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#お金について考える

「お金」それは、ある意味で「ツキ」と同様と言える。

と、ツキ考察で書いた。が、本来のツキと根本的に違うのは、ある程度コントロールできるところにある。

タネ銭を手にして、ギャンブルした場合、ツキがあればお金は増えるが、ツキがないと消えてしまう。

しかし、まったく使わずに労働力の対価として、ため続ければ、限度はあるがある程度増える。目に見えて増える。これは、目に見えないツキとの大きな違いだ。

さて、最近、8050問題という社会問題があるらしい。10年前は、7040問題と呼んでいたらしい。
おいっ!?10年間もほったらかしてたのかよっ!と突っ込みたくなるが、そこは、今回の問題ではない。

要するに、年金で生活する親に寄生する中年引きこもり問題らしい。引きこもりになるのは、親の過保護が原因。という話も聞くが、まったく仕事しないで引きこもれるのは、単純に日本が裕福になったから。という話でもある。

ここでいう引きこもりとは、自宅から一切出ないか、買い物などの必要時以外は外出しないお金が稼げない人たちを言うらしい。自宅から出なくても、お金が稼げるなら引きこもりとは言わないらしく、今でいうなら、ユーチューバーやEスポーツのプロ、デイトレーダーなどは、誰の手も借りずに飯が食えているなら、立派な社会人だろう。

もちろん、在宅の作家や漫画家は、上記同様社会人の代表だ。収入があるかないかは、要するに、自分に向けたインプットだけではなく、世の中に対するアウトプットがあるかないか、それに世の中が評価する価値がつくのかつかないのかで、決まるものだと思う。

社会人であるか、引きこもりかの判断が、稼げるお金で決まるというのは、ある意味わかりやすいが、ここで大きな問題にぶち当たる。

では、専業主婦はどうなるの?80歳の父と50歳の娘の親子がいるとして、娘が専業主婦の役目をしていた場合、この親子は8050問題の親子なの?

そうともっ!そうに違いないっ!って自信をもって言えなくない?

某テレビ番組に出てくる、株主優待だけで生活している人はどうなの?引きこもりなの?

稼ぐかどうかで引きこもりに該当するか否か、それをもとにお金を別角度から考えようと思ってみたが、どうやら失敗。

そもそも、お金とは、物々交換をするのが面倒だから生まれた対価の交換手段で使うための物であって、お金を介さずに直接やり取りされる労働力などは、別物扱いになるような気がする。専業主婦の労働力を金額換算するといくら。ってのを過去見た記憶はあるんだけど、お金をもらわないから尊いのであって、金額換算するとなんだかなぁである。

紙幣なんて、日本銀行券なんて書いてあるけど、国がその価値を保証しない限りただの紙切れである。スーパーインフレで、本当にただの紙切れになってしまっている南米の某国もあるが、その紙幣に価値がある前提でないと、集めても意味がない。

あ、その前に、紙幣はほかの対価との交換手段の切符なんであって、それ自体を集めるのは本末転倒で、大きな勘違いなのである。

また、印刷技術が進んだ現代では、本当に精巧な紙幣が出回っている可能性も否定できず、自動改札機や自動販売機でも見抜けないスーパー何とかいう偽札かも知れない。

さらには、紙幣はきちんとリサイクルする代物であって、使い古したものは回収しないといけない。

さあ、もうどうすればいいか分かったよね???
紙幣を集めるのは、大きな勘違い。しかもいま目の前の紙幣は偽物かも知れない。

ここに、大きなバケツを準備したから、多少汚れていても、使用済みでも構わない。
僕が責任をもって、リサイクルしてあげる。え?もちろん無料奉仕に決まっているじゃないか。

全くのタダで、集めて処理してあげるよ。ええ。ええ。

折れているお札でも、俺のところに持ってきて。

これが、最新の「折俺(オレオレ)詐欺!」なんちゃってな。


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