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写真で繋ぐ、命の絆:写真家・佐野貴明の挑戦と夢への旅

こんにちは、写真家の佐野貴明です。
私はこれまで、自身の写真を通じて、「私たちは皆、一つの生命で繋がっている」という普遍的なメッセージを伝えることを目指して活動してきました。そして今、新たな挑戦として、ヨーロッパ各国で個展を開催し、私の写真が持つ力で人と人との絆を深めていきたいと考えています。
しかし、この挑戦に至るまでには、私自身が日本のアート業界で感じた壁や、ベルリンでの実体験を通じて気づいた新たな可能性がありました。このブログでは、その背景と想い、そして皆さんにお願いしたいご支援の理由をお伝えします。


なぜヨーロッパなのか?日本とヨーロッパの写真業界の違い

日本のアート業界で感じた課題

アートは本来、「自由」と「表現」の象徴であるべきもの。しかし、10年以上にわたり日本で写真家として活動する中で、私はその自由が大きく制約されていると感じることが多々ありました。
日本のアート業界では、作品そのものの価値ではなく、作家のバックグラウンドや所属するギャラリーのブランド力、師匠の知名度といった外的要因が重視される傾向があります。また、「高尚であるべき」という先入観が根強く、純粋な表現よりも演出や展示方法の「見せ方」が重視されることも多いのです。この結果、新しい作家や独創的な作品が十分に評価される機会が限られ、私自身も幾度となく行き詰まりを感じてきました。

ベルリンでの経験:作品そのものが評価される世界

そんな中、私は今年の8月にベルリンを訪れ、15日間のストリートフォトの旅を行いました。ベルリンでは、作品そのものが評価されるアートシーンが広がっており、アーティストの知名度やコネクションに左右されない世界がありました。
私はただカメラを持ち、街を歩きながら感じたままを写真に収め、それを現地の人々に見せました。その結果、「この写真を買いたい」と声をかけてくださる方が何人も現れました。特別な演出や展示スペースはありませんでしたが、純粋な表現の力が人々の心に響いたのです。この経験は、私にとって大きな気づきとなり、「私のアートはヨーロッパでこそ広げられる」と確信するきっかけとなりました。

ヨーロッパでの挑戦を目指す理由

ヨーロッパでは、フランスの「フォト・パリ」やドイツの「フォトキナ」など、写真を中心とした大規模なアートフェアが開催されています。これらの場は、世界中の写真家が集い、純粋に作品の力が評価される場です。こうした環境であれば、私の追求する「普遍的な美」や「命の繋がり」といったテーマがより多くの人々に共感されると信じています。
また、ヨーロッパのアートシーンでは、アーティストが公的な支援を受ける仕組みや、作品を発表するためのオープンなプラットフォームが整っています。日本で感じた制約を乗り越え、自由な表現を追求するために、私はヨーロッパでの活動を本格化させたいと考えています。


私が目指す活動:ヨーロッパでの個展を通じて

2025年から、ヨーロッパ各国で個展を開催するプロジェクトをスタートさせたいと考えています。フランス、イタリア、ドイツ、ギリシャなど、各国のギャラリーやアートフェアで個展を開き、次のような目標を追求します:

  1. 普遍的な美の共有
    私の写真作品には、孤独や困難を超えた「一つの生命としての美」が宿っています。このメッセージを、文化や国籍を超えて共感できる形で届けたいと考えています。

  2. 分断された世界の橋渡し
    世界が分断されがちな今だからこそ、私の写真が人々の絆を強くするきっかけになると信じています。ヨーロッパの多文化的な環境で、私の作品が「違い」ではなく「共通点」を見つける契機となれば嬉しいです。

  3. アーティストとしての更なる成長
    ヨーロッパのアート市場は、厳しい審美眼を持つ観客が多い反面、熱烈に支持されると長期的なファンが生まれる環境でもあります。この場で評価を受けることは、私の作品の次なるステップを確立するための挑戦でもあります。


ご支援いただく資金の使い道

今回、目標金額50万円(約3,240ドル)を設定し、以下の用途で活用させていただきます。

  1. 生活費(10万円):制作活動に専念するための基本的な資金。

  2. 制作費(15万円):写真集やポストカード、額装写真の準備費用。

  3. 展示費(20万円):ギャラリーやアートフェアへの参加費用。

  4. ヨーロッパでのリサーチ(50万円):展示のための渡航や滞在費用。


支援者の皆さんへのリターン

感謝の気持ちを込めて、以下のリターンを準備しました。

  • ¥300:私の日常を切り取った限定デジタル写真1枚+コメント

  • ¥1,000:特別なデジタル写真5枚

  • ¥5,000:直筆サイン入り写真集

  • ¥30,000:サイン入りフレーム写真+カスタム10枚のデジタルアルバム

すべての支援が、私と世界を繋ぐ架け橋となります。


最後に:ベルリンで見つけた希望を胸に

日本で感じた壁、ベルリンで得た気づき。これらの経験が私に、世界で挑戦する覚悟を与えてくれました。今回のクラウドファンディングは、私にとって人生をかけた一歩です。どうかこの挑戦を後押ししてください。
皆さんと共に、新しい光を世界に広げていきたい。それが私の願いです。


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