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試験で120%の実力を発揮するための5つの心構え

はじめに

こんにちは。餃子バイキングと申します。

試験で120%の実力を発揮することは、受験者にとってなかなか難しい話かもしれません。

私が取得したCIA(公認内部監査人)という資格があります。
この試験は、2時間で4択問題を100問解くというとてもタフな試験様式です。

このCIA試験、受験者の中には、普段の学習や問題集の正答率は高く、実力を備えているにもかかわらず、本番の試験で苦戦してしまい、なかなか合格へ結びつかない方もいます。


サッカーの神様ペレは次のような言葉を残しています。
『成功は準備ができているときにチャンスが訪れる』
ペレは試合前には入念な準備を怠らず、常に最良のコンディションで試合に臨んでいました。

また、テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーは試合前の準備とメンタルコントロールを徹底的に研究し、実践していました。
フェデラーは冷静さを保ち、粘り強く戦い抜いた姿勢を常に持っており、彼の試合前の入念な準備とメンタルコントロールは、彼が数々のタイトルを獲得し、テニス界での偉業を成し遂げる要因となっています。

このようにスポーツの世界において、トップアスリートは準備とメンタルコントロールを徹底しています。

資格試験も同じです。

科学的に裏打ちされた方法をストイックに実践するか、なんとなくで過ごして試験に臨むかでパフォーマンスは大きく変わります。

せっかく今まで努力を積み上げて来たのですから、最大限のパフォーマンスを発揮したくないですか?

本記事では、試験本番で120%の実力を発揮するための5つの心構えについて、詳細にご紹介します。
私自身の試験での経験を元に、成功へのコツと準備の重要性をお伝えしたいと考えています。


1. 前日の過ごし方

試験本番で最高のパフォーマンスを発揮するためには、前日の過ごし方が重要な要素となります。

心身のリラックスと集中力を高めることで、試験当日に最適な状態で臨むことができるでしょう。

以下では、前日に意識すべき具体的な方法をいくつかご紹介します。

1. 適切な食事を摂る

前日の食事は、身体に必要な栄養をしっかりと摂取することが大切です。集中力を高めるためには、脳に良い影響を与える食品を選ぶことがおすすめです。

特に、以下の食品が集中力をサポートする助けとなります

・ブルーベリー: 記憶力と認知機能を向上させる効果があります。

・アーモンド: 心の安定を促し、集中力を高めるミネラルやビタミンが豊富です。

・魚: DHAやEPAを含む魚は、脳の機能をサポートします。

また、過度の食事制限は避け、普段から食べ慣れたものを摂ることで不安を軽減しましょう。

2. 適切な睡眠を確保する

前夜には十分な睡眠をとることが大切です。
睡眠不足は集中力や記憶力の低下につながりますので、試験前日は早めに寝るように心掛けましょう。

睡眠は、7~9時間の睡眠を確保することが望ましいです。

また、寝る前にスマートフォンやパソコンなどの画面を見るのを避け、リラックスするための時間を確保することも重要です。

アロマディフューザーを使ったり、ストレッチや深呼吸を行ったりすることで、心身をリラックスさせましょう。

3. 余裕を持って準備を終える

前日には試験当日の準備を余裕を持って終えることが大切です。
試験当日の朝は慌てずに落ち着いて過ごすために、試験票や必要なアイテムは前日のうちに準備しておきましょう。
また、移動手段や会場の場所を確認しておくことで、当日のストレスを軽減することができます。

心構え1:自信の醸成


試験本番での自信は、合格への鍵となります。
心理学や科学の観点からも証明されているように、自信を持つことは認知能力やパフォーマンスに大きな影響を与えるとされています。

1. 過去の成功体験を振り返る

過去の成功体験を振り返ることは、自信を醸成する上で重要です。
試験は新しい挑戦であるかもしれませんが、これまでの人生で乗り越えてきた難題や困難な状況を振り返ってみてください。

試験での成功体験、あるいは過去自分が困難を克服できた経験があることを思い出すことで、自信を持つことができると思います。
私の場合は、過去合格した大学受験の試験前に聞いていた音楽を毎回聞き、目を瞑りながら当時を思い返すようにしています。


