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JR全線完乗の旅/第16回/JR東西線他/2015年11月23日

大阪お休み便。本当は藤沢支店で3連休の運行で、東北地方を旅する壮大な計画を立てていました。しかし、藤沢支店にやって来ると、荷物があふれ返っています。そして、本社より日曜日(連休の真ん中)に大阪へ下れとの命令。

泣く泣く東北のお宿をキャンセルして大阪支店へ向かい、連休最終日だけの日帰り旅行となりました。荷卸しを終えて眠い目をこすりながら、尼崎駅より旅のスタートです。

■JR東西線(尼崎〜京橋)207系

1997年に開通した大阪中心部の地下を東西に貫く新路線です。東海道本線(JR神戸線)と福知山線(JR宝塚線)に接続する尼崎駅を起点に、京橋駅で片町線(JR学研都市線)と結ばれる新しいルートができました。

子供の頃に、片町でプツンと切れた片町線が、片福連絡線で福知山線と繋がると聞きました。しかし、都心を貫く計画がまさか実現するとは思いもしませんでした。

列車はそれぞれ相互に直通しています。先を急ぐので駅名標を撮っただけで引き続き乗車しました。

■片町線(京橋〜木津)205系

関西本線完乗の旅で通過した木津駅は、片町線と奈良線の起点駅で交通の要所となっています。

■奈良線(木津〜宇治)221系みやこ路快速

■奈良線(宇治〜黄檗)103系

まだまだ103系が現役で働いています。奈良線は近鉄京都線と並走しており、近鉄の複線に対してこちらは単線で劣勢。ただ快速を走らせたり、複線区間を建設中で健闘しています。

路線名は奈良線ですが、起点の木津駅から京都駅まで全て京都府下。そして京都と言えば寺社仏閣。そこで宇治市の黄檗(おうばく)駅で下車して徒歩5分の、「黄檗宗萬福寺」を訪れました。写真は重要文化財で本堂にあたる「大雄宝殿」です。

続いて「弥勒菩薩(布袋)坐像」です。1661年に中国の僧「隠元禅師」によって創建された寺院は、建物から仏像まで全てが中国風で、オリエンタルな雰囲気を味わう事ができます。

開梆(かいぱん)という木製のお魚。斎堂(食堂のこと)の前に吊り下げられ、これを叩いて食事や法要の時間を知らせたそうです。さらに木魚の原形だと言われているそうで、背景の人物からその大きさを実感してください。

こちらも重要文化財の「寿蔵」と紅葉。

お寺の中で、有名な「普茶(ふちゃ)料理」と言われる中国式の精進料理をいただきました。料理は全て野菜で作られ、揚げや炒めといった中国風の調理は、全て胡麻油が用いられています。本来は中華料理のように大皿に盛り小皿に取り分けて食しますが、予算の関係で松花堂弁当になりました。

萬福寺を出て再びJR奈良線に乗車し(乗車車両は取り忘れ)、今度は終点京都駅の1つ手前になる東福寺駅で下車しました。駅から徒歩10分のところに、京都随一の紅葉の名所「東福寺」があります。

3連休最終日の夕方ですが、ご覧のとおり名所の「通天橋」は、まだまだ多勢の観光客で賑わっています。紅葉のピークは過ぎている事と、今年は冷え込みが少なかったので、色付きは今ひとつと言われていますが、素晴らしい景観に感動しました。

紅葉で賑わう境内を離れて、本坊庭園を見学しました。拝観時間の終了間際で人も少なく、外の喧騒が嘘のような静けさでした。

奈良線の東福寺駅から京都駅までは、一駅ですが大変な混雑で乗り切れないお客様も。とても乗車列車を撮影する余裕はありませんでした。

あたりは薄暗くなってきましたが、京都では紅葉のライトアップが好評と言うネットの情報を頼りに、京都東山の高台寺へ向かう事にしました。

京都東山の高台寺駐車場から見た、法観寺「八坂の塔」と京都タワーの夜景。

高台寺は豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)ゆかりの寺院で、「高台寺蒔絵」が特に有名です。紅葉のライトアップという夜間の特別拝観に、夜とは思えない数多くの参拝客がトコロテン方式で長い行列です。それでも最初の竹林ライトアップを見た瞬間に、綺麗と思わず声を上げてしまいました。

臥龍池に映る紅葉のライトアップは、とても幻想的で美しい光景でした。

高台寺から10分程歩いて、先程の法観寺「八坂の塔」の近くまで来ました。高さ46mの五重塔は国の重要文化財で、1440年に時の将軍足利義教によって再建されたものだそうです。

東北1泊2日の旅が、急遽京都日帰り旅に差し替えでした。しかし、紅葉の美しいお寺巡りに大満足でした。

JR東西線
(尼崎〜京橋)
12.5Km
片町線(学研都市線)
(京橋〜木津)
44.8Km
奈良線
(木津〜京都)
34.7Km
今回乗車 92.0Km
【通算】 3519.3Km

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島根県松江市在住の長距離トラック運転手です。仕事柄、週末が全国各地で休みになるので、そこを起点にJR全線完乗の旅を始めました。中学の頃、宮脇俊三氏の「時刻表2万キロ」を読んで、国鉄全線完乗に挑みましたが断念。50歳を機に再挑戦です。元旅行会社勤務なので、沿線の観光地も訪問します。