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「どんなことでも授業中なら面白くなる『授業中効果』」【日記#30】

2020/05/26の日記。『授業中効果』について。

今日、塾に行って思ったのだが、『どんなことでも授業中なら死ぬほど面白くなる』んじゃないか??

つまり、普段の会話で出てきたら普通にスベるようなことも、『授業中』という特殊な環境下であれば面白くなってしまうのではないか、ということだ。

今日の授業中、先生が数学の問題の解説をしているとき、文章問題の途中で複雑な計算式が出てきて、先生が思わず「きもちわるっ」と言っていたのだが、それを見て(僕か友達か、どっちが言ったかは忘れた)「先生、自分のこと言ってんのかな」と言ったのがなぜかツボに突き刺さり、友達と2人で声を殺して死ぬほど笑った。

授業中なので大きな声で笑うと迷惑になってしまう、ゆえに笑いをこらえる必要があり、それで笑いをこらえているお互いを見て余計に笑ってしまった。

(先生のことを侮辱しているわけではありません!あくまで冗談です)

たぶんこの一連の流れをこれから誰かに伝えても(それこそ今これを読んでいる方にとっても)全然面白くないと思う。この笑いは、授業中のあの空気があったからこその笑いなのだ。

可燃性のガスが充満しているところでマッチをこすると、小さいマッチの火でも大爆発が起きるが、そのガスがないところでマッチをこすっても爆発が起きず、小さい火だけがつくのと同じだ。

授業中の、緊迫まではいかないが、決してゆるくはない、あの何とも言えない空気がなければ、これはむしろ『スベる話に分類される

大晦日の大人気番組、ガキ使の『絶対に笑ってはいけない○○24時』も、これと同じ原理だ。『絶対に笑ってはいけない』という特殊な状況・空気が、番組をより一層面白くしているのだろう。

このように、禁止された物事を余計にやってみたくなる行動心理を一般的に『カリギュラ効果』と呼ぶ。

そしてその中でも、『どんなことでも授業中なら死ぬほど面白くなる』というように限定したものを、『授業中効果』と名付けることにする。

(さっきから当たり前のように僕が発見したふうに書いていますが、もし先にこれを発見されていた方がいたら教えてください)

この授業中の法則を使えば、この世の『おもしろ』はもっと面白くなるんじゃないか

どういうことかというと、世界中の『おもしろ』の発信する活動をしているものたち(お笑い芸人、YouTuber、ネタツイートをする人たち...など)は、授業中にその活動をすればいいのだ。

お笑い芸人なら、授業中に教室に入って来て、単独ライブをやれば、『授業中の法則』によって面白さが何倍にも跳ね上がる。普通にネタをやるか、授業中にやるかでは、面白さがはるかに違ってくるだろう。(たとえ笑い声が起きなかったとしても)ほぼ100%ウケる。

YouTuberなら、授業中に生徒の隣に座って撮影すればいい。『周りが真面目に授業を受けている中で、一人だけハイテンションで動画を撮っているやつがいる』という状況が笑いを誘うし、同じ教室にいた生徒は、その撮影していた動画ないしはそのYouTuber本人に興味を持つ可能性が高い。

ネタツイートをする人たちは、学校のパソコンをハッキングして、パソコンとプロジェクターを使っている授業中に、そのパソコンにネタツイートを表示させる。すると、今までの真面目な動画資料あるいはスライドショーが、140文字以下の面白い文章になるので、ギャップにやられてツボに入る確率は決して低くはない。

ただしここで気を付けなければならないのが、文字数制限ギリギリの長めのツイートは避けなければならない、ということだ。表示するツイートは短ければ短いほどいい。

この場合のウケるツイートというのは、『会社で上司が(あるいは自分が上司に)やらかした』などといった系統の、長めのツイートではなく、瞬発力のある短いツイートだ。

画像とそれに一言付け足したようなツイートならばなお良い。じわじわくる面白さでも可だ。

このように、『おもしろ』の発信者たちには、ぜひこの『授業中効果』を使って、面白いコンテンツをどんどん世に生み出していってほしいなと、切に願うばかりだ。


え?現実的に考えて無理に決まってる?


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2020/05/26

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