【#31,鹿島vs横浜FC】横浜FCのCKを超分析!【セットプレー】
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【#31,鹿島vs横浜FC】横浜FCのCKを超分析!【セットプレー】

コーナーキックの分析を書きます。

・試合データ

2021明治安田生命J1リーグ
第31節
2021年10月2日(土)
16:00 kick off
@県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ vs 横浜FC
1-2
得点者:
17’ 瀬古 樹(横浜FC)
42’ ジャーメイン 良(横浜FC)
46’ 上田 綺世(鹿島)

42分のゴールが決まった横浜FCのコーナーキックについて書きます。

・ゴール動画

ハイライト映像(ゴールシーンは3:21~)

・選手の立ち位置

青…攻撃の横浜FCの選手(➊~⓫)
赤…守備の鹿島の選手(①~⑪)
※番号は背番号ではありません。

コーナーキック (5)

・攻撃目線

9人が高い位置を取っての攻撃。

配置:
ボール付近…1人
ペナルティエリア内…6人
ペナルティエリア外…2人

ペナルティエリア内の6人(➏~⓫)のうち、2人(➓,⓫)がゴールエリア内にポジショニング。

・守備目線

ゾーンとマンマークを併用した守備体系。

ニアポスト付近に1人(②)を置き、ゴールエリアの横線上に4人(③~⑥)を置いています。

走り込んでくる選手にはマンマークをしています。

☆このCKのポイント☆

Ⅰ.ニアポストの選手を釣り出す

守備側は、ニアポストに②を配置しているため、GKはややファーサイドにポジションを取っています。

また、③~⑥が動かないことでゾーン守備を構築しているため、基本的に持ち場を離れることが出来ません。

なので、蹴られる前に⓫がボール方向に走ることで②を釣り出すことが出来ます。

Ⅱ.長い距離を走ってマークの1歩先を行く

このゴールシーンでは、蹴られたボールを➏が合わせ、ファーサイドに流しています。

マンマークで⑩が付いていますが、先に動けるオフェンスがやや有利になります。

長い距離を移動することでマークとの距離を大きくすることが出来ます。

Ⅲ.ゾーンとマンマーク併用の弱点

ゾーンディフェンスもマンマークディフェンスも弱点がありますし、それらを併用したディフェンスにも弱点はあります。

それは、人数が足らなくなるという点です。

このシーンではゴールエリア近くを5人がゾーンで守っているため、マンマークに避ける人数は多くても5人です。

そこで攻撃に人数をかけられたら、どうしても人数が足りない状況が生まれます。

このシーンでは、➏~➒の4人が走り込むのを⑧~⑩の3人で対応してます。
結果的にボールは来ませんでしたが、➐,➑の2人を⑨が1人で対応しています

・まとめ

”ニアそらし、ファー仕留め”のゴールです。

狙いを持った攻撃とそれを再現する技術力で見事に決めきっています。

守備側は、ショートコーナーの選手がいないのであれば、11人全員でゴール前を固めるような守備を敷くと防げる可能性は上がると思います。


以上です。

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