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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味㊼~解説・part1~

今回から、空~Qou~の演舞曲の過去作品を順番に解説していこうかなと思います。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
参考までに空~Qou~のHPのプロフィールをご覧ください。
演舞曲名をクリックすると参考動画が見れます。


『平成ええじゃないか!』

comdigiyarou提供
2009年の演舞曲です。
この曲以前にも、踊っていましたが、完全なオリジナル曲は、この曲からとなります。
この曲は、思入れも強い曲で、どまつりに初めて出たときの曲でもあります。

空~Qou~は、この後のすべての曲が「ええじゃないか」をテーマに踊っています。
ええじゃないかとは?
過去記事に書いてありますが、こちらを参考にしてください。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/33215.htm

この年の曲は、その「ええじゃないか騒ぎ」を平成によみがえらせる第一歩として踊りました。

作詞作曲は、新城の渡邊さん。
歌は、長尾しのぶさん。
振付・演出は、僕です。
このトリオは、その後伝説を生みます!

前半

慶応3年、空から伊勢神宮のお札が、豊橋の牟呂八幡宮に降ってきて、民衆は驚き、喜び、歓喜した、そんな当時の様子を、踊りや掛け声で表現しています。
当時は幕末で、世の中が荒れていました。
そんな中、民衆は「これは神の思し召し」と思い、大騒ぎしながら、お伊勢さんにお礼参りに向かった。
そんな様子を踊っています。
当時は小さい子も多かった空~Qou~!
年齢問わず、楽しそうな笑顔で踊っていました。

中盤

時代は移り変わり、平成の世、再び牟呂八幡にお札が降ってきた。
時代は変われども、人々は「ありがたや、ありがたや」と大騒ぎすることでしょう。(空想)
現代ならではの表現で、慶応3年のええじゃないか騒ぎを再現しています。

後半

ええじゃないかは、当時の世の中の救いだったともいます。
もしそれが、平成の世ならば、未来へとつながる希望になったように思います。
そのあたりを、旗や傘を使いながら、表現しています。
また、子どもたちに明るい未来をつなげたいという大人たちの思いも、この演舞には込められています。


振付裏話

この年の演舞の中で、後半、大人たちと子どもたちが、別々の振りをした後、元気に歩きながら、隊列を作る場面がありのですが、その場面の演出、実はあるCMから拝借しています。
わかりますかね?
(参考動画ではわかりにくい)
当時、結構流行ったCMだと思います。
わかった方はコメントください(笑)

それと後半の振りの中には、僕が以前所属していたBIG WAVEの振りも入ってますよ。

そんな感じで、ちょいちょい遊び心で振付作ってます。


最初の作品

「平成ええじゃないか!」は僕が振付を作ったオリジナル曲の1作目だったと思います。
それだけに思い入れもあり、すべてがここから始まっていると思うと、感無量です。
今見ても、全然大したことはやってないし、簡単だし、特にこれといって特徴もない振付だなぁと思います。
でも、自分にとっては原点なんだなぁと、しみじみ思います。

当時、自分は何を参考にして振付を作っていたのかさえ、もう思い出せませんが、ファミリーチームだったので、大人も子どもも楽しく踊れて、笑顔になれる、そんな振付を作りたいと思ったのは覚えています。
また、当時からお客さんの手拍子や声(ええじゃないか)がほしいなぁという思いもありました。
あれから11年、その思いは今でも変わっていません。
当時とは、だいぶんメンバーも変わったけど、パフォーマンスの芯の部分は変わっていないと思っています。

今回は、過去の作品を紹介させていただきました。
次回はこの次の演舞曲「平成ええじゃないか~虹~」を紹介します。
それではまた!
バイバーイ!!


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