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パブリックリレーションズの事業分野は公式に7つリストされている


本場アメリカのPRプラクティショナー認定制度、APR(Acredited Public Relations)を受験する際の必読書、Effective Public Relationsでは、パブリックリレーションズの事業分野を7つリストしています。

パート5の「the Practice」にて、
・ビジネス、産業領域
・政府・行政領域
・軍事領域
・NPO&NGOなど非営利法人領域
・ヘルスケア領域
・教育領域
・労働組合など各種協会領域

ch.15 business and industry
ch.16 government and politics
ch.17 military public affairs
ch.18 nonprofits and nongovernmental org
ch.19 health care
ch.20 education
ch.21 associations and unions

この領域分けはなんなのか、というと、いくらコミュニケーションの法則性を理解しマスターしたとしても、この7つの分野はそれぞれに「クセ」があるので注意が必要です、という意味です。

たとえば、NPOやNGOに「企業理念」は似合いません。
ヘルスケア領域は、薬事ルールが厳しく、表現以前のハードルが高い。ちょっと比べてみても、アプローチの仕方がやや違うのです。業界をまたいで転職する、あるいはフリーランスとしてかかわる場合には、どのあたりに注意しておけばいいのか。そんなことを解説しています。

日本は軍事はやや弱く、政府・行政はベールの向こう側、という印象があるかな。
やってることは同じですが、これに年齢差別や性差別の要素が加わるのでややこしくなりがちです。

まあ、この分野わけがある、というのは知らない人多すぎると思います。PR学部でないと習わないことですし。逆に知っててどうなる、ということは、、、ないか。分野ごとに対策を立てればマルチコミュニケーションが実現しますしね。そういうキャリアを積み重ねた人とちゃんと採用担当者や転職業者が話ができる日がくるのでしょうか。

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