2. ポジティブな思考とアフィメーション

ポジティブな思考は、自信を高めるために効果的な手段の一つです。自分に対してポジティブな言葉をかけることで、自己肯定感を高めることができます。

アフィメーションとは、自己啓発の手法の一つで、自己肯定感を高めるために繰り返し肯定的な言葉を唱えることです。
例えば、「私は試験に自信を持って臨める」「自分には合格する力がある」といった言葉を口にすることで、自信を醸成することができます。

科学的な研究によって、アフィメーションは脳の神経回路に影響を及ぼし、自己肯定感を高めることが示されています。
特に受験前、トイレの鏡の前に行き、自分の顔を見ながら上記の言葉をつぶやくと効果的です。

心構え2:リラックスと集中


試験はリラックスして集中することが重要です。緊張やストレスは思考力や判断力を低下させることが知られていますが、逆にリラックスした状態であれば、より効果的に問題に取り組むことができます。

試験前には、アンチストレス技術を活用して心を落ち着かせることが重要です。
このリラックス法を実践することで、ストレスを軽減し、心の安定を促進します。
特におすすめなのは深呼吸と瞑想です。

試験前に手軽に行える瞑想や深呼吸の方法を以下にご紹介します。

1. 瞑想
試験前の瞑想は、心の安定やリラックスを促進し、集中力を高める効果があります。

  • 座って瞑想: 快適な椅子に座り、背もたれに腰を預けてリラックスします。目を閉じ、自然な呼吸に意識を向けます。深く息を吸い込み、ゆっくりと息を吐きながら、心の中で「リラックス」とイメージします。自分の呼吸に集中し、静けさを感じましょう。

  • 瞑想音楽の活用: 瞑想用の音楽を聴くことも効果的です。リラックスできる自然の音や心地よい音楽を選んで、環境を整えることで瞑想の効果を高めることができます。

2. 深呼吸
深呼吸は、自律神経を整え、リラックス効果をもたらす簡単な方法です。試験前に深呼吸を行うことで、緊張をほぐし、集中力を高めることができます。

  • 腹式呼吸: 胸ではなく腹部を意識してゆっくりと息を吸い込みます。鼻から5秒かけて息を吸い込み、口から5秒かけて息を吐き出します。深呼吸を繰り返すうちに、心拍数が落ち着き、リラックスした状態に入ることができます。

  • 4-7-8法: 「4-7-8法」という呼吸法も効果的です。鼻から4秒かけて息を吸い込み、7秒かけて息を止め、8秒かけて口から息を吐き出します。これを数回繰り返すことで、自然なリラックス効果を得ることができます。

これらの簡単な瞑想や深呼吸の方法を試験前に取り入れることで、ストレスを軽減し、集中力を高めることができます。少しの時間を使ってリラックスすることで、試験本番で冷静に対応できるように心掛けましょう。

心構え3:時間管理とペース配分


どの試験でも、時間管理とペース配分が合格への鍵を握ります。制限時間内に全ての問題に取り組むためには、適切な時間管理とペース配分が必要です。以下では、試験で効果的な時間管理とペース配分を実現するためのポイントをご紹介します。

尚、ここではCIAの時間管理ではなく、資格試験の一般的な時間管理についてお話します。CIAはまた特殊な形態のタフな試験様式で、CIA特有のテクニックがあります。下記の記事にすべてまとめていますので、宜しければこちらをご参照ください。


1. 試験時間の把握

試験前には、試験の制限時間を把握することが重要です。各セクションや問題の割り当て時間を理解し、自分のペースを考慮した時間配分を事前に計画しておきましょう。これにより試験当日の時間管理がスムーズになります。

2. タイムマネジメントの練習

上記事前計画のためにも、試験前には、タイムマネジメントを練習することが大切です。模擬試験を行う際には、制限時間内に問題に取り組むことを意識してください。
時間内に解答を終えられない場合は、次の問題に移るタイミングやスキップする問題を判断する練習を行いましょう。繰り返し練習を行うことで、試験本番での時間管理が上達します。


