満足したら終わり。

今年の4月、7月と負けて2連敗。まさに崖っぷち。

自分の考えの甘さを突きつけられて全てを変えた。格闘技を始めた頃みたいにがむしゃらに練習するようになった。

つい最近の俺は効率的なトレーニングを追い求めすぎて肝心な「心」を鍛えていなかった。本当に甘すぎた俺。バカだよ俺は…

それからというもの1日2回〜3回の練習。環境を変えて厳しいと有名なトレーニングチームにも入った。今の俺にオーバーワークなんか無い。とりあえず人一倍も二倍もやらないと試合では勝てないんだと思ってやっている。

トップ選手はみんなキツイことやっていっぱい練習している。みんな必死なんだ。そんな人たちに勝つためには並の練習じゃ勝てない。チャンピオンになるためにはもっともっと狂わなきゃならないんだ。

環境を変えてがむしゃらに練習を始めたオレ。新しく入ったチームのトレーニングも今まで経験したことのない厳しさ。厳しく指導してくれるトレーナーの方に本当に感謝。

そんな俺は少し満足していた。練習量も増やした。練習の質も上げた。これで俺は強くなっている、次は絶対に勝てる。そう思っていた。でも違うんだ。満足したら成長はない。もっともっと貪欲にならいとダメなんだ。良い練習ができても満足せずにもっともっと頑張ろうという気持ちを持たないと。

ボクシングの世界チャンピオン、井上尚弥選手も言っていた。常に不安だと。だからめちゃくちゃ練習すると。めちゃくちゃ強いのにめちゃくちゃ練習しているはずなのに何一つ満足せずに驕らずに勝つために練習している。

本当に強い人はすごい。考え方がまるで違う。

勝ちたいならやるしかない。他の人よりも何倍も。勝つには練習するしかないんだ。どうなっても良い。勝ちたいから全てをかけて格闘技に取り組む。

今朝の練習は全然ダメだった。こんな時は落ち込むけど関係ねー。昼練も夜練も人一倍頑張る。