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2020年にデザインした我が子たち👶

こんにちは。
どうしても笑わせたい人がいる男、iCAREデザイナーの高橋クリスタルメイジンです〜

働くひとと組織の健康を創る株式会社iCAREに入社して1年3ヶ月経ちました。スタートアップでの日々は本当に大きな変化が伴い、目まぐるしいスピードで過ぎていきました。

備忘録としても、また社外に向けたまとめ記事としてもこれを今年中に書いて2021年を迎えたいと思い、大晦日の朝に筆を取りました。

2020年の全社的なまとめ記事はCOOの石野が公式ブログに数字としてまとめているので是非ご覧ください。

Carelyのプロダクトロゴ

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なんといっても今年はこのプロジェクトから始まりました。
ロゴをデザインするということはプロダクトの顔をデザインすることにあたります。
影響力も影響範囲も大きいことですから、大きなプレッシャーを感じて制作していました。アウトプット自体は昨年末には完成していたのですが、あくまで利用されて初めて価値が生まれるのがデザインでもあります。

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いろいろな場面での利用状況を想定して細部を詰めたり、ロゴタイプとのレイアウトを検討したこともあり、プロダクトの特性を反映した可愛らしい印象を与えつつも堅牢かつ柔軟なデザインとして様々な機会で利用してもらえることができたと思います。

また、それにあわせて作成したスライドマスターは各部署で利用され発表資料の見やすやを格段にレベルアップしてくれたと思います。

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今年はウェビナーも多かったため、他部署の営業現場の様子を動画として見返せることも多かったのですが、私が作ったテンプレートを使いながらもそれぞれの社員の性格や発表で伝えたいことなどを各自で工夫している点が見て取れて、大変嬉しい気持ちになりました。本当にデザイナー冥利につきます😌

余談ですが、学生の時に同じ大学の理系の研究室にヒアリングして「発表用のパワーポイントのテンプレートを作成する」という課題が出た時があり、当時、自分のアウトプットをきれいにすることにしか価値を感じていなかった自分は正直やる気が起きませんでしたが、「100点の成果物を1つつくるのではなく、みんなが30点の成果物を作れる1つのシステムをつくる」ことの大切さを実感して当時の気持ちを反省しました。
特にスタートアップにおいて単純なアウトプットを作ること以外にもデザイナーに求められることはたくさんあります。デザインを作ること以外でどう会社に、事業に、ユーザーに寄り添えるか?ということをたくさん考えさせられた1年だったとしみじみ振り返っています。

Carely PlaceのロゴとWebページ

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Carely Placeは健康課題の可視化→改善→効果検証を行う法人向けヘルスケアプラットフォームです。
Carelyの人事労務における健康診断・ストレスチェック・長時間労働などのの健康情報データを活用し、今まで難しかった組織の健康課題を提携企業さまと手を組んで支援していく新規事業として2020年に始まりました。

プラットフォーム事業としてこれから展開していく「拡張性」や「広がり」をWebページのデザインにも込めました。まさしく今、セールスや開発部にCarely Place事業の発展を担ってくれる仲間も加わり、2021年の進化が期待されます。

担当範囲としてはページデザインからコーディングまで担当したのですが、アイキャッチとして作成したリボン図を表した構成図が特に気にいっています👍

開発部のWebページ

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いやぁ、かっこいいですね😎

この開発部のWebページは自分の大好きなテイストを反映できたので作っていて楽しかったです。パンクロック好きの開発部の上長とそもそもの感性が合っていたこともあり黒にパッションピンクのビビッドなアクセントであったり、黒に黒を重ねるカラーパターン、画面いっぱい断ち切りで魅せるトップページの写真など気持ちよくデザインできました。

技術的には、Wordpressを利用した動的コンテンツを組み込んだ更新サイトとしてHTML/CSS/PHPの習得にも繋がりました。緊急事態宣言時に家でずっとコードと睨めっこしていたのは良い思い出になりました。
自分で更新したこともあり、開発部に仲間が増えてきてメンバーページHISTORYページが充実していったのは嬉しさもひとしおです😭

ちなみにURLをシェアした時のアイキャッチ画像はフランツ・フェルディナンドというバンドのYou Could Have It So Much Betterというジャケットデザインのオマージュで、ロシア・アヴァンギャルドというデザイン史で大好きな時代のデザインポスターの構図をもとにしているのですが、誰か気づいたかな・・・?笑

社内写真

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iCAREはイベントの多い会社です。全社部署を越えてかなり「仲の良い会社」の部類に入ると思います。

