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シードVCにおけるCommunity Managerとは【1人目募集】

皆さま、お元気ですか。初めましての方も宜しくお願いします。
ジェネシア・ベンチャーズ鈴木です。

現在、ジェネシア・ベンチャーズでは、Community Manager(コミュニティ・マネージャー)を募集しています。

このnoteでは、Community Managerの採用背景や業務内容、期待することをお伝えしたいと思います!


何故、Community Managerを採用するのか

私たち、ジェネシア・ベンチャーズは、次世代の産業創造に挑戦するシード期投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。

2016年の設立以来、日本だけでなくインドネシア・ベトナム・インドにも拠点を構え、国内外累計160社以上のスタートアップに投資を行ってきました。その結果、当社の投資先の数は急速に拡大しています。
急速な成長と投資ポートフォリオの多様化に伴い、投資先スタートアップからの相談事項も増加の一途を辿っています。

ファイナンス・ビジネス開発・組織創り(採用含む)など、あらゆる領域における相談が増えているだけでなく、その内容自体も複雑化しています。
従来は、こうした多岐にわたる相談には、ベンチャー・キャピタリストが個別に対応してきました。

しかし、より体系的かつスピーディなサポート体制を構築するには、スタートアップ・コミュニティの支援をリードできる人材の存在が不可欠であると考えています。
そこで今回、ジェネシア・ベンチャーズ初のCommunity Managerの採用募集に踏み切りました。

チーム体制

ジェネシアの主要チームは、投資部門(日本・海外)、ファンド管理、バリューアップ、コーポレートの4つで構成されています。

4ヶ国に跨るインターナショナルなチームになりつつあります

今回募集するCommunity Managerは、VCの代表であるGP(General Partner)直下に位置し、バリューアップチームに所属し、投資先スタートアップの成長を支援する役割を担っていただきます。

仕事内容

仕事内容を説明する前に、ジェネシアが投資先スタートアップへの付加価値として強化したい6つの経営基盤として掲げている『Six Pillars』についてご紹介させてください。

💡Six Pillars
1. 資金調達の最大化
2. ビジネス機会の最大化
3. PR支援
4. 強い組織創りの支援
5. 投資先コミュニティ
6. GVネットワーク

これらは、志の高い起業家から選ばれるために欠かせないソリューションであり、起業家に対するジェネシアとしての提供価値そのものであると定義しています。

Pillarごとにチーム制で運用しているのですが、Community Managerは各チームと密に連携しながら(3, 4に関してはHR SpecialistやPR Specialistとも連携)、適切なネットワークや情報を投資先スタートアップに提供していきます。
また、投資先スタートアップの起業家および経営陣のニーズを常に把握しながら、提供価値の最大化を目指していくことも期待されています。

では、具体的にどのような支援を行うのか。これまでの取り組み事例をもとにCommunity Managerの仕事をご紹介していきます。

1. 資金調達の最大化

  • ミッション:

    • 投資家のキーパーソンとの出会いの提供を通じた投資先の資金調達機会の最大化

  • 具体的な取り組み事例:

    • シリーズA以降の投資家キーパーソンを招待し、スタートアップとのマッチングの機会を創出するイベント『Finance Hub By Genesia』を定期開催

2023年10月開催の『Finance Hub By Genesia』にて

2. ビジネス機会の最大化

  • ミッション:

    • 事業会社のキーパーソンとの出会いの提供を通じた投資先のビジネス機会の最大化

  • 具体的な取り組み事例:

    • ジェネシアのファンドLPや連携パートナー(大企業・CVCや自治体)とスタートアップの連携を深めるイベント『Business Hub By Genesia』を定期開催

    • 新産業創造プラットフォーム『STORIUM』を活用した大企業とスタートアップのマッチング機会の創出

2024年3月開催の『Business Hub By Genesia』にて

3. PR支援

  • ミッション:

    • 投資先が持つ様々な可能性を引き出し、ペルソナを中心としたステイクホルダーに届けることで、投資先のサービスやソリューションを社会に届けること

  • 具体的な取り組み事例:

    • PRの目標設定やプレスリリース添削などのHands IF支援

    • メディア担当者とスタートアップが繋がるメディアミートアップの定期開催

    • SNSや危機管理対応などのノウハウを学ぶPR勉強会の開催

2024年5月開催の投資先スタートアップ向けのSNS活用勉強会にて

4. 強い組織創りの支援

  • ミッション:

    • スタートアップが採用/組織課題で陥りがちな落とし穴の啓蒙や組織状態の可視化を通じて、組織トラブルを最小化すると同時に、支援先の戦略的な組織創りを実現すること

  • 具体的な取り組み事例:

