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在宅で16年働いて行き着いた、在宅ワーク効率化のコツを挙げます。

ただの一零細ライターではありますが、振り返れば15年以上、フリーランスとして家で仕事をしてきました。

その間、自分なりに試行錯誤し続けてきたのが、在宅仕事のしかたです。会社勤めからフリーになってしばらくは、というか優に10年くらいは、家で効率的に働く方法がつかめず、あらゆる誘惑や睡魔に屈服してきた歴史があります。でも最近になってようやく、自分にフィットするやり方がつかめてきた感覚があり、おかげで1日にこなせる仕事量もだいぶ増えました。

それこそフリーになりたての頃に比べれば、仕事効率は数倍にも上がっているのではないでしょうか。もう体力だけで全てを押し切れる年齢でもないですし…。

そこで在宅ワークを効率的にこなすための、現時点での自分的ベストルール10を以下に挙げます。慣れない在宅ワークに挑む方々の、少しでも参考になれば幸いです。

①学校のように「60分働いて10分休む」などのルールを設ける

家仕事は無限に休憩できてしまうからこそ、作業時間と休憩時間を明確に分ける仕組みを設け、それを遵守する。これによりダラダラ休憩が防げ、作業濃度を上げられる。振り返れば、学校の仕組みはよくできていたということ。

ちなみに自分は初め60分労働・10分休みのルールでしたが、10分休憩は長いなと思い直し、60分労働・5分休みに変更。ところが今度は休み時間が少なすぎて、ルールを守れないケースが続出。そこで50分労働・6分休みに再変更し、ひとまず落ち着いています。続けるためには、ルールは厳しくし過ぎないこともポイントです。

②スマホをおやすみモード(通知がされない状態)にし、作業中は触らない

在宅仕事の最大の敵は「中断」。集中仕事をしている場合、5分の中断でも集中やリズムがとぎれ、実質20〜30分位のロスになるイメージ。だからこそ中断の最大要因となる携帯から強制的に距離を置く。休憩時間であればいくらいじってもOK。

③作業中はメールアプリを閉じる

これも作業の中断を防ぐためのルール。メールも大きな中断要因となるので。

メール確認作業は「休憩前」や「3時間に1回」等とルールを決め、できるだけまとめて行う。そしていざメールを開いたら返事は即答する。一旦寝かし、後でもう一度開いて考えて返事するのは、二度手間で超非効率。寝かせると、返事のし忘れも起こりしやすいです。

④メッセンジャーやLINEなど、メッセージアプリを閉じる

メッセージアプリもメールと同じく大きな中断要因となるので、作業中はきっぱり閉じ、チェックは「1時間に1度」などのルールを決めまとめて行う。これも返事は寝かせずに即答する。

⑤SNSは必ず時間を決めてやる

SNSの吸引力は異常。なので作業時間は見ない・開かないと心に誓う。告知や宣伝、リサーチなど仕事でSNSを使う場合でも、油断すると永遠にSNS世界にい続けてしまうので、「今回は30分以内」などと必ず初めに時間を設定する。これも、SNSをいくらでもできてしまう在宅仕事だからこそ必要なルール。

⑥作業は半端なところでやめる

休憩に入る時は、「冒頭の1文を書いたところ」「もうひと息で終わりそうなところ」「いいアイデアを思いついた時」といった「半端なところ」で作業を中断する。こうすると脳が気になって、休憩後に作業が再開しやすくなる。結果、休憩のダラダラ伸ばしを防げる。

⑦仕事始めには楽しい仕事をあてがう

朝の始業時やランチ休憩明けは、「もうちょい休もうかな」と仕事を始める時間がダラダラと後ろ倒しになりがち。だからスッと作業に入れるよう、長い休憩後の1発目には「楽しめの仕事」をあてがう。

自分の場合、原稿の最終読み直し作業を、よく朝一で行っています。

⑧ダブルモニタにする

デスクトップPC、ノートPC、タブレット、モニタなどを組み合わせ、2つ以上の画面で作業する。画面が複数あればWebページやメール画面、作業中のフィールドを同時に出しながら作業でき、効率を大幅に上げられる。作業する場が一人用のちゃぶ台から、家族用のダイニングテーブルになるようなもの。

⑨家事や育児と「考える」作業を組み合わせる

アイデア出しや検証など「考える」系作業は、意外と家事・育児をしながらできる。たとえばスーパーへの買い出しの道中や、コーヒーを淹れている時、食事の準備中、皿洗い中、子供の寝かしつけ時etc。そんな時こそいい考えが生まれたりもする。

⑩昼寝は少しならOKとする

昼寝も在宅ワークの積年の大敵。会社と違っていくらでも寝られてしまうからこそ、うまくつきあう必要がある。昼寝しないのがベストだが、眠いのを我慢しての作業はパフォーマンスがだいぶ下がるので、「1日30分までなら昼寝OK」などと決め、必ずアラームをかけて昼寝する。


ひとまずは以上になります。もし他にも方法があれば、ぜひコメントなどで加えてください!