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大体、大切なことは犬や猫たちと歌が教えてくれる

2020年、シロップを創業してからもうすぐ5年が経とうしている。大学生の僕が今の僕を想像できなかっただろうな。人との出逢いによって考えがアップデートされ、行動を選択してきた。スティーブ・ジョブスが言っていたように、自分が生きてきた点と点が線でつながって今があることをすごく実感する。

そんな僕が2015年に会社をつくり、いろんな方に支えていただきながら、20名ほどのメンバーと僕たちのミッションである「人が動物と共に生きる社会をつくる」ことを本気で考え、走っている。

正解のない時代だからやったもん勝ち。

答えがある問いばかりを教わってきたよ そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解など大人も知らない
<正解 - 18FES ver.>(RADWIMPS)

僕たちシロップは、「人が動物と共に生きる社会をつくる」ために存在している。じゃあそれはどうすればつくれるんだろう?そんなHOW=正解を知っていたらどんな起業家も苦労していない。正解のない時代だからこそ、自分たちの欲求を解放し続け表現し続けることで、初めは少ないかもしれないけど少しずつ共感を得て、社会を変えていく=正解にしていかないといけない。だから仲間と一緒に誰よりも考えて誰よりも早く実行して改善していかないといけない。

欲求を解放した先にある共感社会

When you're standing on the edge
So young and hopeless
Got demons in your head
We are, we are
<We are>(ONE OK ROCK)

じゃあ「共に生きる」ってなんなんだろう。僕たちはこう定義している。
「全ての命が尊重され、許容され、自分らしく生きる社会」だと。

マズローの欲求で言う、自己実現の欲求が満たされた社会。尊敬するアカツキの塩田さんが言っていたように、成熟期に入っている日本において機能的価値が満たされ、自己実現だったり感情的な価値の時代だ。一方でいわゆる先進国、途上国ではフェーズが異なることは明白だ。

満たされた命の裏で満たされない命がある

左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ 
<タガタメ> (Mr.Children)

しかし、日本では機能的価値が満たされたことによる弊害も多く存在する。(ただしこれは日本に限ったことではないこともたくさんある)
愛するミスチル桜井さんが言っているように、全ての生き物は連鎖している。特に生き物の中でも、古代メソポタミアや古代ギリシアでは彫刻や壷に飼い犬が描かれていたように、犬や猫は僕たち人間と密接に繋がってきた関係だ。

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僕はコーギーのコルクと言う3歳(人間で言うと30歳オーバー)で、ゆとり世代の男と暮らしている。子供というよりはバディ=相棒という存在だ。一緒にほぼ寝ないけど、めちゃめちゃ一緒に遊びに行く、そんな家族関係。

彼とは生後半年の頃に出会って家族になった。彼はペットショップの競り市で足が内股だから売れないと人間に判断されて、0円の価値になりその場に捨てられていたらしい。その後、保護団体の方が保護して育てて僕と出逢った。保護団体は、コルクのように価値が0円で家がない犬や猫を保護して、育てて、新しい飼い主を探している方々だ。コルクを迎えてから関節の専門医に診てもらったが全く問題なく、元気にゆとりに育っている。コルクのような存在がたくさんいる理由は紛れもなく僕たち人間自身のワガママだと思っている。

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機能的価値を通して、顔が可愛い犬や猫ばかりを欲しがってしまい、生産者はたくさん産ませる。そうすると可愛くない子だったり、遺伝奇形の子だったりが省かれてしまう。僕たちがペットショップで見ているすごく可愛い子犬たちの裏側では、そんな子たちがたくさんいる。

また、僕たちは可愛いと思ってお金を払えば家族になれるけど、本当にお互い相思相愛でマッチングできているのかと言うとそうではない。本当は人となじくお互いが選べるマッチングが理想だ。犬や猫は100種類以上いる。それぞれ性格も特徴も違うからだ。例えば、パグなどの鼻ぺちゃの犬種は気圧の関係で飛行機に乗れなかったり、コーギーはヘルニアになりやすかったり。迎えてからその事実を知り、飼えなくなり飼育放棄してしまうこともある。

これらが最近耳にする殺処分問題の根本だ。僕たちはペットライフを始める前から終わるまでをITの力で豊かにすることを目指している。少しずつ成長しているが、まだまだパピーで、今年は大人になる年にしたい。

満足せず、ゴールをセットしない旅

I'm still dreamin' , I'm still believin'
I can't stop dreamin'
このまま
苦しみに息が詰まったときも
また姿 変えながら
そう今日も
自分を試すとき
<皮膚呼吸>(Mr.Children)

ミスチルは僕にとって人生のバイブル。いくつも最高な歌があるけれど、「皮膚呼吸」は常に満足せず走り続けることの大切さを再認識させてくれ、元気にさせてくれる。

IMG_6248のコピー

2020年も僕たちはペットライフを豊かにすることに誰よりも真面目に考え、誰よりも楽しんで新しい提案を生み出すことを続けます。目指す世界に共感して集まってくれた仲間と、言わずもがなプロとして未来をつくります。

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