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フラゲレビュー

小宮やすゆうというアーティストをご存知だろうか?


結成直後のシュガーベイブ(山下達郎、大貫妙子)に楽曲提供。「それでいいさ」「想い」「港の灯り」等。

1973年9月21日、はっぴいえんど解散コンサートにて大滝詠一のステージにシュガーベイブと共にコーラス参加。

1976年、福沢諸デビュー・シングルB面曲「星のきざはし」作曲。

80年代/ 石川セリに楽曲提供 …(以上公式ホームページより)

矢野顕子も彼の曲を歌っていた時期があるらしい。


その彼が長年の沈黙を破り、この度「64」という

現在の年齢そのままをタイトルにしたファーストアルバムを発表した。

てな事をこのワタクシ目も1ヶ月前に友人がシュガーベイブのマネージャー長門芳郎氏のツイートをリツイートしていて知った。

そして平仮名で最初分からなかったが、あれ?と思い、住所録で漢字を当てはめて確認した時の衝撃は…今年一番のものであった。。


これだけの経歴があればフツーはどこかで語っていそうなものだ、特にこの音楽業界においては。

知り合ったブラジル音楽イベントのセッションで、そのセッション限定でホンの少しだけバンドを組んでいた。その練習でお宅を訪問したとき、棚に並んだCDがイギリス・アメリカのフォーク系アーティストものが多数あって趣味が一緒だ〜と思った。まさかランバート&ナッティカムの話が出来る人がいたとは…てな感じであった。

自分のライブにも来てくれて色々ありがたい言葉をもらった。でもただの音楽好きのおっちゃんとしかね、思っとらんかった。


4月1日発売であるのに予約注文してすぐの先週土曜日にもう届いた。発売元も早く聴いてもらいたかったのだろう。

ちょうど良かった。自分も早く聴きたかったから。


素朴な曲揃いである。アレンジもそう。奇をてらったものは何もない。

まさにこの自分を飾らない小宮さんそのものの音世界だ。

でもそれがかっこいい。


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