普通に生きてても中々遭遇しない事

こんにちは、今回は私が小学生の頃体験した出来事について書きたいと思います。

あれは小学生4年生くらいの頃の夏休み。朝のラジオ体操を終えて、朝食を摂り、夏休みの課題(懐かしい…)をやってるフリして時間をやり過ごした後に、近所の先輩と自転車を乗り回しに出かけました。まだ、午前中の早い時間だった事もあって(確か10時以降じゃないと友達の家に行っては行けないというローカルルールがあったような…)行き場が無いので仕方なく近所のスーパーに行きました。

当時のスーパーにはおもちゃ屋さんが入ってて、おもちゃを見たり本屋さんで立ち読みしたりしてました。「あれ?なんか人が全然居ないな…」と思っていたら、1組だけ(まあ4から5人一塊でしたが…)お客さんを見つけました。でも、このお客さん普通のお客さんとなんか雰囲気が違います。「ずいぶん厳ついお兄さんがいっぱいいるなぁ」朝なのに真っ白いスーツでパンチパーマの強面のお兄さん達がゾロゾロ…
小学生の私でも気がつきました、そうヤ○ザの方達が姐さんと親分と一緒に買い物に来てたのです。
周りの人たちに迷惑にならないように早い時間帯に買い物に来てたんでしょうかね。
流石に小学生に因縁をつけてくる人はいないでしょうが、子供心に「怖っ!」と思ってたので静かに立ち読みしてました。

すると、私の右側の方から何やら怒号のような声が聞こえて来たので、ふと右側を見てみると…

なんと!

あの白いスーツのお兄さんが鉄砲を打ってるではありませんか!

パンパン!「お前!#%*#$€£〜!」何を言ってるかは聞き取れません。

意外とお祭りで売ってるようなおもちゃのヤツと似たような音だったのを覚えてます。

それが現実なのか夢なのか驚愕と混乱。

慌てて奥のおもちゃ屋さんの商品棚の陰に逃げ込んだところ「危ないから外に行きなさい!」お店の人に促されるまま店の外へ。この時子供ながらに「外行った方が危なくね?犯人と鉢合わせて人質とかになったらどうすんだ?」と思いながらも急いで外へ。

案の定というかタイミングなのか、私の目の前を白い?スーツのお兄さんが

「待てゴラァ〜!」

と大声を出しながら鉄砲を持ちながら一部分だけ白からピンク色に変色したスーツに変わりながら走って行きました。恐怖の絶頂です。

店の外の花屋さん(プレバフ)に逃げ込もうと走っていくとドアをピシャ!と閉めカーテンをシャッ!と閉められてしまいました。
まだ小さい小学生が恐怖に慄いて駆け込んで来たんですよ?普通閉めます⁈ってコンマ何秒かで思った記憶があります(苦笑)
行き場をなくしたSu少年はどうしょうもなく、近くにあったママチャリの陰に…陰も何も向こうからは完全シースルーです。それでも人間の本能なのか身を隠した(結果つもりでしたが)かったんでしょうね(苦笑)

少し経って辺りが静かになって来たのを見計らって急いで自転車に乗り、一緒に行っていた先輩と激チャリして無駄にそこから遠い友達の家に行き、友達のお母さんに事の次第を支離滅裂に話してやっと落ち着きました。
この時は、「顔を見られてて尾けられるかも?」って本気で思ってましたね(^^;)

その後、ちょっと経ってから現場に戻ってみると警察やら報道陣やらがたくさん来てたのを覚えてます。

中々衝撃的な出来事だったので、忘れる事は無いですね(^^;)

どうやら抗争の最中でヒッ○マン(本当に居るんですね?)が狙ってたという事らしいです。
親分さんとヒッ○マンのその後については皆さんのご想像にお任せしますが、夏休みの作文になった事はいうまでもありません。

最後まで読んでくれてありがとうございました!



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