見出し画像

ミッションとバリューは企業カルチャーにどう影響していた?

> 2021年11月14日 テック企業に転職しよう vol.7
> ビズリーチのミッション・バリュー
> スマートニュースのミッション・バリュー
> メルカリのミッション・バリュー
> パーパスって何が違うの?

ども。たいろーです。

先日、僕の初の著書の発売日が、来年2022年1月後半に決まりました。
本当は12月に出したかったのですが、業務に忙殺されて原稿整理の時間がなかなか取れず。。。編集者の方や出版社の方には申し訳ない気持ちです。

今も鋭意原稿作成中な中、このnoteは僕にとって、ある種の息抜き的な雑文置き場になっております。何卒ご了承下さい。

さて、今日は、僕が以前勤務していた、もしくは現在勤務中の企業のミッションやバリューを眺めつつ、そのニュアンスを自分なりに解説しながら味わってみようと思います。

■ ビズリーチのミッション&バリュー

Mission
すべての人が「自分の可能性」を信じられる社会をつくる

Value
価値あることを、正しくやろう
変わり続けるために、学び続ける
お客様の本質的課題解決
その行動で、ブレイクスルー
事業づくりは、仲間づくり

僕が在籍していた2013年〜2016年当時のミッションである「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」とは表現が変わったようですが、本質的なミッションは変わっていません。

このミッションには、創業者である南さんが、まだ一人の転職希望者だった頃に感じた疑問と、それを打ち破っていくんだという決意のニュアンスが強く入っていると思います。

ビズリーチ創業前、転職エージェントに相談してもなかなか希望するような案件を紹介してもらえなかった事から不思議に思い、自ら国内の人材紹介業や転職エージェント業界について調査した結果、個人よりも企業側に寄り添ったビジネスモデルに疑問を頂いたのが、祖業であるビズリーチ立ち上げのきっかけだったからです。

そして、バリューの中でもとりわけビズリーチらしいと思うのは「事業づくりは、仲間づくり」です。事業が主に採用やHR系ということもありますが、僕が勤めてきた会社の中で、ズバ抜けて採用に対する強い思いを持っているのがビズリーチのカルチャーです。

社内では組織横断で常にプロジェクトが動いており、ビズリーチに入社してくれそうな優秀な人材を社員紹介で促していく仕掛けがありました。そして、それが強い企業カルチャーにつながっていたのは明らかでした。

ここから先は

2,065字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?