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2年やって見えてきたもの

アウトドアブランドの販売を2年ちょっとやって感じたことがある。

販売員の質の差ってこれほど明確に出るのかと。

自分自身は2年しかやっていない為、発展途上であるが故に、偉そうなことは言えないが。

ダラダラと商品説明をひたすら話す販売員

話かけにいけず、一定の距離感でお客様を見つめる販売員

話しかけたけど、気まずくなって嫌な顔をする販売員

それは仕事をしている上で、おかしいだろと。

何となく触った商品をひたすらに説明された時、あなたならどう感じますか?
少しでも興味が有れば、そうなんだ!と感じるだろう。
あっ…そんなに興味ないのになという心の声に気付ける販売員


一定の距離感で背後をついて来られることはいい思いはしない。
自身がそういった販売員を見ているとお前は背後霊か!とツッコミたくなる。
圧を感じたら、買い物は気分が下がる。
何だこいつと思われないようにすることは大切。
楽しく帰ってもらう為に。

話しかけたけど、気まずくなった。
それは販売員だけでなく、お客様も気まずくなっていることを気付かなくてはならない。
例えば、先生に質問して教えてもらった。
でも、数日して分からなくなった。
聞ける勇気を持つ人は確認出来る。
ただ、もう一度聞くことが出来ない人って多いですよね。
自分は後者だった。
めんどくさい、気まずい、またと言われそう。
ネガティブな思考が次々、思いつく。
だからこそ、もう一度トライするのは、販売員からなのではある。
お客様に勇気を出させるのではなく、販売員が引き出す。



現実的な話、自分達が利益を生産しなければ、自身の給料は貰えなくなるという危機感が感じられる販売員は少ない。
お金が貰えているのは、誰かが利益を生産した上で、成り立っているのだと理解すべきだ。
だから、自分達は取り扱うアパレルがいいなと感じてもらう為に技術を磨き、質を上げなくてはならないのだ。

死に物狂いで売りに来られたら怖い。

ただ、接客のやり方次第で全てが変わる。
頭を作りかえろと。
自分がされてたら嫌な接客とは。
そこに追求した上で、お客様の気になることを知ることに徹していこうと。
トラブルや懸念点に対して、どのような対応がこの商品なら出来るのか、それは先に伝えておこう。
自社らしいコーディネートの楽しみ方を伝えていこう。

接客スタイルに正解は1つもない。
押し売りが上手く行く人もいる。
寄り添う接客が上手い人もいる。
何故か、分からないけど売ってくる人もいる。

2年間で色々な接客スタイルを見てきた。

売れる販売員には、それぞれの工夫してこだわりのある接客をしていることが目に見えて分かる。
これが私だと。
軸が見える。

何となく仕事をしている人。
自分がその職業で、この先の未来でしたいことは何ですか?
やりたいことをやる為に学ぶことはとても重要です。
学ぶということを辞めない。
学ぶ際には、必ず、1つの角度だけでなく、多角度で見てみてください。
事象に対する他の方法はないのかと。
他の方法を吸収することで違う景色が見えてきますよ。

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