真剣乱舞祭2022をサンドーム福井で見た

5月8日(日)マチネを観劇。
真剣乱舞祭は2018年以来2度目の福井公演。
これは、あれですかね、DMMが地元で公演を打ちたいという思いが結実したものでしょうか。だとしたら地元万歳。
(正確にはDMM発祥の地は石川県だけど、福井県寄りに位置している)

舞台は2.5次元かどうかにかかわらず、出演俳優で見る作品を選ぶことがほとんど。
何故なら地方には作品の質で選べるほど舞台公演がないからだ。
舞台公演が少ないと言ってもすべてを見ることは不可能。
だったら、興味を持っている俳優を生で見てみたいという思いが優先される場面が多い。
今回の真剣乱舞祭はその点で優先順位があまり高くなかった。
もっくんは好きだけど、2018年に見たしなーとか。髭切膝丸はもう一度生で見てみたかったけど来ないしなーとか。正真正銘推している黒羽麻璃央も来ないしなーとか。新しい刀剣は興味を持つほど覚えられないしなーとか。
悩んだけど、やっぱり近いし(高速使わず1時間半)、キャラクターは一応わかるし、どの公演も1度は配信で見てるし。
料金も値上がりしたようだし、決め手に欠けるまま、ミュージカル刀剣乱舞のプレミアム会員先行に外れたら諦めようと思って申し込む。ハズレ。
真剣乱舞祭福井公演はずいぶん前から発表されていたので(出演者は後から発表)、念のためにチケット先行用のシリアルコードが入っているCDを注文していたんだけど、ハズレがわかる直前に届く。
せっかくなのでシリアルコードがあるから、これで外れたら諦めようと再度申し込み、無事に当選。
たぶんこれで外れたらまた別の先行を探してただろうなぁ。
結局、チケットを申し込む段階で大概行くと腹を決めていて、チケットが取れるまで何とかしてしまう性分でした。
そもそもプレミアム会員になっている時点でこうなることは分かってたよ。

それほど熱心なファンではないのでどういういきさつかわからないけど、とにかく福井公演は前日に現地でグッズの物販が設置されていた。
5時間待ったとか6時間待ったとかいうツイートを見て、これは当日なら意外と買えるなと確信(熱心なファンは事前に購入しているだろうというのがその時の私の予想だったんだけど、ちょっとその予想は違ったかもしれない。結果オーライだったけど)。
せっかくなのでグッズを買おうと予定を大幅に早めて10時半に現地着。
会場の前の道路を渡ってすぐの駐車場に止めることができた。
グッズと言っても、ペンラを貸してくれた友人と翌週に会う予定の友人に、それぞれブロマイドをお土産に買おうかなという程度。
あと自分用にパンフ。
12時すぎには買い終えたので13時開演に向けて車内で昼食。
車は近いところに止められてラッキーだった。ホント、地元サイコーだな。
開演20分ほど前に会場入り。
スタンド10列目くらいの席で、真ん中にせり出したおへそ?的なステージを真横から見る位置。
左手がメイン?ステージ(真剣乱舞祭っておへその方がメインステージなのかな)。
2018年は花道の真横の席で、おへそステージで何やってるかさっぱりわからなかった。
今回は全体が見渡せる。
俳優たちの表情までは見えない。
全体を見渡せる席に座ると2018年の座席は奇跡だったし貴重な体験だったなとわかる。

