田植え・稲刈り体験
我が街では、市の主導で「親子ふれあい農業体験学習」を毎年開催してくださっています。
農業振興のみならず、生き物や自然とのふれあいなど農業体験を通じて、小学生が保護者と共に農作業を通じて農と食の大切さ、物を作る喜びを実感し、物を大切にする心を養い、情緒豊かな成長や環境意識の醸成を促し、農業の理解と学習に資することを目的として抽選で30組が参加できます。
今年はこの農業体験に参加し、まず6月9日に田植えを行いました。この日は朝から雨が降ったり止んだりの生憎の天気でしたが、田植えを始める時間には雨も上がってきました。農家の方から田植えの方法を教わってから恐る恐る田んぼの中へ、、、。装備は靴下2枚を重ね履きです。思ったよりドロの重みが足に乗ってきて、歩きにくい!!苗は20cmから30cm間隔で植えるということも、このときに初めて知りました!(風通しと日当たり、分けつを考えて、だそうです)
田植え、とっても大変でした(汗)これまで以上にお米を大事に頂こうと思いました。
さて、9月22日はいよいよ稲刈りです。タイトルの画像にもUPしましたが、見事に稲穂が実ってくれました!あらかじめ、鎌を使った稲刈りの方法を予習して体験に参加です。
稲刈りは、稲の下から20センチぐらいの位置で持ち、土から2、3センチ上を鎌で刈り取っていきます。刈るコツは、のこぎりのようにゴシゴシと刈るそうです。その後、3から5株を刈り、株をそろえてクロスして置いておきます。(脱穀の位置を一定にして収量を多くするため)刈った株を踏んだり、稲が残らないように(大事なお米になる!)注意しました。
あとは、4対6ぐらいに株数を分けるようにして、ひもでキツめにくくっていきます。その割合のまま、稲架掛け(はさがけ。稲穂を下にする)しました。
子どもたちは、稲が前のめりで自分に当たってきたのが困ったみたいですが、稲刈りをしたことが一番心に残り、また一番楽しかったと笑顔で語ってくれました。刈ったあとは稲を束ねましたが、束ねたり逆さに吊るすのを初めて知ったと言っていました。
この後、2週間ほど天日干しして、脱穀(稲の束を籾と藁にわける)、臼ひきがありますが、これは農家の方が行ってくださいます。
秋も深まる11 月23日に、収穫した稲で作ったもち米で餅つきと体験学習発表会があります。自分たちで植えて刈った稲のお餅、今から楽しみです!