3. スキップ戦略の確立

試験中に難しい問題に遭遇した場合、時間を無駄に使わずにスキップすることも重要です。

時間内に全ての問題に取り組むことが難しい場合は、一旦スキップして次に進むことで他の問題に集中することができます。スキップした問題を後回しにすることで、時間を有効に活用することができます。
試験前に時間管理とペース配分の計画を立て、タイムマネジメントの練習を行うことで、試験本番での効果的な時間管理が可能となります。


心構え4:冷静な問題解決


試験では冷静な問題解決が求められます。焦らずに問題に取り組むことや複雑な問題を整理し、効果的な解決策を見つける方法についてご紹介します。

1. 問題に慌てず取り組む方法

試験中に問題に遭遇したら、焦らずに慌てずに取り組むことが大切です。まず問題文を注意深く読み、問題の要点を把握しましょう。時間を無駄にせず、問題の本質を理解することで、適切な解答に導くことができます。
難しい問題に出会っても、「焦らない、冷静に」と何度も心の中で唱え、考え抜くことで解決の糸口が見つかる場合があります。

2. 複雑な問題の整理と解決策の見つけ方

複雑な問題に取り組む際には、整理することが重要です。問題を細かなステップに分解し、解決策を段階的に導き出すことで、答えを見つけやすくなります。また、過去の経験や学習内容を思い出し、類似する問題の解法を活用することも有効です。冷静な問題解決には、論理的思考と知識の総合力が求められます。

3. 計算ミスや読み違いの防止策

試験中に計算ミスや読み違いを防ぐためには、注意深く問題を読み直すことや解答の確認が重要です。計算を行う際には慎重に手順を踏み、細かなミスを防ぐように心掛けましょう。また、正誤問題であれば正しい選択肢を選ぶのか、誤った選択肢を選ぶのか、注意が必要です。

心構え5:最後までやり遂げる強い意志

試験の終盤でも集中力を保つ方法や、時間が厳しい場合の対処法、最後の問題まであきらめない心構えについてご紹介します。結局この意志の強さが最も大事です。

1. 試験の終盤でも集中力を保つ方法

試験の終盤は疲れが溜まりがちですが、最後まで集中力を保つためには休憩を挟みながら取り組むことが大切です。

そこで、自分の中で「10問解いたら問題を20秒休憩を挟む」等のルールを決めておきましょう。その際、決めたルールは一度模擬試験などで運用し、休憩をとった上でも時間が足りなくなることはないか確認することが重要です。

問題の難易度によって、簡単な問題を先に解くなど時間配分を工夫することで、効率よく解答することができます。
また、前向きな姿勢を持ち、自分自身に対してポジティブなメッセージを送ることも集中力の維持に役立ちます。

2. 時間が厳しい場合の対処法

時間が厳しい場合は焦ることなく、冷静に問題に取り組むことが重要です。
一つの問題に時間をかけすぎないようにし、一旦スキップして次の問題に取り組むという選択も有効です。
また、問題の難易度に応じて簡単な問題から解くことで、確実に点数を稼ぐことができます。一つの問題を考えすぎず、できるだけ全ての問題に目を通し、簡単な問題を取りこぼさない意識で臨みましょう。

3. 最後の問題まであきらめない心構え

試験の終盤であっても最後の問題まであきらめずに取り組むことが重要です。絶望的な時間配分になっても、焦らずに冷静な判断を下しましょう。

未解答の問題はゼロ点ですが、チャレンジすれば少しでも点数を獲得できる可能性が残ります。

最後の最後まで諦めずに挑戦する姿勢が、最終的な成績に影響を与えることもあります。
冷静な問題解決と最後までやり遂げる強い意志は、試験の成果に大きく影響します。

焦らずに冷静に問題に取り組み、後になって後悔しないように最後まで諦めずに頑張ることで、自然と点数は1点、2点とアップしていきます。

まとめ:

試験で120%の実力を発揮するためには、心構えが非常に重要です。心の準備を整えることで、試験本番で自信を持って問題に挑むことができます。この記事では、5つの心構えを紹介しました。

試験本番で自信を持って挑むためには、これらの心構えをしっかりと身につけることが重要です。

皆様が試験で少しでも実力を発揮出来ますように、応援しております。


最後に、CIA(公認内部監査人)の取得を目指して本記事をお読みくださった方へ。

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DMにて個別の相談も承っています。学習方法等迷っていることがありましたらお気軽にご相談ください。






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