おへそステージの真ん中には小舟が一艘。
最初に3人ほどが順番に出てきたかな。
その後、大勢が出てきてどこを見ていいのか分からなくなる。
つい、スクリーンを見てしまうが、いずれ映像で見る機会はあるだろうから(配信は買ってないけど)今は生じゃなきゃ見られないものを見ようと言い聞かせて全体を見る。
今日はこの人を特に見ようと定めていなかったためどこを見ていいのかわからない。
本当に全体を見れるようになるまで相当時間がかかった。
慣れてくると、刀剣乱舞の世界に圧倒される。
生は2018年の乱舞祭と2021年5月のにっかり青江単騎の石川公演しか体験したことがない。
2018年は何が何だかわからなかったが(髭切膝丸の回転の風を切る音は耳に残っている)、今回は生ならではの存在感や歌声の伸びなどがよくわかる。
存在感と歌唱、トータルで圧倒的だったのはspiと、もっくんこと太田基裕。
ふたりのデュエットなど、圧倒されて聞きほれた。
もともともっくんは好きなので、こうなると途中からもっくん中心に見てしまっていた。
くるむくんが不調だったのか、んんん?という感じ。
刀ミュを見るにあたっての師匠が配信で見ていたので、くるむくんのんんん?な感じを伝えたら「初日ですから」と言われた。
そうなのか。
2018年にも見ているはずなんだけど、初めての生刀ミュで緊張しちゃったのと近すぎたのとで、あわあわして本当に覚えていないんだよ。
比較できないので師匠の言うことを鵜呑みにすることにする。
歌も踊りも安定していたのが浦島虎徹の糸川くん。
前日に音曲祭の配信を見ていて、黄瀬と赤司くんじゃんとうっかり閃いてしまったため、見ている間中「赤司くんの人」と心の中で呼んでいた。要するに名前をど忘れしてた。
そういえばSHOW BY ROCKだったか幕末Rockだったかで、もっくんが降板して糸川くんに変わった役があったなと思いだした。
当時、糸川くんはそこで初めて名前を目にしたくらいの感じだったので、もっくんの後は大変そうだなと思っていたんだけど、そうかー。
もう一人驚いたのは豊前江の立花裕太くん。
君は顔が完ぺきなだけじゃなく歌もうまくてダンスもうまいのか。すごいな。
配信を見ながらツイッターで、君は何故帝劇に出ないのだと詰め寄っていた小狐丸くんは、帝劇でない理由が分かった気がした。
ハイトーンはすんごいんだよ。
でも普通の部分がブレてた。
もしかしたらくるむくんと同じように初日のせいかも知れない。
これだけでかい会場だとちっこくて地味な髪色とか色目がおとなしい衣装の人は不利だなーとも思った。
ショウゴがキレイすぎて誰だか分らなかった。
顔が本当に小さい。
鳥ちゃんはしゃべったらすぐわかるんだけど。
俳優をちゃんと覚えていなかった肥前忠広の石川凌雅くんと源清麿(だったかな)の佐藤信長くんはこれで覚えた。
でも刀ミュはメイクが濃いから別の役だとわからないかもなぁ。
大包平は、シュッとしたイケメンだった。
歌もうまかった。でもシュッとしてた(かとしょ強すぎてシュッとしてる大包平になかなか慣れなかった)。
松島勇之介くんね。よし、覚えた。
高橋健介くんはあそびばで認識しちゃったので、高橋健介にしか見えなかった。
優雅なたたずまいは醸し出してたんだけどなぁ。
笹森くんはなぜか笹森くんとして認識してるので不思議な感じだったなぁ。
そして、牧島くん。
牧島くんもあそびばでようやく馴染んだ俳優の一人。
あそびばすごいな(と師匠に言われた)。
テニスで海堂役だったのは覚えてる。すごく印象に残っている海堂の一人。
たぶんうまかったんだよな。
それと声が無理なく低かった。海堂を演じるキャストを見る上で、無理なく低い声は私にとってポイントが高い。
見た目はかわいいのに声を聴くと低くて毎回驚く。
私は財木の顔が好きすぎたので、役が変わったときたいそうがっかりしたんだけど、牧島くんはまりおのバースデーイベントのお祝いVTRでも天才ぶりを発揮していたので、すっかり牧島くん本人に馴染んだ。
牧島くんは、一番近くの島的なもの(会場の四隅に高さがせり上がるお立ち台のようなものがあった)にも来てくれたし、大倶利伽羅としてはなんかかわいいのも、改めてツボだった。
目が大きいのかな。顔がかわいいんだよね。

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