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デザイナー、職人、リモートワーク

今現在、コロナウイルスの影響によってリモートワークが推奨されています。noteでもリモートオフィスというお題が始まったので、この機会にフリーランスのデザイナーのリモートワークについて話していきます。


そもそもフリーランスはリモートワークですらない。

リモートワークは会社以外での勤務、主に在宅勤務のことを指します。つまり、フリーランスに勤め先はないので、どこで仕事をしようが自由です。

今現在は借りている事務所(コワーク)があるので、そこに通って基本的には作業や仕事をしている感じです。東京のクライアントさんであれば、週一のペースで企業に訪問し、打ち合わせに行き、その内容を元に作業をしていきます。

一方でオンラインベース(whereby、zoom、skype、hangout)で打ち合わせをすることも少なくないです。ただ顔合わせ、工房を見学したり、試作を見たり見せたり、デザインをプレゼンしたりすることも多いので、プロダクトデザイナーは基本的には対面で会うことの方が多いです。


地方の職人さんとの仕事は、基本は遠隔。

定期的に会いにいくようにしていますが、地方の職人さんとの仕事は基本的にはリモートで仕事をしています。商品開発の最中は、週に一度はメールや電話で進捗などを確認しつつ、世間話をしたりしています。

そして月に一度は産地に出張し、直接会いに行き、試作を実際に見たり、工場を見たり、直接話したり、飲んだりしています。

職人さんとのリモートワークで大事なのは、作業中の時間に連絡をしないことです。デザイナーと一緒に仕事をするのは、経営者であることが多いですが、経営者兼職人であることも多いです。つまり、緊急時以外に連絡を頻繁にとっていると、仕事の邪魔になります。

また職人さんの中にはオンラインツールを使わない人も多いので、電話で打ち合わせすることも多くなります。地場産業の仕事、職人さんとの仕事をするデザイナーは相手に合わせていくのが良いかと思います。


最後に

せっかくフリーランスなので、場所や相手に縛られずに仕事をするのが良いかと思います。ただ、柔軟に相手に合わせて仕事をしていくのもフリーランスにとっては大事な能力だったりします。


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