    • 組織創りの羅針盤』『ISSUEMAP』などスタートアップの組織創りに関するコンテンツの発信

    • スタートアップの組織創りに関するイベントの開催

事業&組織ステージが進んでいる起業家をお招きした組織作りに関する勉強会にて

5. 投資先コミュニティ

  • ミッション:

    • オンライン(Team Genesia)・オフライン(ジェネシア勉強会)・オフィス(Orbit Shibuya)の相互作用を通じて、以下を実現することを目指している

      • 共に走る挑戦者の顔をお互いに理解し、様々な悩みを相談できる場でありポジティブな意思決定を後押しする場

      • 起業家から見てこのコミュニティに是非入りたいと思ってもらえるような様々な繋がり(人、ノウハウ、経験など)が産まれる場

  • 具体的な取り組み事例:

    • 投資先スタートアップの起業家・経営チームが集うSlackコミュニティ『Team Genesia』の活性化

投資先スタートアップ同士で情報発信をサポートしあう相互扶助のチャンネルにて
投資先スタートアップ同士の横のつながりを増やす「部活」の企画・運営

6. GVネットワーク

  • ミッション:

    • メンバーの日々の人単位の出会いを類型化&DB化し、適切なターゲットにジェネシア及び投資先が届けたいメッセージを届けることができるようにすること

  • 具体的な取り組み事例:

    • 各種DBの構築・運用

いかがでしたでしょうか?以上が、投資先スタートアップへの支援内容≒Community Managerの仕事内容でした。

領域が多岐にわたり、プロジェクトの数も多いので、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これらを全て一人で実行するわけではありませんので、ご安心ください。
Community Managerが主体となって動かすプロジェクトもあれば、別のメンバーがオーナーでサポートとして参加するプロジェクトもあります。

また、ここでご紹介した以外にも、様々な勉強会やイベントがあります。
気になる方は、ぜひ面談の機会などでさらに詳しくご紹介させてください!

ジェネシアのCommunity Managerとして働く楽しさ

ジェネシアのCommunity Managerは、シード期のスタートアップの成長フェーズに応じて、様々な組織・事業課題を横断的に支援する重要な役割を担います。
スタートアップ経営の全体像を把握し、多角的な視点を養えるため、将来的に“あらゆる分野のスペシャリストになれる可能性”も秘めています
また、シードVCならではの特徴として、「ゼロイチの瞬間」に立ち会える点も魅力の一つです。起業家との密接な関わりを通じて、事業のアイデアが形になり成長していく過程を目の当たりにできることは、まさにイノベーションの最前線にいる醍醐味といえるでしょう。

さらに、海外スタートアップにも積極的に投資しているジェネシアでは、グローバルな視野を養う機会も豊富に用意されています。
そのため、海外志向のある方にとっても理想的な環境だといえるでしょう。

求める人物像

最後に、Community Managerとして活躍できる人物像についてお話しします。
このポジションは、ファイナンス・ビジネス開発・組織創り(採用含む)など、多角的な視点からスタートアップを支援します。
そのため、一見すると各分野での専門的な知見が必要不可欠と思われるかもしれません。
しかし、採用情報の「求める資質」にも記載したとおり、入社時にこれらの専門知識は必須ではありません。

専門知識やスキルよりも重要なのは、スタートアップに強い関心を持ち、彼ら彼女らのニーズを汲み取りながら適切な情報や価値を提供できることです。

そのため、多様な背景を持つ起業家や関係者と円滑に対話し、信頼関係を構築できるコミュニケーション能力が求められます。加えて、新しい取り組みを自ら考案し、実行に移せる自走力と主体性も不可欠です。

また、事業はもちろんですが、「人」に興味がある人にとっても、シードVCのCommunity Managerは魅力的なポジションだと思います。

私たちが主戦場とするシード期では、まだサービスが立ち上がっていない企業も多く存在します。
そのため、投資判断の軸は「起業家自身」になることが少なくありません。この「人」を見る視点は、投資後のValue Up支援においても重要なポイントです。

仕事の進め方やモチベーションの上がり方は、起業家ごとに異なります。したがって、全ての投資先に対して画一的な支援を行うのは、本質的な支援とは言えません。

むしろ、一人ひとりの起業家を深く理解し、どうすれば成長につながるのかを徹底的に考え続けることが大切です。

このプロセスを楽しめる方こそ、シードVCのCommunity Managerにフィットすると考えています。

このポジションは経験者がほとんどいないため、VC/金融業界の経験も全く問いません。

「自分がやりたいことに挑戦している人が好きだし、そういう人たちと一緒に仕事がしたい」という思考をお持ちの方であれば、ご活躍いただけるはずです。

今すぐの転職を考えていない方も歓迎します。少しでもご興味をお持ちいただいた方は、カジュアル面談を行っていますので、お気軽にご連絡やDMをください。お待ちしています!

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