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【GLAYの『BAD APPLE』の歌詞の深読み話】正直、よくわかりません
GLAYの新曲『BAD APPLE』がリリースされました。GLAYは20年近く好きですが、表題曲の『BAD APPLE』はまだわからない・・・感じ切れていないし、理解もできていない状態です。心も頭も追いついていないと言いますか。「この曲を受け止める器が、いまの自分にはない」が正直な気持ちです。
でも気になる。これまでのGLAYにありそうでない感じが、とても気になる。『Into the Wild』
ReoNaさんの『ないない』の歌詞の深読み話〜なくした自分と出会い直す〜
音楽は最高の自己分析のパートナーで、歌詞は感情に名前をつけてくれる先生です。大好きな曲に出会うと、「自分はこんな感情を持っていたのか」や「あのときの気持ちはこう表すのか」とわかります。
音楽を通じて自分と出会い直すのかもしれません。ReoNaさんの『ないない』は失った自分が何かを教えてくれます。
辛いこと、大変なこと、不安なこと、孤独なことが続くと「感情のスイッチをなくした」なんて言うことがあ
自己肯定感が地に落ちているひと用の自己分析 〜GLAYのTAKUROさんの生き方を真似てみる〜
GLAYのTAKUROさんと対談するまでは死ねない人生を送っています。新曲が出るとすべての仕事と生活がストップします。
「FRIED GREEN TOMATOES」が配信されました。人生ストップ。
この曲に関するTAKUROさんの言葉と、最近のインタビューがまた良くて。「自己肯定感が低いひとの自己分析の仕方」を教えてくれる気がするんです。
自分をつくってきたものに忠実になる生き方ここでTAK
インタビュアーの限界があった〜アイナ・ジ・エンドさんと女王蜂・アヴちゃんの「本性が閉じる音がしない」対談を見て〜
この対談、最高です・・・同時に仕事の限界も見えました。「インタビュアーはインタビュアーを越えるべき」事実から、目を背けることはもうできない。
>【BiSH/アイナ・ジ・エンド】女王蜂 アヴちゃんとの音楽談議 / ミュージシャンというカテゴライズへの違和感/バンプとPerfumeという二人にとってのヒーロー【J-WAVE・WOW MUSIC】
「本性が閉じる音」がまったくしない対談この対談は、ア
聴きたい音楽が大渋滞している〜アイナ・ジ・エンドさん、須田景凪さん、ずっと真夜中でいいのに。Uruさん、millennium parade〜
2月に入ってから聴きたい音楽が大渋滞しています。とても喜ばしい。
ざっと並べるとこんな感じ。
アイナ・ジ・エンドさん「THE END」
須田景凪さん「Billow」
ずっと真夜中でいいのに。「ぐされ」
Uruさん「ファーストラブ」
millennium parade「THE MILLENNIUM PARADE」
音楽を聴いている時間は、純度の高い自分になれるんですよね。こびりついた役割や責任
呪いでも重荷でもない「愛してるよ」〜アイナ・ジ・エンドさんの「粧し込んだ日にかぎって」の歌詞の深読み話〜
「愛してるよ」の純度の高い曲に出会えました。アイナ・ジ・エンドさんの「粧し込んだ日にかぎって」です。
「粧し込んだ日にかぎって」。
もしも「愛」が目に見えるものなら、歌われている「愛してるよ」はふわふわと漂っているような「愛」です。
もしも「愛」が手に取れるものなら、歌われている「愛してるよ」はぽんっと机に置かれるような「愛」です。
飾り付けられた「愛してるよ」でもなければ、誰かに受け取って
ミュージシャンとインタビュアーは敵対している〜「一瞬」と「永遠」の引っ張り合い〜
「働くぜ・・・」と5時ごろ起きてClubhouse開いたら「眠れないぜ・・・」ルームがあってミュージシャンの方が話していました。夜人種ですね。
そのときにふと「ミュージシャンとインタビュアーは敵対しているなぁ」と思いました。
もちろんミュージシャンのタイプにもよるのですが、ミュージシャンは「今」の感情を作品に閉じ込めて、また次の創作に移っていく人種です。いわば「一瞬を生きる人種」です。ライブな
アイナ・ジ・エンドさんの「THE END」は「終わりの孤独に寄り添ってくれる」音楽でした
アイナ・ジ・エンドさんのアルバム「THE END」が最高に良くて。理由は二つです。「ジャンルに括れない」、そして「終わりの孤独に寄り添ってくれる」です。
ポップやアイドルなど、ジャンルに括れない音楽夜にひとりで聴く音楽だし、痛みや辛さが終わっていく音楽かもしれません。ポップやアイドル、ロックやジャズといったジャンルで括る音楽ではなさそうです。
こういうジャンルで括れない音楽は「音楽、アイナ・ジ
「アイノカタチは孤独から」と教えてくれた2020年の紅白歌合戦〜星野源さん、福山雅治さん、MISIAさんの流れから〜
2020年の紅白、良かったですね!初の無観客、オンライン開催という手段の話以上に歌詞が伝えてくる内容が心に残っています。
紅白が「私たちはひとつになれない」と宣言したかのようでした。でもそれは絶望ではなく。「アイノカタチはそれぞれ自分でつくれる」希望です。
特に星野源さん、福山雅治さん、MISIAさんの締めに入る後半の流れからそう感じられます。
「アイノカタチは孤独からはじまる」のかもしれま
永遠は孤独でつくる〜Cö shu Nieの『ずっとそばに』の歌詞の深読み話〜
「ずっとそばにいる」なんてことはフィクションなわけでして。どんな純粋な関係も強い絆も死期を合わせられない限り「ずっとそばにいる」なんてことはあり得ません。
「ずっとそばにいる」と誓えるほどのひとに出会い、人間関係を築けた幸せなひとが、「ずっとそばにいる」なんて不可能なことを知る。一番幸せなひとが一番不幸になります。誓いの言葉に「死がふたりを分かつまで」なんてありますが、分かつ以上は永遠はフィクシ
TAKUROさんの終活〜TAKUROさんから全人類の共通の課題である「最優先に大切にしているものと別れる心の準備」を聴き出さねば〜
TAKUROさんの一番大事なものはGLAYの4人の人間関係で、でもそれは必ず失うものだとわかっていて、その日の心の準備もしていると。
え、さらっとそんな大切なことを。それ、全人類が別れの悲しみを知って以来の共通の課題ですから。答え出てないですよね。
ゆくゆくGLAYにも絶対に訪れることだから。ジョージ・ハリスンだって病気を克服できなかった。世界中の名医が治したかっただろうに。それを考えるとメン
ついた傷は宝石に変える〜米津玄師さんの『STRAY SHEEP』インタビューの深読み話〜
ミュージシャンの方の言葉は、不意に悩みを解決してくれることがありまして。米津玄師さんの「宝石と人間」インタビューにもそんな言葉がありました。
宝石と人間に共通点を見出しながら、「傷が持つ意味」をお話しされています。
◆米津玄師さんが話す「傷が持つ意味」◆
宝石は偶発的に石として生まれて、人間の手で発掘されて、いろんな研磨やカットを経て美しい形にたどり着く。それって要は原石を傷つけることだと思う