【感想】「考えすぎない人」の考え方
最近、考え過ぎだったことがありまして読んでみました。「考えすぎて動けない人」になっています。「助けてください。」と心が叫び続けている。
「成功確率はコイン投げで決めても一緒」
を知ってから多少肩の荷が降りたようにも感じますが、以前選択できていない状況は変わりません。
日常や業務の中での選択に悩むことはあまりないのですが、今後の人生やキャリアに大きな影響がある選択肢が目の前にくると突然選択できなくなる。
考えすぎないほうが、行動力や幸福感が高まり、仕事や人生にいい影響がある。
キャリアについて考える
私にとって目の前にある最大課題です。
情報が多いほど、時間をかけるほど、人は合理的に判断できなくなる
そうです。時間をかけ過ぎました。情報を大量にインプットし過ぎました。合理的になど判断できない状態に陥っていることに気づく。
選択肢が多くなるほどに選べなくなるらしい。「選択のパラドックス」という。結論としては選択肢は多くとも3つまでに減らすこと。
一度、選択肢を可能な限り増やしてみて話を聞いてみて、何が私によって良さそうか理解しようとした。エンジニアからのポジションチェンジを考えると数多の選択肢があることは大きな発見だったが、その結果絞れなくなる。
あれ?なにやりたいんだっけ?
迷子になる。
眠れなくなる。ストレスで?体重が2Kg以上落ちる。
私生活に影響を及ぼし始める。
同書を読んで、ほぼ「えいや」で減らしてみることにした。
「成功確率はコイントスで決めても一緒」なら大きな枠を一つ「えいや」で決めることで方向性が大きく決まってくるはずだ。
一番いいのは「やりたいことが明確なこと」。明確に軸が決まっているとブレない。私はブレまくっていた。大きな方向性は決めていたつもりだったが抽象度が高すぎたようだ。もう少し具体化が必要だったことに反省。
優先する軸を一つ決めると他が全て消える。もうひとつ決めるとさらに消えていく。
<例>
* 相性が悪いなと感じたエージェントには、ポジションが悪くなくても「ごめんなさい」した。
* 事業会社?,ベンダー?とか
* 年収と経験はどっちが優先?
* 事業内容? 業務内容? どっちが優先?
気づくと3択になっていた。3択になると不思議な現象が起こる。感覚的に2択に絞れてくるようになる。
考えているときよりもぼーっとしているときのほうが脳は効率よく働く
おそらく脳が効率よく働いてくれているのだと思う。そして脳も3択を超えると難しいのかもしれない。
ここまできたら前に進めそうだ。
情報が多いほど選べなくなる
転職やキャリアに関する書籍を多数読んできた。
・・が、大量のインプットをしたことによって逆に選べなくなるという状況に陥っていた。
久々にホリエモンの書籍を読んで原点に立ち返った。
そうだった。年齢に関係なく面白そうなことをやろう。夢中になれそうなことをやろう。
シンプルに。それでいい。
キャリアデザインがどうとかどうでもいい。今ある仕事が10年後にもあるとは限らない。新しい仕事も誕生しているだろう。
私自身いつまで健康に仕事ができるのか、いつまで生きるのか誰にもわからない。叔父は50歳前後で海外赴任中に倒れて帰らぬ人となった。人生100年時代と言っても100歳まで生きることが約束されているわけではない。
今を楽しく生きる。それだけで十分だ。
何かあった時のために、家族に資産が残るように保険でも払っておけばいいかな。
最後に
こういった辛い経験は誰かの助けになるかもしれない。
誰かのために役に立つのもいいかもしれない。きっと悩んでいる人がいると思う。落ち着いたら国家資格キャリア・コンサルタントの資格でもとろうかな。
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