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プロダクト開発

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記事一覧

仕様書の参考例と、こんな内容を仕様書に最低書くといいというお話

仕様書の参考例と、こんな内容を仕様書に最低書くといいというお話

よく、仕様書を書いていなくて、書いてみたいけど、具体的な仕様書がネット上に落ちてなくってこまってるって相談を受けるので 「仕様書の記載内容のイメージ」を作りました!

※前提として「現在仕様書を書いていない、自社開発のMVP検証前後のフェーズのスタートアップ向け」に書いています。PMが仕様書、エンジニアがDesign Docを書く分担です。

ついでに、システム開発の基礎である「システム開発のV字

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誰もが誰かの欲しいモノを見つけるために〜仮説検証評価ツール Value Assessor

誰もが誰かの欲しいモノを見つけるために〜仮説検証評価ツール Value Assessor

こんにちは、外資系IT企業でプロダクトマネージャーをしています、ハヤカワです。

先日このようなツールをリリースしました。

この2年間で、プロダクトマネージャーとして学んだことを発信している中で、ありがたいことに多くのスタートアップの経営層の方、プロダクトマネジメントを学んでいるPMの方、また自身で開発のできる個人開発者とお話しする機会をもらいました。
その中で、多くの方が課題の仮説検証に困って

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あらためてジョブ理論の話をしよう

あらためてジョブ理論の話をしよう

外資系IT企業でプロダクトマネージャーをしていますハヤカワです。

今回はジョブ理論についてあらためて基礎から実用的な話まで網羅的に話そうと思います。

まずはGoogle スライドで内容をまとめたのでこちらも合わせてご覧ください!

スライドの内容をベースに解説したいと思います。

一般的にイノベーションとは3つの円で表すことができます。この中でも今回は「DESIRABILITY」、人々がそのプ

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to BプロダクトのPMが成果を出すために持つべき13のスキル

to BプロダクトのPMが成果を出すために持つべき13のスキル

メルペイのPMやってます、さとじゅんです。

to B向けプロダクトをやってきて、成果を出しているPMが持っているスキルについて考えてみたので、後から振り返りできるようにnoteに記しておきます。

プロダクト開発をしていく上では、ここに記載した以外にも大切なことはいろいろあると思います。

ですが、今回はその中でも特に必要ではないかと思ったことをピックアップして書いてみようと思います。

※ ち

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PMFへの第一歩: バリュープロポジション (フォーカスと再現性)

PMFへの第一歩: バリュープロポジション (フォーカスと再現性)

先日Atama Plusが51億円のシリーズBラウンド、CADDiが80億円のシリーズBラウンドの調達を発表しました。どちらも2018年にDCMからシード投資を行った企業です。2つの企業は創業から順調に事業を伸ばしていますが、共通していることがあります。

2社に共通していることはプロダクトローンチ前のシードラウンドと数十億円後半を調達するラウンドで説明されている「バリュープロポジション(valu

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「Notion」よりも「Linear(リニア)」でのチーム開発が絶対おすすめ

「Notion」よりも「Linear(リニア)」でのチーム開発が絶対おすすめ

今、最もイケてる(と思ってる)スクラムのためのタスク管理ツールLinearがおすすめです。導入2ヶ月経ったので書きます。

こちら👉 https://linear.app/

案件が増えてきたチームには、ぜひ読んでもらいたいです!

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1. NotionのボードViewがダメな理由
ボードViewでスクラムやってましたが、辞めてしまいました。

そもそもSlackで追うには、しんどい会話

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「お金を払ってでも課題を解決したいユーザー」をどのように探し、どのようにプロダクト開発に協力してもらったか

「お金を払ってでも課題を解決したいユーザー」をどのように探し、どのようにプロダクト開発に協力してもらったか

Flyleの荒井です!

