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阿部酒造で “醸造家見習い” はじめました。こっそり新潟移住してます🌾

少し前ですが、2019年6月から新潟柏崎にある阿部酒造にて醸造家見習いとしての修行をはじめました!
僕の動向もそうですが、これから数年以内に間違いなく超超人気になるであろう阿部酒造のことも絶対知ってもらいたくまとめました。
阿部酒造HP:http://www.abeshuzo.com/

起業初期に修行をする理由

ブルワリー事業を進める上で、なぜ修行をするのか。「酒造りを学びたいから」という純粋な想いが一番ですが、それ以外にも実は理由があり、業界の実情を知ってもらうためにも整理したいと思います。

▼ 国内で新規の酒造免許取得には醸造経験が必要
醸造経験がある人がいないと酒造免許は取れない…。ある意味当たり前の話かもしれないけれど、免許取得の際にかなり細かい知識や経験が求められることをWAKAZEの稲川さんなど先輩起業家の方々から聞きました。なので短期の研修を積み重ねるだけではなく、実際にシーズンを通して造りに参加したほうが良いだろうと思いました。

▼ 免許取得までに早くて1年弱の時間がかかる
取りたいと思っている免許の種類では、そもそも免許取得の申請をするために、ブルワリーにする予定の物件を先に持っていなくてはならないのです。免許取得の申請をしつつ物件とかファイナンスの準備をする、という具合に並行して進めることができないのがかなり痛い。であれば物件を探しつつ修行したほうが有意義だと思いました。

僕にとって阿部酒造が最高の環境だった

そんなこんなで醸造家見習いとして修行をする道を選択しました。ではどこで修行するのか。最初に考えた要素はこんな感じ。

▼ MUST

✔︎ 好きなプロダクトであり、想いに共感できること:アート(哲学)的理由
→これが一番大事。好きかどうか、共感できるかどうか。
✔︎ 新しい酒造りにどんどん挑戦していること:クラフト(技術)的理由
→既存の概念にとらわれず、本質を追い求めてどんどん新しいチャレンジをしている蔵で技術を学びたかった。
✔︎ スタートアップでの事業運営を学ぶために、経営が小規模であること:サイエンス(合理)的理由
→自分でブルワリーをつくるうえで、設備投資への考え方などあらゆる経営の意思決定がマイクロである方が参考になると思った。

▼ WANT

✔︎ 四季醸造であること:サイエンス(合理)的理由
→やはりスピーディーに、そして大量にPDCAを回したいと思った。※通常酒造りは10月〜4月頃だけ行うことが多い。

すごく簡単に言うと、修行させてもらうことになった阿部酒造は自分にとってのMUST要素をこれ以上なく満たしていました。
四季醸造ではないけれど、その分造りの期間にかなり色んな仕事をやらせて頂ける環境だったので、PDCAは十分回せると思いました。

だからこそ本気で、阿部酒造の6代目である阿部裕太さんと面談をさせて頂き、修行の身として受け入れて頂きました。

▼ 参考:阿部酒造の5代目6代目の素敵な想いが分かる動画

醸造家見習いとしてのスケジュール

醸造家見習いと言ってみたものの、今は酒造りをしていないです。笑
阿部酒造では9月下旬頃から醸造開始なので、今は蔵のメンテナンスや出荷業務をしています。
(今頃きっと僕が手貼りしたラベルのお酒がお店に並んでいると思います!笑)
これはこれで学びも多く、個人的には超楽しいです。何より日々体を使う仕事なので、良い運動にもなって痩せそうだし。

醸造家見習いの身としてのスケジュールはこんな感じで考えています。ありがたいことに阿部酒造以外にもお世話になれる蔵があり、色んな経験を積めそうです!

✔︎ 学校蔵(尾畑酒造)での醸造研修:2019/05 →終了🎉
✔︎ 阿部酒造でシーズン通しての修行:2019/06〜2020/春頃 →今
✔︎ WAKAZE(三軒茶屋醸造所)での醸造研修:2019/07 →これから

最後に…安〜く中古車譲ってくれる方WANTED!!

僕のノリと勢いのせいで、妻と2人暮らしなのに新潟で生活するための車を持っていません。東京とは訳が違いけっこう…いやかなり辛いです。笑
大してお金もないので、もし「タイミングよく買い換えるよ!」なんて方がいれば、こっそりお教え頂けますと幸いです。😑

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