今日から使えるプレゼンスキル
こんにちは、たかです!
今日は、著名人も絶賛の一冊『1分で話せ』から、今日から使えるプレゼンスキルについて話していこうと思います。
先に言っておくと、ここでいうプレゼンとは、人前で発表するスキルでも話すスキルでもありません。
プレゼンスキルとは、「人に動いてもらう」スキルのことを指します。
そんな人を動かす話し方の極意を早速深掘っていきましょう。
プレゼンする理由を明確にする
人に何かを伝える際、「そもそも何のために自分はここにいるのか、何のためにプレゼンするのか」を明確に意識する必要があります。
そうでないと、効果的に相手を動かすことはできません。
例えば、次の二つを比べてください
A「営業部と連携して、より欠陥に対して迅速に対応できるシステムを開発したいんです」
B「営業部と連携して、より欠陥に対して迅速に対応できるシステムを開発したいんです。つきましては、営業部長の○○さんからもお話していただけませんか?」
さて、この二つの何が違うでしょう。
Aの言い方だと、文の終わりが「開発したいんです」になっています。
そうすると相手は、なんで俺に言ってきたの?ってなるかもしれないし、開発したいんだったらしたら?ってなるかもしれません。
一方でBだと、営業部長である自分がこの提案を営業部に伝えればいいんだなというのが一瞬で分かります。
そして、返事は恐らく「よし分かった、やってみるよ」
これで終わりです。
つまり、ゴールを明確に設定したうえで話すと、圧倒的にスピード感のある会話ができます。
具体的に言えば、ゴールとは
賛成、反対どちらでもいいから相手の意見を聞きたい
聞き手に動いてもらう必要がある
みたいな感じです。
ゴールを設定していないと、何のためのプレゼンかわからないし、聞き手はじゃあ俺にどうしてほしいのって聞き返す手間がかかります。
コミュニケーションコストがかかる部下ほど上司は会話をしたくないので気を付けましょう。
内容が分からなくなる話し方
ここでは、気だるい話し方を紹介します。
1.長々とプロセスを話す
例えば、上司に企画の提案をするとき
✖ 初めは今年と去年のデータを比較していたのですが、それだけでは説得力に欠けるということで10年分のデータを調査しなおし、その結果A案を採用すべきと結論付けました。
〇 A論を採用すべきと結論付けました。
だらだらと過程を話していると相手も聞くのが疲れます。
常に明瞭かつ端的に 話すことを心がけたいです。
2.気を遣いすぎる
例えば、意見を求められたとき
✖ そうですねー、Aさんのプランは資料はわかりやすくて内容も理解できました。でも、Bさんのプランのほうが論理的で説得力があり、また再現性も高い、、、
〇 Bさんのプランを採用すべきです。Aさんのプランもよくできていたけど、Bさんのほうがより優れていて説得力がありました。
無駄に長い話、意味のない部分を盛り込んでしまうと聞くのがしんどかったり主張がはっきり伝わらなかったりします。
ロジカルなだけでは相手は動いてくれない
どれだけロジカルなプレゼンをしても相手に動いてもらえないことはよくあります。
自分は正しいことを言ってるはずなのに、、、って思いますよね。
僕もそんな経験良くあります。
じゃあ、何で相手は動いてくれないんやろう?
それは、感情が動かされていないからです。
つまり、効果的なプレゼンは論理的な部分と感情的な部分の両方を兼ね合わせる必要があります。
右脳と左脳両方を刺激してあげるとよく言われますが、これも同じことです。
例えば、マイホームが欲しいときマンションを見に行きます。
そこでマンションのサイトにこんなコメントが書かれていました。
都心から近く、さらに駅から近くて閑静な住宅街です。近くには公園もあり、夫婦と子供がいる家庭にぴったりの物件です。
確かに、条件に合った物件で魅力的に思うかもしれませんが、もう一押し足りない気がしませんか?
これにもう一押しするならば、イメージを与えることです。
イメージを与えることで感情が動き、人は行動に移しやすくなります。
そのアプローチは2つあります。
1.ビジュアル化させる
言葉で説明するだけでなく、写真や絵、動画などを見せることで一気にイメージが沸き上がります。
先程のマンションの例でいうならば、マンションの他にも駅やスーパー、近くの公園のビジュアルを見せることは必須です。
2.「例えば」を使う
マンションの例でいうならば、
駅から徒歩5分という立地なので、例えば車を持っていない人でも通勤に困ることはないし、大型のショッピングセンターも電車で15分なので休日家族で出かけるときも楽ちんです
みたいな感じです。
どうでしたか?少しはこれからのヒントになったかと思います。
このほかにも、簡潔にそして効果的にプレゼンをするテクニックが本書では紹介されています。
著者の伊藤さんは3年前に僕の大学に講義をしに来てくださり、そのときの話し方のうまさは今も鮮明に覚えています。
思い立ったらすぐ行動してみる、読書から得た知識は知識のままで終わらせない。アウトプットを必ず行う。
読書をただの読書で終わらせずに、今日から、今すぐ行動に移して人生をより良いものにしましょう!
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