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fortune#17 「燦燦園 いちご大福」

今回の仙台の旅では、地元の和菓子屋、餅屋に行くことは叶わず、仙台駅での出張店舗だったり、お土産コーナーで大福を探すことになりました。

ただ、運がいいことに、仙台駅では宮城の有名ないちご農家「燦燦園」の出張店舗に出会うことができました。

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超絶立派ないちごを使ったいちご大福が3種類(こしあん、いちごあん、抹茶あん)あり、いつもなら2つは買うところだけど、ひとつ380円という価格にちょっと引いてしまい…

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スタンダードなこしあんのものをひとつだけいただきました。ちなみに、お土産コーナーではお目当てだった「喜久福」も購入できました。それは追って紹介します。

で、ひとつ380円のいちご大福です。

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以前、「ふたつの領域にまたがるモノが美味しいのは…」ということを書いたんだけど、まさしくこれがその課題というか、テーマそのもので…
餅屋のいちご大福といちご農家のいちご大福、どちらが美味しいのか?というテーマのひとつの答えを導き出してくれるのではないかと期待していただきました。

食べてみると、いちごはそこまで甘くなく、野菜のような食感といちご特有の酸味があり、餅の食感、そして餡の甘さを引き立てていました。ただ、あくまでも主役はいちごで、「なるほど、いちご農園の渾身のいちご大福はこうなるのだな」と納得した次第です。おいしいいちごにコンデンスミルクなんて必要ないけど、餅と餡はあってもいいかも、とも思いました。そういう意味で、餅と餡の繊細さだったり、持っているものの大きさも感じました。

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では、いちご大福として、これがベストなのか? それはわかりません。これはいちご農家の考えるベストないちご大福であって、餅屋さん和菓子屋さんが考えるものではないんじゃないかと思うからです。

そうなると、今度は評判の和菓子屋さんでいちご大福をいただいてみなければ、と思いますし、そのシーズンは冬になるこれからなのかな、とも思います。

いちご屋 燦燦園
https://sunsunen.net/

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