前回は「プロダクト開発着手」から「初めての有償利用の実現」までにかかった1年間を振り返る、という内容を書きました。僕自身ゼロからの事業・プロダクトの立ち上げの経験は豊富ではなかったため試行錯誤しながら進めましたが、その試行錯誤によって得られた学びもたくさんあります。

今回は新たなサービスの立ち上げにおいて非常に重要となる「お金を払ってでも課題を解決したいユーザー」とどの

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【BtoB SaaS】スパイダープラスの「&Co.」なものづくり組織とプロセス

【BtoB SaaS】スパイダープラスの「&Co.」なものづくり組織とプロセス

久々のnoteです。

この記事では、顧客価値を生み出すための組織の在り方と、スパイダープラス社のアイデンティティである「&Co.」のつながりについてを書いていきます。

スパイダープラスについての理解をしていただきたいのはもちろんのこと、BtoBのSaaS、特にVerticalな(≒業務浸透度の高い)SaaSプロダクトを手掛けている方には参考になることもあるかもしれません。

①BtoB Saa

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まだなにもないスタートアップは人の魅力を語るしかない

まだなにもないスタートアップは人の魅力を語るしかない

こんにちは、こくぼです。Leaner TechnologiesというB2B SaaSのスタートアップでプロダクトをつくるチームをつくる仕事をしています。

創業まもないスタートアップがブランディングしていくためには何が必要なんだろう?と思ったことを書いてみました。

この記事で伝えたいこと・スタートアップを渡り歩いてきた自分がLeanerに感じた魅力
・創業まもないスタートアップは人の魅力を発信す

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リモートでも歩みを止めない!プロダクト開発工程別のデータ活用実践例

リモートでも歩みを止めない!プロダクト開発工程別のデータ活用実践例

こんにちは。「Airレジ ハンディ」のプロダクトマネージャー(以降、PM)をしている植田です。
「Airレジ ハンディ」のプロダクト立ち上げをした3年半前(2017年5月)から、PMとして遅めの青春を楽しませてもらっています。

「Airレジ ハンディ」のプロダクトチームは、プロトタイピングが大好きなチームです。
特に、不確実性の高いエンハンスや新しい価値を発見するためのプロトタイピングを行う際に

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入社1年目の挑戦!『Airレジ』オンボーディング体験設計の4STEP

入社1年目の挑戦!『Airレジ』オンボーディング体験設計の4STEP

はじめにこのnoteを読めばわかること 業務・経営支援アプリのオンボーディングの難しさや改善手順について書きました。具体的な手順は記事中盤の『オンボーディングの体験設計を行う4STEP』から始まります。

文中に使用されている画像のまとめ

自己紹介 この春リクルート入社2年目になりました、上妻(こうづま)と言います。3カ月の新人研修を経て、2020年7月から「Airレジ」のプロダクトデザイングル

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僕たちのアジャイルジャーニー

僕たちのアジャイルジャーニー

こんにちは。別所 (@gb_pdm)です。
2019.12からSNS領域プロダクトのプロダクトマネージャーをしています。

今回は移動した新チームがアジャイルなチームになるために取り組んできたことについて書きたいと思います。

背景去年の9月に新チームに移動となったのですが、そのチームでは「MTGではなく開発時間を確保した方が開発スピードが出る」「至急チケットが多いためスクラムを導入してもスプリン

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プロダクト開発におけるKPI設定について

プロダクト開発におけるKPI設定について

こんにちは。別所 (@gb_pdm)です。
2019.12からSNS領域プロダクトのプロダクトマネージャーをしています。

現在KPI(Key Performance Indicator)に基づき機能立案やプロダクト改善ができるチームを作るため挑戦中です。
KPI設定方法については既に多くの方が情報発信されていますが、自分の中での整理の意味も込めて先人の方達の内容をベースに改めてまとめました。

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サービスに求められるものを、6段階に分類する

サービスに求められるものを、6段階に分類する

先日、Google Cloudさんのイベントで話した「サービスの段階」の補足。

「サービスの体験をよくする」というのが、漠然としてどうすればいいかわからないとき、まずユーザー体験を6段階に分類するのをオススメします。

この図をベースに、

・あなたのプロダクトの現状
・やろうとする施策やアップデート

が、それぞれどのレイヤーに属するかを見て、基本は低レイヤー(機能より)のものから、充足させて

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