、水泳の指導ができないのと同じです。
 
 「京大卒の講師だから安心」というキャッチコピーを使っている塾の講師は、ほとんどが医学部卒ではありません。「TOEIC満点」という宣伝文句を使っている塾は、京大の英作文とTOEICの問題が全く違う事実を語りません。
 つまり、贋作です。
 
 生徒の方も、保護者の方も本物と偽物の区別がつかないので「意見書」(塾の場合は、口コミ)を信用するしかありません。そこで、大規模塾ではSNSに大量のサクラを仕込んでステルスマーケティングに精を出しているわけです。経営者としては当然の営業努力ですが、私は性に合わない。
 
失敗したことのない人は、新しいことに一つも挑戦しなかった人である(アルバート・アインシュタイン)

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