見出し画像

JR全線完乗の旅/第29回武蔵野線他/2016年12月11日

藤沢お休み便。毎度お馴染みJR東日本の「休日おでかけパス」を利用して、関東平野を周遊しました。まずは外周の武蔵野線からスタートです。

■武蔵野線(府中本町〜西船橋)205系

南武線から分岐する武蔵野線は、都心を迂回して東海道本線と東北本線を結ぶ貨物線として建設。東海道本線の鶴見駅から府中本町駅までは、純粋に今でも貨物線ですが、府中本町駅から総武本線の西船橋駅までは、沿線の人口増加に伴い旅客列車も運行される事になったそうです。

時々貨物列車とすれ違ったり、沿線には新座貨物ターミナル駅や越谷貨物ターミナル駅があったので、貨物線としての機能に納得。そして、神奈川県から埼玉県、千葉県と進む中で、見晴らしの良い所では、延々と続く市街地の先に常にスカイツリーや新宿の高層ビル群の姿が。そこで関東平野に広がる各ベッドタウンと、都心へ向かう直行路線を横に結ぶ旅客線の機能にさらに納得でした。

武蔵野線の列車は、総武本線と接続する西船橋駅を越えて、京葉線を経由して東京駅へ向かう運行と、南船橋駅へ向かう運行があります。これらの路線は、写真の駅の案内板では武蔵野線と表記されていますが、正式には京葉線の支線と分類され、それぞれ高谷支線・二俣支線と称されています。JR全線完乗では、こと細かく乗る事が求められます。

■京葉線高谷支線(西船橋〜市川塩浜)205系

京葉線高谷支線を乗り終えると、西日が美しそうな気配。夕日スポットを求めてそのまま京葉線を北上し葛西臨海公園駅で下車。展望広場まで走ると、東京ゲートブリッジが夕日に映えて綺麗でした。

葛西臨海公園の展望広場から西側の海は荒川の河口で、その先は東京都江東区新木場のオフィス街。

高さ117mで日本最大級の「ダイヤと花の大観覧車」

東京湾を一望できるガラス張りの展望レストハウス「クリスタルビュー」。カップルがいつまでも海を見つめていました。

■京葉線二俣支線(南船橋〜西船橋)205系

山手線(品川〜田端)E231系500番台

外周の武蔵野線に続いて、内側の山手線を一周です。山手線の起点と終点は、東京駅から東京駅ではなく品川から田端駅。東京〜品川間は東海道本線、東京〜田端間は東北本線となります。

■赤羽線(池袋〜赤羽)東京臨海高速鉄道70-000系

正式な路線名は赤羽線ですが、運転系統上は埼京線の一部となります。従って乗車した車両は、埼京線と相互乗り入れの東京臨海高速鉄道の車両でした。

今日一日で首都圏を2周しました。外周の武蔵野線は、京葉線や南武線とともに「東京メガループ」と呼ばれ、山手線と同様に各路線を結ぶ接続駅の機能を発揮。首都圏の巨大さときめ細やかさに感心しました。

武蔵野線
(府中本町〜西船橋)
71.8km
京葉線 高谷支線
(西船橋〜市川塩浜)
5.9km
京葉線 二俣支線
(南船橋〜西船橋)
5.4km
山手線
(品川〜田端)
20.6km
赤羽線
(池袋〜赤羽)
5.5km
今回乗車 109.2km
【通算】 5704.7km

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?