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【感想】1%の努力

人生、キャリアを形成していくためにはとにかく努力が必要。
そう思っていた。

もう少し人生が楽になるようなポジションに持っていくと良いと語る。
頑張らなくてもいい。そういった考え方の考え方を知れる書籍です。

他書でもポジショニングの重要性は語られておりますが、「ラク」という発想に始めて出会った。

まとめ

自分の持っている能力や機能を、どこのポジションに持っていけば人生がラクなるか。それをいつも考えていると、人生が生きやすくなるし、シンプルに楽しい。
できるだけ長期的な目線を持ち、「よりよい選択肢をとる」というクセがつくように、根っこの部分を書いた。
努力をしないで成果が出せる環境はどこなのか。それは現在の情報や知識を仕入れて、賢い判断で選ばなければわからない。
「じゃあ死ぬまでにできるだけ楽しく暮らす方がいいな」と思うことができる。

所感

人生、キャリアを形成していくためにはとにかく努力が必要。
そう思っていた。

努力の甲斐があって?ここ数年で一定の実績がついてきた。もちろん運による要素が大きかったと思う。無理もあったと思う。

実績ができたことで、これからその実績をもとに何をするのがいいのか。何ができるのかを考えていきたい。

同書では「できること」をベースに「少しだけ背伸び」して、無理なく成果を出せる場所・ポジションを選んでいくことがいいと学んだ。

「やりたい」よりは「できる」から始めて、少し背伸びするくらいのレベルにすればいい。

仕事がパターン化してきたら、新しい領域にいくことを勧めている。
大きな実績ができたときも、パターンから外れたものを楽しんでいこうと。

パターン化したら、次にいこう。別パターンを楽しめる領域にいこう。予測不可能なものを体験しよう。
一度でも大きな実績を上げてしまえば、パターンから外れたものを楽しむ領域になる。そうなれば、人生はとても楽しくなる。

そう考えると極端な変化はリスクが高く、過度のストレスを味わうことになるため非常に危ういように思う。階段の高さを見誤ると事故につながるということだろう・・・・。他書でも「危険」「おすすめしない」と記載されていた。

大事なことは「無理なく成果を出せるイメージがわくかどうか。」他書でも、類似したことが書いてあった。

「成果を出せるイメージがあるか」

これが重要なのだと再認識する。そう考えると自ずと外すべき選択肢が何なのかが見えてくる。

割り切って、「これはやらない」と生き方を決めてしまうのも、戦略として正しい。それもこれも、「ポジション」であり、自分がどこにいるかがわかっていることの方が重要だからだ。
人生において、自分には向いていない分野に見切りをつけるのも大事なことだ。自己分析をし、自分の本当のタイプを見定めよう。

自分自身の能力やできること、適性を考えて無理なく成果が出せそうなポジションを選んでいけばいい。

その中で仕事の中で外せない「なくなったら困る体験」が何なのかを理解する必要がある。これがポジションを選ぶ上で重要な羅針盤になるであろう。

なくなったら困る体験は何か?
これが、仕事をする上で考えるべきことだった。
根幹にある体験が何なのか、自分を止められない瞬間は何なのか。
それをつかみ切ることが大事で、好きかどうかはあまり関係ない。
・・・「この体験が、なくなったら困るな」と、あなたがそう強く感じられるものを安定収入にするのがいい。あるいは人生を捧げてもいいかもしれない。
・・・
「それがないと自分が困る」核にあるものは、これしかない。
自分にとって頑張らなくても結果が出る場所に行ったほうが、絶対にうまくいく。逆説的な話だが、それが真理だ。
自分が勝てそうな場所を選ぶ
自分の能力を睨みながら社会のニーズに合わせられる人のほうが、世の中では成功しやすい。優秀な会社員としても向いている。
・・・
社会のニーズに合わせにいけるかは重要だ。そして、それは能力値の絶対的な高さとは別の話である。

大事なことは、世の中のニーズに乗ること。外れてしまうと条件面が悪くなり辛くなるだろう。よろしくない方面へのレールの脱線は元に戻すのが大変になるかもしれない。そうった側面での長期的視点はキャリアを形成する上で非常に重要となる。

ニーズから外れ始めてるな。旬な時期はもう終わったなと感じ始めたら別の路線を検討していくことになるだろう。そういったアンテナの感度の高さは重要だと思う。

まとめると

* 働く環境が自分の求める環境と合っていることが重要(合っていないと最悪)
* なくなったら困る体験を必ず組み込む(私にとっての『大きな岩』とは何か)
* 少しだけ背伸びしたレベル
* パターン化したら、次の新しい領域へ( or 少しずらす?)
* 自身の能力を鑑みながら、世の中のニーズに合わせる
(今のトレンドだけでなく、長期的なトレンドをしっかり押さえておく)

引用

この壺は満杯か?

あなたにとっての『大きな岩』は何ですか?

イチローの名言
「努力を努力だと思った時点で、好きでやってるやつには勝てないよ」

メモ

自分が求めていることと違うタイプの環境だと最悪だ。
いくら過程で頑張ったとしても、大事なのは、「結果」だ。結果を出して、最後にトクをする人になることを考えるようにしたい。
上流から下流までを知っている第三者的なポジションが有利になる。
・・・
第三者的なポジションをとるために必要なのは、次の3つだ。
「現場のリアル」と「経営側の論理」と「コミュニケーションコスト」
求められていることは最低限やりつつ、いかに自分の楽しめるポイントを見つけられるか。これが働く上でのコツだった。
いろいろなところに手を広げ、勘所を探り、うまくいきそうなものだけに集中する。そして、うまくいった。それが「努力だったのだ」と後付けされる

以上。

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