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サスティナブルな未来の実現に向けて|動画メディア『MEDIO』

今回は、弊社のSDGs推進チームによるサスティナブル(持続可能)な未来実現のための動画メディア『MEDIO -sustainable tech voice- 』について、チームリーダーを務める境野日人さんに伺ったお話や実際の掲載事例を交えて、紹介させていただきます。
 
▽『MEDIO』サイト▽

▶『MEDIO』とは

『MEDIO』は、サスティナブル(持続可能)な未来を実現するために、独創的な技術を生み出し、社会をアップデートしようとしている企業・人々の取り組みと生の声を動画で紹介するメディアです。

「クリエイティブで社会課題の解決に挑戦したい」という思いで集まった、弊社のソーシャルグッド専門チームの第1弾コンテンツで、地球環境・サスティナブル分野に対し、映像制作会社の私たちだからこそできるアプローチ方法を考えた結果、動画メディア『MEDIO』が生まれました。

日本ではまだ、世界で実際に行われているサスティナブルな活動を知る術が少ないため、世界の現在進行形の活動を映像で発信・紹介することにより、「SDGsへの取り組みをしたいが、何をしたらよいのか分からない」という企業や行政、NPOやスタートアップなど、日本の全ての組織や個人にとって、『MEDIO』が何かしらのヒントを得られる場になることを目標にしています。

現在は、サーキュラーエコノミー(循環型経済)先進国であるオランダ・アムステルダム在住のクリエイティブディレクターと協働して、オランダの事例を紹介しています。

▶紹介事例

では、実際にどのような活動事例が『MEDIO』で掲載されているのでしょうか。

現時点(2022/3/17)では、以下のオランダの3事例を紹介しています。 

・水上浮遊型のサスティナブル住宅
・食品ロスに立ち向かう廃棄食材レストラン
・サーキュラー建築の複合施設

事例の1つ「食品ロスに立ち向かう廃棄食材レストラン」の動画を、是非ご覧ください。

オランダ・アムステルダムの「INSTOCK(インストック)」というレストランでは、捨てられる予定だった食材を、ミシュランスターレストラン出身の料理人が調理し提供しています。レストランの他にも、廃棄食材を使ったオリジナル商品の製造販売や、廃棄食材卸売マーケット事業も手掛け、世界中の食品ロスを減らすために活動されています。

日本にも市場に出回らない野菜を使ったレストラン等はありますが、INSTOCKのように多角的に取り組んでいるところは未だ無いと思うので、食品ロス削減に取り組む企業のヒントになるのではないでしょうか。

境野さん曰く、オランダは日本よりも官民が近いということはありますが、気が付いたことは臆せずトライしていく姿勢が見受けられます。オランダの方々が軽快に取り組んでいる雰囲気も動画を通して伝えられたらと思って制作しています、との事です。

▶今後の展開

海外の事例紹介の他に、今後『MEDIO』でどんなことをしていきたいのか、境野さんに伺いました。

「持続可能な社会の実現には、様々な業態が繋がり合うことが大切で、『MEDIO』がそのハブ的な役割になれれば」と考えており、将来的には日本の取り組みもコンテンツ可し、日本が持続可能な目標に向かって邁進していけるきっかけを作っていきたい、とおっしゃっていました。

また事例紹介の他にも、CM制作で培ってきた広告映像クリエイティブのスキルを活かし、サスティナブルな活動を発信するためのコミュニケーションサポート、『MEDIO』で取り上げた事例を中心としたセミナーの実施、教育コンテンツの制作等も今後は取り組んでいきたい、と考えているそうです。

▶メッセージ

最後に境野さんからいただいたメッセージをお伝えさせていただきます。

「私たちの母体である太陽企画においても、大きなパラダイムシフトは起こせなくとも、実行できるサスティナブル・アクションから取り組んでおります。サスティナビリティや、その先のリジェネレーション(再生型)などについても、言葉の認知に留まらず、本質的に理解し実践していく方々のお力になれれば嬉しいですし、自分たちもそれを念頭に活動していきたいです。」

日本でもSDGsの認知は高まり、企業が行うESG・SDGsの取り組みを知った生活者の半数以上が、その企業のWEBサイト閲覧や商品購入など、何かしらの行動を起した、という調査結果も出ています。

日本も将来的には、サスティナブルな取組み・行動を取っている企業・個人がスタンダードな社会になっていくのではないでしょうか。『MEDIO』は、そのような未来社会に向けた行動変容の一助になれることを目標としていますので、ぜひ今後の記事・動画にも注目していただければと思います。


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