よく新しく入社してくる社員の方から「みんなパリピなの?」という疑問とも不安とも取れる第一声をもらうこともありますが、そんなことは断じてありません。少なくとも自分もパーティみたいな不特定多数がワイワイやるようなイベントはあまり好きではなく、イベントに行ったとしてもアニソンのイベントやラジオの公開収録などのアングラで閉じたイベントだけです。

ただ、社員の傾向として「楽しむと決めたらそれに合わせて全力で楽しむ」「楽しい企画を考え運営してくれる同僚を応援し称賛する」ということに自然と協力的な人が多いと思っています。

フォトギャラリーを見返すと、本当にたくさんの写真を撮ったな、と感慨深くなります。ただ、その中に「自分の写真がほとんどない」ことにも気付きます。これは撮影者のジレンマですね😅

初めは「プロのカメラマンに比べたら自分なんて・・・」と、あまりカメラに自信も持てなかったですが、だんだん慣れてきていい写真が撮れてくると、自分なりのやり方やこだわりも持てるようになりました。スタートアップにおいて撮影技術は社内の結束強化にも社外へのアピールにも繋がる費用対効果の大変高いスキルであると思います。

UIデザインコンポーネント

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今までの内容だとあまり伝わらないかもしれませんが、私の専門はUXUIデザイナーです。なので、メインの業務はCarelyの画面デザインや機能改善案をエンジニアと検討することになります。

ここではあまりオープンにできませんが、先日のアドベントカレンダーで書いたようなXDのコンポーネントを作成したり、そのパーツファイルと連携した画面デザインを作成したり、ということもしております。

これは「えいやっ!」でできるものでは決してなく、開発体制の変化に合わせて徐々に浸透させたり、試行錯誤していっている最中です。UIデザインのシステム構築については来年も引き続き頑張っていく所存です。やっていき💪

開発チームインタビューブログ

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iCARE開発チームでは社員ひとりひとりに焦点を当てインタビューを実施しています。なるべく応募していただける前にチームの雰囲気や人柄を理解してもらうことを目的としているので本当に十人十色な話が聞けてインタビューを記事に文字起こししている時もおもしろさを感じています。

インタビューを担当してから10人くらいの話を聞いていますが、結構創意工夫を繰り返して改善していますので、下記のまとめリンクからご覧いただけると嬉しいです。中には、社内の人ですら知らなかったエピソードが新たに出てくることもあり、開発部のお互いの理解にも効果を上げています。

リアルプロダクト

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(Tシャツは着心地もいいので着倒してますw)

シールやTシャツ、名刺などのリアルプロダクトもたくさん作りました。

リアルプロダクトの場合、既存のデザインを展開するだけのように見えますが、実際に「モノを作る」ということには見えない責任がのしかかります。ソフトウェアと違い後戻りできないので、入稿ファイルの管理や誤植に気をつけたり、納期に間に合うか?予算内に収まるか?色や素材は求めたクオリティが出そうか?などを発注先や素材の組み合わせを何パターンも想定して検討しており、実は毎回けっこう神経を使っています。

なので、実際にちゃんと製品が届いたときは誰よりも胸を撫で下ろして安心しています。今年は全体的にすごくいいモノをつくることができたと思っているので、皆さんに愛を持って使ってもらえるモノになりましたら嬉しいです。

iCAREのオフィシャルグッズは普段の生活でも使ってもらえるような控えめなデザインのものも販売していますので下記のWebストアからぜひ覗いてみてください!


その他、小さいけれど大切な子ども(デザイン)たち・・・

様々なデザイン

そのほかにも嬉しいことに様々な場面で「デザインの力」を求められ、協力することができたと感じています。

細かいところで言えば、発表資料の1ページでも、
「ここにイラストと矢印を入れるといいよ!」とか「ここの文字は大きくして、ここは行間を空けた方がいいよ!」と、いったことから、文章のこそあど言葉や助詞や代名詞などにも手を入れていました。

これも実は今までデザインを生業にしてきて得られた「人に伝える技術」の大切な一つだったのです。これからもコミュニケーションが生まれる多くの場面でデザインでできることを増やしていきたいですね。

さて、来年はどんな年になるのでしょうか?
2020年に創った我が子たちが新たな仲間やお客様たちのもとへ羽ばたき、より一層「働くひとと組織の健康を創る」というVisionの実現の一助になってくれることを祈ります。


では、

おわり〜(🍴を並べて置きながら)

良いお年を!!




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