見出し画像

「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(240)

「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(240)


長野市公園廃止問題の名誉教授が180分にわたって反論 近隣住民に「あなたとは次元が違う」とも

 長野市が1軒の家からの騒音被害の訴えをきっかけに、公園の廃止を決めた問題。市に対して意見を言っていたのが国立大名誉教授だったと報じられ、「上級国民への配慮か」と批判の声が上がっている。今回、この名誉教授が夫人とともに「週刊新潮」の取材に応え、180分にわたって“言い分”を語り尽くした。 

 まず、この名誉教授は周囲からどのように見られていたのか。近隣住民が明かす。 「コロナ前は地区の忘年会があって、名誉教授に“工学部の先生なんですね。私も仕事が設計屋で、工学系なんです”と話しかけたら、真顔で“あなたとは次元が違いますよ”と言われた。自分から“大学では一番人気”などと口にするような、世間話ができない人。親しい家はないと思うよ」


 私が名古屋大学に通っていた頃もこういう勘違いの教授がみえた。国立大学の教授になったくらいだから、学生時代は優秀だったのだろう。しかし、庶民にとっては関係のない話。ノーベル賞を取るくらいの方以外は誰もこの方を知らないはず。

 私から見ると町の設計屋さんの方が多くの人に知られて、実際に家の設計などを手掛けて多くの人の役に立っている。大学の教授って、自分では偉いと思っているほど世間の人は興味がない。誰の役に立っているのか分からない。

 そもそもマツコも言っているように人の評価は「他人様が決めること」であって、自分から「オレは偉い」と思っている人はどの分野でも二流か三流です。


 When I was a student at Nagoya University, there was a professor who had this kind of misunderstanding. He must have been an excellent student since he became a professor at a national university. However, this is of no concern to the common people. No one but a Nobel Prize winner would know him.

 From my point of view, a design shop in town is better known to many people and is actually helping many people by designing houses and so on. University professors are not as interesting to the public as they think they are. I don't know who they are helping.

 As Matsuko says, people's evaluation is "decided by others," and those who think they are "great" are second- or third-rate in any field.


高木繁美

 「高木教育センター」塾長。名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?