起業に興味のある方必読書
こんにちは、たかです!
今日は、ピーター・ティールの『zero to one』という本を読んだ感想を書きます。
この本は、起業に興味のある人にとって必読書だと僕は思いました。
なぜなら、この本のタイトルである0から1をつくる過程が起業には欠かせないからです。
さて、本題に入りますが、まず始めに未来に対する進歩には2つあります。
それは水平的進歩と垂直的進歩です。
水平的進歩とは、1からNを生み出すこと、つまりある製品を1か月1000個しか作れなかったのが、1万個作れるようになるということです。
言い換えるなら、生産性の向上です。
対して、垂直的進歩とは、0から1を作ること、つまり起業を意味します。
これは、ガラケーからスマートフォンという全く新しい機器を発明したことなどが言えます。
そして、0から1を作るときに必要となる考え方は
「賛成する人がほとんどいない大切な真実」
を見つけることであると、著者は何度も言っています。
僕の言葉で言いかえるとするならば、それは課題発見力です。
例えば、アップルがマックを開発する前はコンピュータなんて人気ではなかったし、文字や本体のデザイン性も軽視されていました。
しかし、スティーブ・ジョブスはデザインにこだわり、その結果マックブックやiPhoneなど世界中で愛される製品を生み出してきました。
飛行機が発明される前なんかも、 誰もが空を飛ぶことは無理だと思っていたのに、それを成し遂げ移動時間を圧倒的に短縮させました。
なので、ほとんどの人がまだ気にもしなかった課題や側面に注目・発見することが起業には不可欠です。
そして、0から1を作るうえで独占企業になることを著者は推奨しています。
これはどういうことかというと、競争企業は他社との競争に集中してしまい、短期的な利益ばかり求めてしまいます。
また、競争企業が多いということで、模倣やコピーがされやすいです。
一方で、独占企業であれば長期的な目線で事業を展開することができ、新たなイノベーションの可能性があります。
加えて、起業するならばニッチな部分から攻めることが得策です。
元々Facebookはハーバード大学内で使用されるために開発されたサービスで、アマゾンも最初は本を売ることから始めました。
ニッチなところから始めることでシェアを獲得しやすく、競合も少ないので比較的戦いやすいのです。
とこんな感じで本書は進められていきます。
ピーター・ティールという方は非常に有名な方なので、ぜひ一度読んでみることをおすすめします!
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