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再開。 #着物を愛する人のための洋服 をデザインするデザイナーです。

長らく更新してませんでしたが、
僕の服作りに関する哲学やこだわりをもっと知りたい。とお客様よりご要望いただき、服のデザインのこだわりなどを少しづつ書いていこうと思っています。

本日は再開のご挨拶。
英語版はnoteではなく、Mediumに同じ内容を更新します。海外の方はそちらでお読みいただければ。

僕のファッションデザイナーとしては、43歳からミシン片手にパターンを勉強して、初めて作ったのが、3ピースで着物に見える和のモードの『Samurai Mode Series』です。

たくさんの皆様のお陰で、初めての服がイタリアや香港のデザインアワードを受賞させていただき、遅咲きのファッションデザイナーとしてキャリアをスタートさせていただきました。

僕がファッションデザイナーとして、KUDEN by TAKAHIRO SATOを立ち上げたのは、離れて暮らす中度知的で自閉症の息子と将来働く場所を作るためです。
(ここは長くなるので、おいおいかきます。今進めている福祉事業所に仕事を作るKUDENチャリティーに続くお話)


なぜ着物モチーフにしたのか?

2つの理由があります。

1つは先に書いた障害ある息子と働く場所を作るために、国内外に仕事を作るためです。

2つ目は、僕の亡き母が着物が好きで、遺品の中から母の着物や父の昔の着物を見て、着たいけれども着付けが上手くできない、
忙しく働く現代では、なかなか着て行く場所がない、気候も昔と変わっているし、子育てや介護している最中、なかなか好きな着物を着れないストレスがあり、それだったら、日常に着物のテイストをたくさん詰め込んだ服をつくってみたら?と考えパターンや縫製の勉強を初めたのが発端です。
着物や縫製について勉強するうちに、その業界の諸々をしり、さらに着物の伝統や縫製工場の労働環境を守ろうと強く思うようになりました。

端的に自己紹介をすると

着物をいつか着てみたい、着付けは出来るけど忙しくてなかなか着れない人の為に”着物を愛する人のための洋服”を作るデザイナーです。
素材とシルエットに拘った和モードがスタイルが好き。(和ゴス和ロリも)
着物の楽しみや魅力をどうやったら洋服で再現できるかを追求するのが大好きで、毎日そればかり考えています。


今後は僕なりの着物(長着)も作る予定です。

今後はデザインのプロセスを公開したり、
和モード、和洋折衷コーデ、着物コーデのフォトブックをKUDENのテイストが好きな方達とオフ会的に集まって、撮影したいと考えています。

ご興味ある方はぜひフォローよろしくお願いいたします。

KUDEN by TAKAHIRO SATO
デザイナー 佐藤貴浩


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